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パワーストーンについて調べてみた

 ええと、今週は体調激悪で倒れておりましたので、ダイエットは無し。と言うか、食欲がなくて食事が取れなかったり、回復したら、馬鹿食いをしたりと…まあ、通常の生活とは違う生活をしていたので、ダイエットに関しては、今週は…勘弁してください。

 しかし、この体調不良ですが、どうやらバス旅行の時に30分弱、お試しで身に付けたブラックシリカのネックレスが原因だったと思います。このブラックシリカのネックレスは、普通は、5分も身に付けると血行が良くなって、カラダがポカポカするものだそうです。私もその効能を信じて体感してみたかったのですが、私は身に付けるや否や、嫌な感じがして悪寒が走り、5分もしないうちにカラダの芯が冷え、ドンドン寒くなり、30分もしたらグッタリしてしまいました。ネックレスを外しても、体調は戻らず、しばらくは体調は横ばい。翌日から花粉症は出るは、体調は悪化し始めるは、大変な目にあいました。

 体調が悪いのも、いわゆる“バイ菌とかウィルスにやられました”系の症状ではなく[汚い話で申し訳ないけれど、鼻水も痰もキレイなままでした]、あきらかに“生きる力”が弱まっている感じです。たぶん、オカルト的表現をすると“邪気にやられた”系の弱り方…。なにしろ、頭痛はするは、熱は出るは、悪寒はするは、カラダ中が重くてダルいし、食欲は無くなり、食べ物はノドを通らなくなり、水もお茶も飲めない(けれどスポーツ飲料はOK)し、それどころか、カラダが水に触ると、それだけでグタ~としちゃいます。なのに、唾は湧いて湧いて困ってました。

 どうも、ブラックシリカの波動(?)が私に合っていなかったのか、ブラックシリカに邪念が込められていたのか(お試し用のモノだから、こっちの可能性もあります)、あるいはブラックシリカのエネルギーに私が負けたのか、ま、とりあえず、オカルト的な弱り方をしてしまったわけです。

 とりあえず、医者からロキソニンをもらっていた(医者に行ったら「風邪?」って診断でした)ので、それで頭痛と発熱は抑えたものの、スポーツ飲料をガンガン飲んで、おしっこをガンガンして(デトックス~)、後はビタミンBとCを大量摂取(規定量の10倍ぐらい飲みました)をして、少しずつ回復へ向かっていましたが、ハタと思い立って、こぶし大のアメジストの原石を胸に置いて、しばらく横になっていたところ、やっと食欲も回復し(て、すぐにステーキを二枚食べた:笑)、翌日から仕事に行ける様になりました(行っても、すぐに帰って来ちゃったけど:笑)。

 アメジストが効果があった事からも、やっぱり邪気にやられたんだなあ~と思いました。ああ、オカルトな私だなあ(爆)…。ちなみに、アメジストは、私が子どもの頃から使っている守護石です。普段は書斎に置いて、マイルドに部屋の気を浄化してもらってます。

 私は子どもの頃から石が好きで、キレイな鉱物(宝石とは限らない)を集めたりしてました。アメジストはその趣味の流れで私のコレクションにあったわけです。

 昔から、鉱物が持つ不思議な力には何となく気付いていましたが、パワーストーンという言葉については不勉強で、言葉そのものは、最近になって耳にするようになりました。そこで、今回の件もあり、自分なりにパワーストーンについて勉強してみたので、それをここに書いておきます。

 まず『パワーストーンって何?』ってところでしょう。

 ウィキペディアによると「パワーストーンとは、宝石(貴石・半貴石)の中でもある種の特殊な力が宿っていると考えられている石のこと」だそうです。あくまでも『~考えられている』だけの話であって、その力は科学的に証明されているわけではないので、あくまでも“お守り”のようなものと考えるべきものだそうです。さらに言うと「パワーストーン」という言葉自体が和声英語(って事は、諸外国にはそのような言葉[=概念])もないって事ですね。

 まあ、オカルト系やスピリチュアル系のものを、科学で根拠づけるのは難しいですね。ただ、根拠はなくても効果があるわけだから、人々のクチの端に上るわけだけれど、その「効果あり」の状況だって、ケース・バイ・ケースだし、そこに便乗して商売をしている詐欺師(ってか、ビジネスマン?)もたくさんいますからねえ…。そこに新興宗教がからむと、もう目も当てられない状況になるわけで、本物(と信じられるもの)をきちんと探し出して、そこで関わっていく事が肝心なんだろうなあって思います。

 あと、被験者って言うのかな? そちら側の人の資質も肝心だよね。例えば、神社とか教会とかに行って、神様の気配を感じられる人と感じられない人っているじゃない。感じられない人って、そういう方面のアンテナが低いんだと思います。アンテナの低い人は、オカルト系やスピリチュアル系のモノは何の効果もなくて当然で、そういう人にとっては、パワーストーンなんて、ただの石っころなだけだと思います。

