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夏と冬、どっちが好き?[2012年1月第4週・通算3週]

体重:102.6kg[+0.7kg:-0.5kg]
体脂肪率:30.4%[-0.4%:-0.5%]
BMI:32.4[+0.2:-0.2]
体脂肪質量:31.2kg[-0.2kg:-0.7kg]
腹囲:100.0cm[+0.5cm:+1.5cm]
     [先週との差:2012年当初との差]

 ダイエット的には横ばいって感じです。早くお正月太りを解消したいのですが、冬って、太りやすくヤセにくい季節なんだよなあ…、ああ、憂鬱。

 さて、今週のエッセイですが…つまり『暑い季節と寒い季節とどっちが好きですか?』あるいは『暑さと寒さ、我慢できるのはどっち?』という企画です。

 で、私は……秋が好きです(笑)。いやあ~、やっぱり、暑い夏も、寒い冬も、苦手だし、春は花粉症で苦しむので、花粉がなくて、適温(気温が20度前後)の秋が好きなんです。だから昨年のように、夏からいきなり冬になってしまうと、とても悲しい私です。

 ま、私のワガママは横において、標題に戻って、究極の選択かもしれませんが、『夏と冬』のどちらかを選ばなければいけないとするなら……私は、冬かな。

 もちろん、ここで比較対象となっているのは、夏も冬も、そこそこの暑さ寒さという前提です。具体的に言うと、夏はいくら暑くても、せいぜい35度までで、体温よりは暑くならないという制限付きですし、冬も水道管が凍ってしまう氷点下にはならないという制限を付けさせてください。と言うか、私が住んでいる湘南地方では、夏がいくら暑くても35度を超える事はほとんど無いですし、冬がいくら寒くても氷点下になる事なんて滅多にないのです、私の生活の中での、暑さ寒さというのが、この範囲内なんです。ですから、その範囲内の寒さ暑さと言う意味なら、寒さの方がマシなので、冬をチョイスしたい私です。

 だってね、いくら寒いと言っても、気温が氷点下にならないのであれば、下着の重ね着とか、暖かいコートとか、毛糸の帽子や手袋、使い捨てカイロとかで、なんとか寒さを乗り切れそうな気がするんです。どうしても寒ければ、運動して体温を上げて、寒さに対応するって手だってあるわけです。

 一方、いくら体温よりは低い温度と言え、気温が30度を越えれば、どうやったって汗まみれにならざるをえないじゃないですか? 汗まみれって、かなり不快です。それに汗ダラダラの状態で冷房の利いた部屋に入ると風邪ひくし…。夜の気温が30度超えると、かなり寝苦しいし、睡眠不足にだってなります。そう考えると「寒けりゃ服を着ればいいけれど、暑いからと言っても、脱ぐ服には限界があるし、裸になったって暑い時は暑い」ので、冬をチョイスします。つまり、せいぜい真冬で0度前後まで、真夏で35度前後までの環境なら「夏と冬なら、冬の方が好き」って結論です。

 以上のチョイスは、私が住んでいる湘南地方の暑さ寒さを基準に、モノを考えた場合の話です。

 湘南って温暖な気候の土地ですから、余所の地域にはもっと激しい環境の場所もあるわけです。例えば、夏の気温が体温よりも高い場所、具体的には気温が40度を簡単に超えちゃう灼熱の地域とか、冬の気温が常に冷蔵庫よりも低い極寒の地域とかね。そうなると話はまた別です。

 灼熱と極寒とどっちを選ぶのか? と尋ねられると……灼熱かな? もちろん、気温が40度を越えると、たまらないでしょうね。この温度になると、汗をかいても、かいたそばから蒸発してしまうので、私が嫌いな“汗まみれ”状態は回避できます。しかし熱中症の危険性はかなり高くなりますから、水分補給はマメにやらないとダメですし、直射日光も殺人的でしょうから、直接日射しに当たる事は避けないといけません。でも、この二点にさえ注意していれば、かなり体は参ってしまうかもしれないけれど、まあ何とか生きていく事はできると思います。

 実際、最高気温が40度越えの常夏の地域では、そこに住んでいる人も動物も虫も、むしろ元気なくらいですから、人間は暑さに適応して生きていくことができるのだと思います。

