退職して以来、旅行づいている私です。体力とお金があるうちに遊ばなきゃ!と思っています。
旅行に行くと、宿泊します。旅館とかホテルとかで夕食を食べることになりますが、そこでの食事に物申したい気分なのです。と言うのも、日本の大概の旅館(含むホテル)の夕食って、昭和の時代から、何も変わっていないからです。いいかげん、時代に合わせてアップグレードしろよって気分です。
まず「センスが古い」のです。だって、どこに行っても“会席料理”なんだよ。昭和の社員旅行のメシじゃないんだよぉ。
我々もそうだけれど、今の旅行って、個人旅行が中心でしょ? 夫婦や友達連れ、家族で旅行…ってのが大半じゃん。そんな客相手に、団体旅行客向け(それも昭和のオヤジ向け)の食事を出して、どーするの?
会席料理じゃダメだなって思う点はいくつかあるのだけれど、まず飲酒が前提だという事。今どき、夕食時にメシを食わずに酒ばかり飲むような人って、いるにはいるけれど、決して多くはないよ。子どもや女性、それに男だって若い人たちは、夕食時は食事をしたいでしょ? それなのに、会席料理って、白飯と味噌汁は“シメ”扱いで一番最後なんだよ。だから、食事がしたければ、仲居さんに「ご飯を先に持ってきてください」って、わざわざお願いしないといけないわけで、なんかもう、時代とズレているなあって思います。
飲酒が前提なのに、そこで用意されている酒が「ビール・日本酒・ワイン…」とかの括りでしか用意されていなくて、地元の地酒とかが無かったりすると、ほんと、残念無念だよね。社員旅行の宴会じゃないんだよ、アルコールなら何でも良いわけじゃないんだよ。旅館によっては、問答無用で最初からビールが用意されているところもあったけれど…私はビールって、あんまり飲まないんだよね(残念)。
会席料理がダメだなって思う点はさらにあって、必ず“刺し身”が出ること。これが漁港の街とかだったらいいんだけれど、山の中のひなびた温泉街でも刺し身が出るんだよ。日頃から美味しい魚を食べ慣れている湘南の人間に向かって、たいして美味しくもない、刺し身が出るんだよ。ジゴクだよね。「無理すんなよ」って言いたいのよ。この地域なら、刺し身よりも美味しい料理がいくらでもあるでしょ? せっかく旅行に来たのだから、美味しくない刺し身よりも、珍しい地元料理が食べたいです。
会席料理がダメだなって思う点はもっとあって、真夏でも“鍋料理”が出るのは、ほんと、どーなんだろ? それも一人ひとり別々で、卓上で火をつけるんだよね。冬は暖かくて良いけれど、夏は暑くてたまんないよね。季節感が無いのが、実に残念です。
会席料理がダメだなって思う点はまだまだあって、あの料理って、基本、おまかせじゃないですか? だから、何が出されているのか、食べる側は分からないってのが、どうにも不親切だと思うわけです。「出された料理は黙って食え!」って感じなのかな? でもそれじゃあ、せっかくの料理が残念なんだよ。最近、一部の旅館で、お品書きが添えられていて、今日はどんな料理が出るのか、書かれていたりして、それは良いと思います。お品書き添付が標準仕様になったら、会席料理も少しは見直すんだけれどね。
旅行の目的が、酒飲んで大騒ぎをするだけなら、会席料理でも良いのかもしれないけれと、私なんかは、その地域の良いところを知りたい…って気持ちで旅行しているわけだから、同じ食べるのなら、地元の美味しいモノを食べたいし、どうしてその料理が生まれたのか、その背景だって知りたいと思うよ。食事からも旅を感じたいんだ。
あと、旅館の夕食って、大食漢の私にとっては、量が少ないのが残念。「ご飯のおかわりは自由だから、足りない分は白飯をおかわりして腹を満たせ」というスタイルは、ほんと昭和だなあって思います。私は白飯は少しだけ食べればそれでいいんだよ。それよりも野菜とタンパク質を食べたいんだよ。今の時代、食べるべきは、白飯よりもおかずでしょ? そういう意味では、夕食は会席料理ではなく、バイキングとか、オーダー制のコース料理とかが私の好みです。
最近、ぼちぼち増えているのが、夕食はオプションで、食べなくても良いという旅館も増えてきて、これは良い傾向だなって思うのだけれど、夕食をキャンセルしても、近くに郷土料理が食べられる美味しいレストランがあるわけじゃなかったり、お店があっても夕食時より前に閉店する店も多いから、結局、夕食も予約しなきゃいけなかったりするのは、残念です。だったら、旅館にレストランが併設していたらいいのに…。
これも昔、旅行が団体旅行がメインで、その団体客を旅館が囲い込みにしていた弊害なんだと思います。
「伝統と格式を重んじる」って、言い換えると「面倒なので、時代に合わせるなんてしません。お前が我々に合わせろ!」って事でしょ? そういうところがあるのが、日本の旅館業のダメな部分なんだろうね。
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