 まあ、ベートーヴェンの音楽聞いて、涙流して感動する人もいれば、「うるせーなー!」としか思わない人もいるのと一緒で、パワーストーンの力に影響を受ける人もいれば、「そんな偽科学!」と言い切っちゃう人もいて、当然と言えば当然ですね。

 で、具体的に『パワーストーンって何?』って話になると、とりあえずは水晶でしょう。これが基本みたい。古今東西、水晶ってのは、スピリチュアル系の方には、必須アイテムだもんね。私の守護石のアメジストは紫水晶なわけで、これも水晶です。水晶ってのは、石英、つまり二酸化珪素の固まりで珪酸塩化合物です。ちなみに、ブラックシリカは、和名では黒鉛珪石。つまり珪酸塩化合物です。あと、トルマリンも珪酸塩化合物です。パワーストーンと呼ばれる石の大半は、実は珪酸塩化合物です。この珪酸化合物であるというのが、パワーストーンの一つのポイントなのかもしれません。

 もっとも、世の中にある、宝石や貴石の類って、その大半が珪酸塩化合物なんです。もうちょっというと、火成岩にたいてい含まれている、雲母も珪酸塩化合物です。だから、火成岩そのものが、多かれ少なかれ、珪酸塩化合物、またはそれを含むものが、パワーストーンのようなモノと言えます。

 さらに、珪酸塩化合物って事で言えば、金魚の砂利としてよく使われる麦飯石[ばくはんせき]も珪酸塩化合物だし、川砂、海砂などにも珪酸塩化合物は含まれているし…結構、身近に珪酸塩化合物があったりします。

 さらにさらに、CPUの材料であるシリコンや、パソコンに大量に使われている半導体系の部品も珪酸塩化合物が主材料だし、セラミックと言われるものにも珪酸塩化合物はたくさんあるし、何と言っても、実はガラスも珪酸塩化合物(笑)。

 宝石系の珪酸塩化合物がパワーストーンとして持ち上げられるけれど、CPUや半導体やガラスだって珪酸塩化合物だけれど、これらはパワーストーンとして扱われる事はないわけで、こういう所が「パワーストーンって、いかがわしい…」って思われるところなんだろうなあ。

 結局、宝石や貴石を売りつける、新たな商売のやり方…と思われても仕方のない部分は、現状のパワーストーン界にはあるようです。

 ガラスやシリコンなんかがパワーストーン扱いされないのは、そんなものを売っても、ちっとも儲からないからでしょう。でも、ガラスやシリコンだって、パワーストーンとして使えそうな気がするけれど…。それとも私には分からないだけで、ガラスやシリコンやセラミックなどの人工物では、パワーストーンとしてダメな理由が…あるのかも?

 例えば、ガラスは珪酸塩化合物だけど、半導体ではなく、絶縁体だもんね。その辺りががダメなのかな? 逆に、珪酸塩化合物じゃないけれど、ゲルマニウムなんかは半導体素材として使われるくらいだから、パワーストーン扱いして良いのかもね。
 
 
 次に『パワーストーンの効能』って事になりますが、ググってみると、パワーストーンって、色々な役にたちようです。恋愛成就とか家内安全とか精神安定とかダイエットとか金運上昇とか…何にでも効くみたい(笑)。でも、パワーストーンの本質が珪酸塩化合物(つまり半導体素材)であるなら、これらの化合物は電気を始めとするエネルギーを溜め込んだり放出したりという働き(トランジスタやダイオードが顕著だね)はあるけれど、おそらくそれだけの話です。

 ただ、石の種類によって色が違うわけで、色って電磁波である光の、どの周波数のエネルギーをよく通し、どの周波数のエネルギーを溜め込んでしまうかという性質によって作られるものだから、石(の色)によって、ある種のエネルギーは溜め込み、ある種のエネルギーは増幅し…という事がないとは言い切れません(でも大した違いじゃないかな?)。

 でも、パワーストーンの効能って事になると…やっぱり、色々と無理があるような気がするなあ。例えば、恋愛成就なら、パワーストーンよりも、縁結びの神様にお願いした方が効果あるんじゃない。いや、それよりも「当たって砕けろ!」の精神力の方が必要か(笑)。
 
 
 で、『パワーストーンの使い方』って事になるけれど、パワーストーンはある種のエネルギーの蓄電池のようなものと考えると良いかな…ってのが、私の理解です。だから、パワーストーンの使用にあたっては、中をきれいにする“浄化”作業と、そこに気とか念とかのエネルギーをいれる“充填”作業の二つが必要となるかな? 