 一方、極寒の地は…寒いよねえ。寒いだけでなく、あっちこっちが凍るでしょう。寒いのもつらいけれど、あっちこっちが凍るのは大変だよね。地面が凍れば道路も凍るでしょ。水が凍れば水道管だって凍るし、水蒸気だって凍っちゃうから空気は乾燥しちゃうだろうし、家のドアも窓も凍っちゃうし、家の外にあるものは、とりあえず何でも凍っちゃうでしょ。

 あと、寒いと雪が降るでしょ。雪は見ている分にはキレイだけれど、雪に降り込められると世界が閉ざされるわけで、雪に閉ざされた生活は不便だろうし、雪かき(雪おろし)は…重労働だよね。

 いくら寒くても暖房を入れればいいじゃん…って言う人もいるだろうけれど、そりゃあ暖房が入っている時はいいけれど、すべての場所で、すべての時間で、いつも暖房が入っていてポカポカしているわけじゃなくて、どうしたって、寒い場所や寒い時間があるわけでしょ。

 気温が氷点下になったからと言って、すぐに凍傷になったり凍死をしたりする事はないだろうけれど、体温を維持するために、体はかなり頑張んないといけないわけで、灼熱の暑さに耐えるよりも、極寒の寒さに耐える方が、体の負担は大きな気がします。

 なので、中途半端な暑さ寒さなら、寒さをチョイスする私ですが、灼熱と極寒の両極端でのチョイスなら、不承不承、灼熱をチョイスする私です。つまり“真夏の沖縄”と“真冬の北海道”なら“真夏の沖縄”をチョイスする私でございます。北海道の皆さん、ごめんなさい…です。

 皆さんは、夏と冬、どちらがお好きですか? やっぱり私は、気候が温暖な湘南地方から離れて暮らせません。

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コメント

  1. 河童 より:

    なかなか決着のつかない議論ですけどおもしろいですね。
    猛暑の地に生まれ極寒の地に住む現在は(ちょっと誇張ですが)、日常生活としては夏の方が楽かもしれません。
    今朝も室温0度に下がっていますが、室内では不自由は感じませんし外の寒さも慣れます。ただ雪片付けはうんざりですし、歩道がなくなり通が狭くなります。
    夏は盆地で猛暑となります(夜は少し涼しいですけど)。でも外で出来ることが圧倒的に多いですよね。つまり生活空間のひろがりが圧倒的に違うわけです。
    じゃあどちらを選ぶとなれば、雪が少なければ極寒の方が耐え易いですね。防寒具を付ければいくらでも動き回れます。しかし暑いときは裸でもぐったりしているしかありません。
    話はそれますが冷房は暖房よりエネルギー効率が悪いんですよね。

    今の季節、部屋の空気は暖房ですぐに暖まりますが家具やら本などはそのままです。
    フルートを持つと「氷の笛」ですよ~! これって意外と冴えた音します。

  2. すとん より:

    河童さん

    >生活空間のひろがりが圧倒的に違うわけです。

     これは大きいかもしれません。やはり“雪”って奴がネックになるわけですね。しかし、室温が0度ですか? だから暖房を焚くんでしょうが…ちょっと想像できません。 うお~、寒そうだ。

    >今の季節、部屋の空気は暖房ですぐに暖まりますが家具やら本などはそのままです。フルートを持つと「氷の笛」ですよ~!

     そうそう、フルートってヒャッとするんですよ。河童さんほどではないけれど、私も冬のレッスンでは、お教室に向かうため徒歩で移動するのですが、たいてい、お教室に着くや否やフルートを組み立てる事が多いです。待ち時間があれば、その間にフルートをしっかり暖めますが、そうでない時は、いきなりフルートを吹くわけで、そんな時は、クチビルがヒャッとします。そんな時は、ちょっぴりドキってします。

  3. 音羽 響 より:

    私も湘南の外れに住んでいるので、すとんさんと同意見です。ただ、究極な選択は極寒を選びます(北海道派)。夏ってもう本当に嫌いです。気温も人間も植物も、全てがうるさく感じます。暑い・暑苦しい・ビビッドな色… うるさいです…
    冬は風景も生活も淋しいですが、その淋しさが美しいと感じます。静かですし(笑)
    やっぱり秋が一番好きです。それも11月くらいが大好きです

  4. すとん より:

    音羽響さん

     『夏はうるさく、冬は静か』とは、そう言われてみれば、確かにそうですね。夏って猥雑で生命力に富み、冬って静寂でしんみりしているイメージですね。そういう感覚を、ちょっと忘れていました。思い出させてくれて、感謝です。

