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[今頃ですが]iPhone4を買いました[2011年5月第5週・通算16週]

体重:100.6kg[+1.0kg:+0.2kg]
体脂肪率:30.1%[+0.1%:-0.1%]
BMI:31.8[+0.4:+0.1]
体脂肪質量:29.9kg[+0.1kg:-0.5kg]
腹囲:97.0cm[+-0.0cm:-0.5cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 ゴールデン・ウィークやら、ラ・フォル・ジュルネとかあって、ダイエット記事をアップしていませんでしたが、あれれ…いつの間にか、体重が100㎏オーバーしてますね(ヤバい:汗)。とにかく、7月になったら、やせようと思いますので、しばらく体重は横ばいになるかもしれないけれど、勘弁してください。とにかく、六月は仕事が忙しくて、ダイエットをしたら、倒れちゃうかもしれないので、待っててね(って、誰に言っている?)。

 ダイエット記事も久しぶりなら、エッセイをアップするのも久しぶりです。

 私はよく知らないのですが、どうやら、私の携帯電話の契約は二年縛りだそうで、二年間は何があろうが現在の機種を使い続けないといけないそうなのです。と言うか、二年たったら、新しい機種に変更する約束というか…まあ、そんな感じの契約らしいのです(本当に私は良く知らないのです)。

 で、先日、この度の二年縛りのお勤めが解けて、機種変更の時期がやってきたらしいのです。それで、先日来「iPhone、欲しー!」と騒いでいた私の事を知っていた妻が、調べてくれて、今回の機種変更ではポイント(ってなんですか?)が溜まっているので、iPhoneに無料で変更できると、うれしい事を言うじゃないですか? ラッキーです。

 え? 今頃、iPhone? だって4でしょ、5じゃなくていいの?

 そんな声が聞こえるような気がします。確かに、iPhone4は発売されて、だいぶ経った機種です。風の噂では、そろそろ次のiPhone5が出るとか出ないとか…。でも、それを待たずに、iPhone4を購入しちゃった私です。

 だってサ、本当に近日中にiPhone5が発売されると決まったわけじゃないでしょ。

 東北の工場が被災して、世界的に電子部品が不足気味で、色々なIT系製品の製造がスピードダウンしているわけだし、中国でアップル系の工場が爆発したらしいし…。

 仮に明日、iPhone5がアメリカで発売って事になったとしても、iPhone4の時がそうだったけれど、日本はそこから数カ月ほど発売が遅れるわけでしょ。…それに、iPhone4だって、つい最近、ホワイトモデルが出たばかりで、まだまだなんじゃないの?

 そんなこんなで、iPhone5の発売を待っていたら、いつ入手できるか分からないし、「欲しい時が買い時」というのがIT系ガジェットに関する基本ルールな私ですから、さっさと購入しちゃいました。

 ちなみに私は漆黒のiPhoneを購入しました。妻は純白のiPhoneです。

 実は私「iPhoneが欲しい!」と言い出したのは、つい最近の事で、それまではiPhoneは全く眼中にありませんでした。

 「電話なんて、かけれられればいいじゃん」と言うのが、私の思想でして、だから携帯電話を持っていても、今までは、電話とショートメールしか使ってませんでした。それも相手は、ほぼ妻オンリーです。ワンセグ機能が付いていてもワンセグ見ないし、ネットが使えてもネットを使わないし、カメラが付いてても写真は取らないし…という体たらく。基本的に、モバイルコンピューティングって奴に興味がない人でした。

 だって、モバイル機って、小さくて使いづらいジャン。結局、携帯電話が高性能な事は知っていても、あんな小さいボタンをチマチマ触るのがイヤだったんです。文章を入力するのに、ボタン連打するなんて、アホらしくて(ごめん)できなかったんです。

 私、小さなモノって、基本的に、嫌いなんです。「大きいことはいい事だ!」と心の底から思っている人間です。いや、それでも、ある程度の小ささまでなら甘受しますが、限度を越えた小さなモノって、ダメなんです。だから、電卓も卓上タイプのモノしか使わないし、本も文庫本は読みません。携帯電話を持っていても、公衆電話とか、普段は家に置いてあるファックス電話の方が好きだったりします。

