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「タイガーマスク運動」と“子ども手当て”[2011年1月第2週・通算1週]

体重:100.4kg
体脂肪率:30.2%
BMI:31.7
体脂肪質量:30.4kg
腹囲:97.5cm
[この数値が今年のスタートとなります]

 はい、体重計にノりました。大台にノってました。いわゆる“正月太り”という奴ですね。約3Kgほど太りました。ま、こんなもんサと思っていたら、正月太りの平均値というをネットで見つけちゃいました(こちらのサイトです)…え、たったの700gなの? 正月太りって、たったの700gなの? そんなちょっとなの? だってさあー、700gなんて、太ったうちに入んないじゃん(涙)。

 まあ、短期間で太ったモノは短期間でやせられるはずなので、年始年末や成人の日の連休も終わったところで、ちょっと真剣にやせてみようと、さっき決意したばかりです(笑)。

 さて、今週のエッセイです。

 今週のテレビニュースは、連日「タイガーマスク運動」なるものが取り上げられていました。群馬県の一個人から始まり、ついには上場企業までタイガーマスクになって善意の贈り物をする事を決めたそうです。そして、このニュースは日本国内のみならず、世界中に美談として報道されたそうです。実際、いい話だと思います。

 児童養護施設(通称:養護施設、いわゆる“孤児院”)で暮らす子どもたちに、新しいランドセルを寄付する。心温まる話ですね。

 本来、小学校に入学するために、ランドセルなんて、必要ないんです。一部の私立校を除いて、入学時にカバンの指定をしている小学校はありません。つまり、ランドセルは、入学の時の必需品ではありません。別にランドセルでなく、普通に手提げカバンやリュックで入学しても、全然OKです。

 でも、日本人の大半は、なんとなく、小学校に入学するときにはランドセルが必要じゃないかって思ってます。それは事実です。だから、自分の子が小学校に入学する時に、ランドセルを購入してあげようと、どこの親も思うものですし、そういう親心を見透かして、テレビCMなどで盛んにランドセルの宣伝をするわけです。

 だけど、ランドセルって、実は結構高価なカバンです。

 児童養護施設は、公設であれ民営であれ、みな、厳しい予算をやりくりしてやっています。たとえその施設に小学校に入る予定の子がいたとしても、ランドセルを揃えてあげるのは、なかなか予算的に難しいようです。ランドセルって、ある意味贅沢品ではないけれど、それでもやっぱり贅沢品だからです。

 せっかく希望に胸を膨らませて、小学校に入学したのに、周りの子はピカピカのランドセルを背負っていて、それなのに自分は古びたランドセルだったり、手提げカバンだったりすると、必要以上に「自分は施設の子」なんだと思い、自分の境遇を恨み、親と離れて暮らす寂しさをかみしめ、悲しい気持ちになることでしょう。そういう現状を知っていた方が、おそらく、最初にランドセルを寄付したのだと思います。それが「タイガーマスク運動」の始まりでしょう。実に優しい心遣いだと思います。

 さて、民主党という政党があります。この政党は現在、日本の政権与党であります。

 この民主党という政党は、「社会が子どもを育てる」と考えている党です。「社会が子どもを育てる」ために“子ども手当て”が必要なんだと言って、むりやりに“子ども手当て”を始めたくらい「社会が子どもを育て」ないといけないと信じている政党です。

 ならば、その民主党が政権与党である現在、児童養護施設などの子どもの養育に直接かかわっている部署への対応はさぞや心温まるものかと思いきや、全然そんな事はなく、むしろ予算的には減らされているのが現状だったりします。そしてそれは今後もおそらく変わることはないだろう事は、つい先日成された“内閣改造”人事を見ても、おおよその察しがつきます。

 「社会が子どもを育てる」ために無理やり始めた“子ども手当て”そのものだって、言葉としては立派で、いかにも子どもたちが安心できる生活のために使われそうな感じがしますが、その実態は名称とは大きくかけ離れています。

 実は“子ども手当て”って、子どもはもらえないって知ってましたか?

 あの“子ども手当て”の受給対象者って子どもじゃないんです。受給対象者は“大人”なんです。日本で、住民登録または外国人登録をしている大人で“子どもがいれば”もらえます。“子どもがいれば”いいのであって、子どもと同居してなくてもいいし、子どもの生活の面倒をみていなくてもいいし、当然だけれど、子育てなんか全然していなくてもいいんです。もちろん、その大人自身が日本人でなくてもいいですし、子どもも日本人じゃなくてもOKだし、外国人の子を養子縁組したって“子ども手当て”はもらえるんです。

 ひどいでしょ、これがバラマキでないなら、一体何がバラマキだって言うんでしょう。私たちの大切な税金をバラマいているんですよ、もう、信じられない。いや、税金だけじゃ足りなくて、借金までしてバラマいているわけで、これって日本民族に対する合法的なカツアゲなんじゃないっすか?