     ただ、冬も、決して物静かなばかりで無いような気がします。このあたりは、実際に、極寒の地に住んでいる人でないと、分からない事があると思いますが、私が思うだけでも、吹雪って、たぶんすごいんじゃないかな?って思います。

     まあ、であっても、夏の喧騒さとは比較にならないでしょうけれど(笑)。

     夏の暑さは人を享楽的にさせ、冬の寒さは我慢強い人格形成を促す…のでしょうね。気候が人に性格形成に大きな影響を与えるからこそ、お国柄ってやつが生まれる…のかな? なんか、そんな気がします。

  5. もり より:

    東京に住んでいた頃は夏が大嫌いでした。汗っかきのくせに肌が弱くてその上クーラーが苦手、体力がないので夏バテして毎年必ず夏痩せしてました。夏ほど辛い時期はなかったです。
    ドイツに来てからは夏が好きになりました。東京みたいにじっとりした暑さもたまにありますけど、長続きしないんです。せいぜい1週間くらい。大体において、夏でも天気の良い日が少ないし、冬の暗さ・夜の長さが半端ではないので、太陽が出るともうそれだけでウキウキします。ヨーロッパの人って、ちょっと暖かくなるとすぐに日向で水着で寝そべっているんですが、その気持ちが分かるようになりました(爆
    でもやっぱり冬も好きです。冬の朝のキリッと引き締まった冷たい空気と音まで凍っているような静けさが好きです。

  6. 河童 より:

    夕刻に急用で仕事に行ってきましたが、途中は地吹雪で気温-5℃でした。
    明日の朝に晴れて朝日が射すと厳かという表現があてはまるほどきれいな雪景色になります。
    もし電気・ガスなどがない生活だと厳しいですね。昨年の地震が12月だったらもっと悲惨でした。

  7. 椎茸 より:

    東京生まれの東京育ちで、3年間新潟県の長岡市(大雪)で暮らしたことがあります。
    そんな自分は、断然「冬」派です。
    東京も長岡も、夏はとにかく蒸し暑くて……頭が痛くなります。
    食べ物も冬のほうがおいしいです!

    毎年、夏が終わり秋が始まりかけると、生きる活力を取り戻します(笑)

  8. すとん より:

    もりさん

     ドイツは…北海道よりもずっと北に位置する地域ですよね。太陽が、日本よりもずっとフレンドリーなんでしょうね。日本の夏の太陽は、暴力過ぎますから(笑)。日本も、もう少し陽差しが優しかったら、夏を好む人が増えると思いますよ。

    >冬の朝のキリッと引き締まった冷たい空気と音まで凍っているような静けさが好きです。

     やはり、冬を好む人は、冬の静けさを好むのですね。確かに、冬の静けさは、なかなか良いものだと私も思います。

  9. すとん より:

    河童さん

     気温が-5度でしたか。私には想像できませんが、さぞ、お寒かった事でしょう。

     地吹雪という言葉は初耳でしたので、ググってしまいましたが、強風で地面に降り積もっていた雪が再び空中に舞い上がって吹雪状態になる事なんですね。雪も滅多に降らない地域に住んでいる私にとっては、地吹雪は、想像すらできません。

    >明日の朝に晴れて朝日が射すと厳かという表現があてはまるほどきれいな雪景色になります。

     この光景は、私にも想像できます。確かに雪景色でないと表現できない厳かな朝というのは、確かに存在すると思います。

    >昨年の地震が12月だったらもっと悲惨でした。

     ほんと、三月だったのが、不幸中の幸いだったと思います。もちろん、地震は天災ですから、やむを得ない部分はありますが、原発事故は明らかな人災です。あの事故を天災扱いにして、うやむやにしてしまう事は、絶対にしてはいけない事だと思ってます。

     電気・ガスなど、エネルギーは諸刃の刃ですが、これを使いこなしてこその“文明社会”です。これらのエネルギーとうまく共存し利用できるように、私たちの知恵を集めていきたいものです。

  10. すとん より:

    椎茸さん

     新潟に限らず、米どころと言われている場所は、いくら北国であっても、夏は酷暑ですね。私も妻の身内が新潟にいますので、たまに行きますが、夏の新潟は湘南の比ではなく、酷暑酷暑です。新潟の冬は…雪が積もっているので、近寄れない私ですのでコメントできません(情けなくてごめんなさい:笑)。

    >食べ物も冬のほうがおいしいです!

     うん、それは私もそう思います。寒い冬に温かいものをいただくのが良いですね。特に、秋から冬にかけては、何を食べても美味しくて困ります。

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