 私の基準では、今の日本の携帯電話は、どれもこれも小さすぎます。だから、携帯電話は持っていて、あんまりに小さいので、正直なところ、使いたくないのです。iPhoneも当初は携帯電話の一種だと思っていたので、小さなボタンを連打しないと使えないモノだと思い込んでいたので、気にもしていなかったのですが…。実はiPhoneって、そんなに小さくないんですよね。本体も、携帯家電にしちゃあゴツイいし、タッチパネルに現れる各種ボタンって、案外、大きいんですよ。

 考えてみれば、iPhoneって、アメリカ人向けに作られたマシンでしょ。図体ばかり大きくて不器用なアメリカ人(ごめんなさい)が快適に使用できるように設計されているんだから、小さすぎて使いづらいなんて事、あるはずないんです。その事に気付いたのが、割と最近。これでiPhoneに多少の関心を持つようになりました。

 実は私、これで、マンマシン・インターフェースって奴にこだわる奴なんです。

 iPhoneに関心を持っても、欲しいとはすぐに思えなかったのは、文字入力の方式に疑問を持っていたからです。

 私は、パソコンでは、日本語入力を“親指シフト入力”で行っています。

 ご存じの通り、私はパソコンの中では、かなり饒舌な人間です。そんな私ですが、元々はローマ字入力をしていたのです。でも、思考の速度について来れないローマ字入力の、あまりの“かったるさ”に嫌になってしまった上に、入力量がかなり多めな私は、ローマ字入力をし続ける事で、次第に手が壊れ始めて(腱鞘炎になりかけていたんだと思う)、このままだと、取り返しがつかない事になる…と思って、ある日、健康に良いと言われた親指シフト入力に変更した人なんです。

 だから、親指シフト入力は気に入ってますよ。口で話すよりも高速で入力できるので、キー入力に関するストレスはあまり溜まりませんね。手にもやさしいので、どれだけキーを打っていても、腱鞘炎の影すら見えません。幸せに日々を過ごしています。

 そんな私なので、どうにもこうにも我慢ならないのは、携帯電話での文字入力って奴。

 携帯電話では親指シフトは使えません(当たり前)。マウスも使えません。携帯電話での文字入力は、基本的に“携帯入力”と言う奴で「お」を入力したければ「あ」ボタンを5回連打する入力方式なわけです。「ぉ」だったら10回も連打するんだよ、一文字入力するのに、一体平均でどれだけボタンを連打しなきゃいけないわけ? 一文字入力するのにキーを二つ打たなきゃいけないローマ字入力が嫌だった私に、そんな携帯入力が我慢できるはずがありません。

 私は、iPhoneも携帯電話の一種なんだから、当然、日本語入力は、携帯入力でしかできないものと思い込んでいました。

 ところが、iPhoneは違ったんです。iPhoneの日本語入力は(携帯入力もできるけれど)携帯入力しかできないわけじゃなかったんです。

 ある日、キング先生が、iPhone自慢の時に、フリック入力というのを見せてくれたんですよ。私、それを見た時に「おおっ」て思いました。携帯入力では日本語を入力する気にはなれないけれど、今見たフリック入力なら、いけるかも…。だって、フリックなら、基本的に一文字入力するのに必要な動作はワンアクションでしょ。キーを叩くか、キーを方向を変えて横に飛ばす(ような)動作をすればOK。これだけで、基本的な入力はできます。まあ、濁音とか拗音はちょっと違うけれど、そこは勘弁してあげる事にします。うん、フリックなら、親指シフトほどではないけれど、携帯入力はもちろん、おそらくローマ字入力よりも素早く快適に日本語入力ができそう。こいつに私のハートは射抜かれました。