 市販のパワーストーンのアクセサリを買ってきても、それは中が汚れたカラのペットボトルを買ったのと同じで、まずは中味をきれいにして、そこに自分にとって必要なものを入れないといけない…かなって思います。そのあたりの事も、あっちこっちのパワーストーン系のサイトに書かれているのですが、この理屈は、私にも分かります。

 で、パワーストーンの浄化方法だけれど、石によって違うらしいけれど、一般的には、パワーストーンの親玉である水晶によって浄化する方法と、流水に浸して浄化する方法と、日光や月光にさらしての天火干しで浄化する方法などがあるようです。どれもこれも何となく分かります。

 で、浄化してキレイになったパワーストーンに、気とか念とかを入れるわけだけれど、ここが厄介なところだと思います。と言うのも…誰でも気とか念とかは持っているけれど、これの放出の訓練を受けている人なんて、ほとんどいないし、訓練をした人でも、得意な人と苦手な人がいるわけで、この作業ばかりは、気とか念の放出が得意な人に頼むしかない…かなって、私は思います。だから、ここが、パワーストーンの取り扱いで、一番厄介な部分かもしれません。

 私は、昔、その手の師匠(と言っても、立派な心理学者さん)がいて、ちょっとそういう方面の訓練をした事があります(ま、遊びの範疇ですけど…)が、結局、あまり上手にはなれませんでした。そうなると、私の場合、やはりこの手の作業は、こういうのが得意な人(気功師さんとか魔女さんとか霊媒師さんとか)にお願いするのが近道かな…と思います。ただ、この手の人の中には、ニセモノも大勢いるし、本物さんは案外看板を出していなかったりするわけで…厄介だよねえ。だったら「自分でやっちゃえ~」っていう選択肢もないわけですが、気の放出の仕方も知らない人は…まず自分でやるのは無理だと思います。結局、他人頼みになるわけで…ああ、面倒くさい。

 …気を充填してから出荷してます……なんて言う販売業者さんもいるけれど、気の充填って確認できないわけだし、どこまで信用していいんだろ?

 さて次は肝心の入手方法ですね。市販品をお求めの方は、アクセサリー屋か宝飾店に行きましょう。そういうところにパワーストーンを用いた商品が用意されています。

 自作する人/したい人も少なからずいるわけで、そういう人はどうしましょうって事ですが、私が解説するよりも、もっと上手に解説してあるページが、ネットにはいくらでもあるので、そっちを見た方が良いかも(笑)。パワーストーンの購入方法から、実際のブレスレットやネックレスの製作方法まで、綿密に解説しているページがたくさんありますよ。基本的な製作テクについては、ビーズでアクセサリーを作ると、全く同じです(爆)。
 
 
 で、最後に『パワーストーンに関する私の雑感』となるけれど、ううむ、パワーストーンそのものには、効果はあると思うのだけれど、万人向けかと言うと、たぶん違うような気がします。私は多少なりとも霊媒体質だし、帯電体質(たぶん、ここ重要!)なので、パワーストーンの影響を受けやすいと思うけれど、中には私とは真逆な体質の人も大勢いるわけだし、そういう人にはパワーストーンなんて、ただの石ころなんだと思う。

 結局「鰯の頭も信心から」だし「信じるものは救われる」って事なんだと思うよ。だから、パワーストーンにすがる人もいてOKだし、実際に効果があるなら、それでいいんじゃないかなって思います。自分には効果がないからと言って、馬鹿にするのは、教養人のやる事じゃないと思います。

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コメント

  1. おぷー より:

    金髪水晶の腕輪を身に付けてますが、これを付けて友人や
    センパイと食事をすると、思いがけず奢られる事が多いです。
    石の力でしょうかね?

  2. すとん より:

    おぷーさん

     金髪水晶と言うのを知らなかったのでググってみましたら、キレイな石ですね。

     金髪水晶を身に付けていると奢られ易い? 真実は誰にも分かりませんが、おぷーさんがそう思うなら、それでいいんじゃないですか? 少なくとも私の中には「金髪水晶は金運に恵まれるのかも…」という情報がインプットされました。何が原因であれ、運気上昇はうれしいではないですか?

  3. おぷー より:

    ちなみに、金色とか、黄色の財布を持つと金持ちになる、と言うのも
    信じてやってみましたが、これはウソだと分かりました。
    お金に羽が生えて飛んでいくのは、変わらなかったです。[E:catface]

  4. すとん より:

    おぷーさん

    >金色とか、黄色の財布を持つと金持ちになる、と言うのも信じてやってみましたが、これはウソだと分かりました。

     でしょうね。ウチの妻も黄色い財布を使ってますが、一向にお金持ちになった実感がありません。だいたい、黄色ってゴールドのイメージなんでしょうが、今の世の中は、金本位制とかじゃないですから、ゴールドで経済なんて、イメージが古いんでしょうね。

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