 さて、一方、児童養護施設で暮らす子は、往々にして、両親(つまり“大人”)が不在だったり不詳だったりします。実は、そういう子は“子ども手当て”はもらえません。さらに、両親が健在な子でも“子ども手当て”自体は、その両親の懐に入ってしまい、その子のために使われるとは限りません。子どもは児童養護施設に捨てて、自分は“子ども手当て”でパチンコに行く…なんて事だってあります。

 オカシくない? カワイソウじゃない? 不公平じゃない?

 オカシしいでしょ。誰だってオカシイと思うでしょ。
 カワイソウでしょ。誰だってカワイソウだと思うでしょ。
 不公平でしょ。誰だって不公平だと思うよ。

 社会が子ども育てるって言ってたのに、ちょっとそれってヒドくない? 育てるというのは、メシ喰わせてネせてやればいいってもんじゃない。イヌを飼っているわけじゃないよ。優しくて立派な人になれるように、愛情を注ぎ、信頼や感謝の気持ちを持った人になれるように、カラダもココロもきちんと面倒みてあげなきゃいけないわけでしょ。

 ま、だからと言って、ランドセルがなきゃいけないとは言わない。親と一緒に暮らしていてもランドセルを買ってもらえない子だっているわけだから、何もランドセルにこだわって文句を言うのは、ちょっと筋違いな事はよく分かってます。

 でも、税金をバラマくなら、その前にやるべき事はあるでしょ、って事です。

 つまり、国がやるべき事をやらずに、いや、国がやっちゃいけない事をやっているので、それに対する「小さなNO」が「タイガーマスク運動」なんじゃないかと、私は思います。もちろん、行っている人は、おそらく、そんなに大層な事を考えて行っているわけではないでしょう。皆さん、身近のところで、小さな事しかできない申し訳なさを抱えながら、それでも、困っている子に手を差しのべて、ちょっとでも助けてあげよう…って思ってやっているだけだと思います。

 でも、これって、無意識だけど、民主党の“子ども手当て”も含んだ「社会が子どもを育てる」と言ったくせに、そういう事には動かない事に対して、普通の日本人が民主党に代わって、手をさしのべているわけでしょ。しっかりしろよ、民主党。

 あとは、この運動が一過性のブームで終わるのではなく、これをきっかけに継続的な援助という形に変わっていく事を願っています。

 まー、それにー、みんなが幸せなら「タイガーマスク運動」なんていらないと思うしー、児童養護施設に暮らす子が、家庭で育つ子ども並の環境で生活できるなら「タイガーマスク運動」は起こらないと思いますぅ~。

 「国民の生活が第一」ですと言った政党って、どこでしたっけ?

 蛇足。「子どもは家庭で、親の愛を受けて育つ」ってのが基本でしょ。それが何らかの理由でかなわない子は“社会が育てる”でいいんじゃないかな? 社会の前に“家庭”が先じゃないかな。政府は、親たちが家庭で子どもを安心して育てられるようにするのが“子ども手当て”でカネをバラマくよりも先にするべき事だと思う。それって、つまり、景気と雇用の問題の解決する事に他ならないと、私は思います。

コメント

  1. おぷー より:

    ここも子供手当があり、外国人の私も貰ってますが、
    この国は、子供が一緒に住んでいる大人だけが貰える事になってます。
    トルコ人やモロッコ人の移民が、子供を10人持ってて、
    その子たちを国に送り返して彼らのじーちゃん、ばーちゃんが育てて、
    親は10人分の子供手当を貰っているとか言うのが発覚したりしたからです。
    日本も子供を自分の家で育てている人だけにあげたら良いと思いますが。

  2. だりあ より:

    こども手当てはほんとにおかしなことがいっぱいです。
    私も二人子供を持ち、育てましたが、子育ては・・・・、オカネも大事だと思うけど大人のあたたかい見守りと導きのある環境がまず第一かな、と思います。

    オカネばら撒けばみんなが喜ぶ、と単純に考えるところが現政権の単細胞なところでしょうね。どんな問題も、もっと複層で、入り組んでいて、複雑なのにねえ。お若いころから単細胞な人たちが実務経験不足なままで行きがかりで政権をとってしまった、ということなのでしょうね。与えたほうにも責任があるけど、やっぱり取らせてほしいって言って取った立場ならもうちょっと真剣に、市民運動家から生まれ変わって、政治家とは何かくらい禅寺にこもって鍛えなおしてから出直してほしいです。自民党さんも末期は悲惨でしたし、日本には政治家は育たないのでしょうか。結局、どの党の方たちも、ことの重大さがわかってない、甘い、と思いました。