 ところが、最近のスマートフォンの販売シェア的な話をすると、日本におけるiPhoneの天下は、どうやら終わり、今はアンドロイドの方が売れているんです。勢力拡大中のアンドロイドとシェアを落としまくりのiPhoneって感じですか? 「勝ち馬に乗れ!」と言うのがIT系の定石ですから、これからスマホを買うならアンドロイド携帯でしょう、iPhoneを購入するのは馬鹿?って事になります。

 なので、iPhoneだけでなく、アンドロイド携帯の購入も、実は検討したんです。だって私の場合、iPhoneに機種変更しても無料だけれど、アンドロイド携帯に機種変更しても無料なんだもん。同じ無料なら、良い方を選択しないと…ね。(2011年6月1日追記:実はこの部分は間違いだと妻から指摘されました。と言うのも、iPhoneとアンドロイドでは、値引きとかポイントの使い方とか料金体系とかモロモロが違っていて、iPhoneならタダな私ですが、アンドロイドでは決してタダではなく、むしろ機種によっては、従来型の携帯よりも高額な費用負担になる事もあるそうです)

 で、調べて分かったのですが、アンドロイド携帯って、私の危惧どおり、日本語入力方式は、いわゆる“携帯入力”なんですよ。標準ではフリックには対応していません。

 どうやら、アンドロイド携帯の方が、機械的な性能は高いらしいですし、色々とかゆい所に手が届くような機能が満載らしいのですが、フリックに標準では未対応なんです。もちろん、アンドロイドにもフルック入力が使えるような裏技とかアプリとかあるんでしょうが、文字入力なんていう基本的な機能に関する事が標準でフォローされていないなんて、イヤだな。

 そんなこんなで、結局、フリック入力が決め手になって、iPhoneを購入しちゃった私です。

 携帯電話の時は、電話とショートメール以外には携帯を使わなかった私ですが、iPhoneはイジリ倒してますよ。いやあ~、iPhoneって、時間泥棒ですね。

 とりあえず、今は、フリックの練習に邁進しています。フリックに習熟したら、かなりiPhoneが便利に使えそう…。それと、意外なほどに、iPhoneでネットに接続してます。iPhoneは携帯サイトは見れませんが、元々携帯サイトという場所に行った事がない私です。私にとって、ネットとは、いわゆる“インターネット”の世界の事だし、普通の携帯では、そこに行くのは色々と面倒だったり制約があったりしますが、iPhoneなら、そこに行けるし、Flashを使用しているページ以外は普通に楽しめます。画面がちょっとばかり小さいのを我慢すれど、いつも出かけている、おなじみのネットの世界に行けるんだから、こりゃあ便利です。

 そうそう、ネットブラウジング以外にも、私のiPhoneは、電子辞典としても活躍してます。こんな小さな端末なのに、百科事典・国語辞典・英語辞典・イタリア語辞典が使い放題なんですよ、素晴らしすぎるワ。それに新聞だって朝刊が毎朝iPhoneの中に配達されるのは気持ちいいわぁ~ん。あ、もち、ゲーム機としても、活躍してます(笑)。

 とにかく、マニュアルが付いてません(ネットのサイトに行って読むらしい)ので、ヤマカンだけで使ってますが、結構使えますし、おもしろいです。たぶん、この一週間で、すでに前の携帯電話の総使用時間数よりも、多くの時間、iPhoneで遊んでいるかもしれません(ないない!)。

 ま、つまり、私は“iPhoneにはまりました”って事です。

 エッセイと言うよりも、報告ですね、これ。

コメント

  1. おぷー より:

    日本の携帯って小さいので使いにくそう、と思っていたら、
    やっぱり同じ意見の方がおられて良かったです。
    日本の携帯ショップで、私の携帯(Nokiaのタッチパネルのヤツ)
    を見せたら、「これカッコイイ!ぼく、こっちの方が良いです!」って
    店員の人に言われてしまいましたもん。
    この子は、水没してしまったので、今は、サムスンの携帯ですが、
    日本語は勿論使えないので、日本語をローマ字打ちして、
    日本人の友人にメッセを送ります。
    大分慣れましたが、確かに面倒な入力ですね。

  2. kan-nazuki より:

    フリック入力、確かに慣れると便利ですね。
    電車の中でフリック入力を普通に使って超高速でメールを書いている女性を見て、初めてその凄さが分かりました。

    だた日本語を入力するときはフリック入力で問題なくても、英数字を入力するときはQWERTYキーボードをつかってしまうなぁ。

  3. すとん より:

    >おぷーさん

     たぶん、日本の携帯って、若い女性向きに開発されているんだと思います。彼女たちは、かわいくて小さいものが好きですからね。おまけに、ルックス優先ですから、多少の不便さは我慢しちゃうという特性も持っています。その上に、携帯開発者(つまり理系男子)たちが、小型化&高機能化という目標を掲げて開発に励んできて、こちらも使いやすさとかマンマシン・インターフェースとかを軽視しがちなんです。それでできあがったのが、現在の日本の携帯なんです。いわゆる“ガラパゴス”携帯という奴で、世界的に見ると、かなり異形なものに進化しちゃったらしいですね。

     ノキアの携帯は、日本(の関東地方でも)でも一瞬だけ発売された事がありました。あの時は「これ、カッコいいなあ、欲しいなあ…」と思いましたが、機種変更の壁に阻まれているうちに、ノキアが日本市場から撤退しちゃって購入できなかったという思い出があります。

     海外の携帯だと、確かに日本語が使えない不自由さがありますね。アルファベットを打てばそれで済むヨーロッパ系の言語と違って、日本語をIT系のマシンで使うには、色々な事が必要なんでしょうね。…いっそ、日本で携帯購入して、SIM交換して、そっちで使ってみるとか…って、そんなに簡単にはいかないか。

  4. すとん より:

    >kan-nazukiさん

     英数字を入れる時は、今のところ、私もQWERTYを入力しています。ただし、少しでも入力しやすいように、画面を横に倒して、キーボードのサイズを大きくして行っています。

     英数字でもフリック入力はできますし、iPhoneではそっちが標準みたいなので、たぶん、英数字でもフリックの方が快適なんでしょうが、それを新しく覚え直すのが、ちょっと面倒かな?って私は思います。それにQWERTY配列は、きちんと頭に入っているから、QWERTY配列でも、それほど不便感じていないですし…、でも、もう少しキーボードのサイズが大きいと、ミスタッチが減って、うれしいなあと思います。

  5. キングz より:

    iPhoneおめでとうございます( ´ ▽ ` )ノ

    ゲームも重要ですよね(^∇^)

    そそのかした甲斐がありました(笑)

  6. すとん より:

    >キング先生

     はい、そそのかしてくださって感謝です。今、私は、幸せです。

     ゲーム、大切ですね。今はフリック系のゲームをしてますが、iPhoneには知育系のゲームが多いので、やがてはそっち系のゲームとかしようかなって思ってます。例えば…音感系のゲームとか(笑)。

  7. だりあ より:

    ジマンではありませんが、私の携帯は、ドコモらくらくホ~ンで~す(本人も大笑いです)。
    これまで機種を取り替えたいなど思ったこともありませんが、すとんさんの新携帯の入力方法をユーチューブで見て、ちょっと心が動きました。はねる方向で文字が決まるなんて楽しそうですね。トトトトト、と通り過ぎてしまう恐れがありませんね。

    「戻る」をちょっとでも長押しすると全部がパッと消えてしまう・・そのむなしさが、またたまりません。まあただ私がドジなだけなんですが。

  8. すとん より:

    >だりあさん

     らくらくホンはいいですね、本当にいい携帯だと思いますよ。使い勝手というのを良く考えていると思います。私も、そんな感じの携帯に乗り換えたいなあと思った事がありますから…。

     私の場合は、妻とおそろいの電話を使う事にしていますので、その手の携帯には絶対にならないのです。と言うのも、彼女は基本的に、高機能携帯が好きだし、使いこなしているからです。ちなみに、なぜ妻とおそろいの電話にしているかと言うと…同じなら、使い方が分からない時に尋ねられるでしょ? 私は携帯音痴だけれど、妻は携帯ツウなんで、そこは頼りにしているわけです。

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