  3. すとん より:

    >おぷーさん

     日本の子ども手当てには色々と問題があります。

     一番の問題は、国民がそれを望んでいないという点です。子ども手当ては、確かに民主党のマニフェストの中に入っていましたが、選挙前から何かと議論はあったし、民主党に投票した人も「政権交代をして自民党にお灸をすえてやろう」とか「高速道路をタダにして欲しい」とか「官僚の天下りを禁止して、官僚ばかりが美味しい世の中を変えてほしい」とか「“消えた年金問題”をすぐに解決して欲しい」とかの思いで投票したと思います。

     政権を得てからも“子ども手当て”には、疑問や否定の声ばかりです。あれだけ日本中が「イラナイ」「止めてほしい」「考え直せ」と言っているのに、強行した上にバラマキなんです。今、日本の税金の使い道で、一番の無駄が、この“子ども手当て”かもしれません。

     国民の声なんか、ちっとも気にしないのが、今の日本の政府の現状なんですよ。今だって、あれだけ内閣支持率が急落したにも関わらず、解散も総辞職もしないし、内閣改造と言っても、言葉ばかりで大半のポストと人は同じだし、何より、政党内の派閥抗争に忙しくて、国政なんぞほっぽりだしているし…。

     政権交代をして、余計、ひどくなった、という印象ですわ。

     それはさておき、お金は使うなら、きちんと使わないといけません。“子ども手当て”は、現在の日本では、貯金か遊興費に消えるだけです。そんな死に金はいけません。

    >トルコ人やモロッコ人の移民が、子供を10人持ってて、その子たちを国に送り返して彼らのじーちゃん、ばーちゃんが育てて、親は10人分の子供手当を貰っているとか言うのが発覚したりしたからです。

     トルコ人やモロッコ人って、奥ゆかしいですね。こちらでは、韓国人が、タイ人の子どもを554人養子縁組をし、その養子縁組をしたタイに住んでいる子たちの分の“子ども手当て”、これは年間で約9000万円になるそうですが、これを申請したそうです。ね、韓国人に比べれば、トルコ人やモロッコ人って、実に奥ゆかしいですね。

     ま、それはともかく、昨年一年間だけでも、実際に国外に住んでいる外国人たちに、少なくとも10億円の“子ども手当て”が支払われたそうです。国外に住んでいる日本人には“子ども手当て”は支払われないのにね(おぷーさんも、もらっていないでしょ)。

     そして“子ども手当て”は強行する一方で、各種控除は廃止し、さらに色々な税金をあげようとしています。確か民主党が政権をとれば、埋蔵金が出てきて、手当ては増え、税金が安くなるような事を言っていたはずなのに、現実はまったく違うのですよ。

     政治家が、嘘をついちゃあ、いけないでしょう。

  4. すとん より:

    >だりあさん

     “子ども手当て”はおそらく、きちんと熟考して計画的に行えば、良い方策なのかもしれません。今のように、思いつきの上に行き当たりバッタリの、試行錯誤状態でやられたんじゃあ、ダメダメです。

    >オカネばら撒けばみんなが喜ぶ、と単純に考えるところが現政権の単細胞なところでしょうね。

     と言うか、日本人の心意気を知らない人たちです。なぜ国民がこれほど「バラマキはNO!」と言っているのかが分からないのですよ、あの人たちは。「税金の無駄遣いがイヤだ」という気持ちはもちろんありますが、それ以上に「他人から施しを受けるほど落ちぶれちゃいない!」とか「理由の分からぬカネは受け取れない」とか、そういう清廉な国民性が分かっちゃいないんです。

     民主党の人たちが「税金のバラマキでも何でもとにかく、カネがもらえれば国民は喜び、民主党政権を支持する」と勘違いする理由は、単純に自分たちが「キレイなカネでもそうでないカネでも、カネがもらえば自分たちはとてもうれしいし、カネをくれた人のいいなりになる」人たちだからなんです。

     人は自分のモノサシでしか他人を計れないものなんです。

    >日本には政治家は育たないのでしょうか。結局、どの党の方たちも、ことの重大さがわかってない、甘い、と思いました。

     ううむ…「それを言っちゃあ、お終いよ~」という気もしますが、そんな気がします。選挙制度とか政治家のあり方とか、そういう所から考えていかないといけないのかもしれませんね。とにかく小選挙区選挙は、変化が大きすぎて、リスクが大きいという事が分かりました。この選挙方法は、ダメがもしれません。

  5. アリサ より:

    >一番の問題は、国民がそれを望んでいないという点です。子ども手当ては、確かに民主党のマニフェストの中に入っていましたが、選挙前から何かと議論はあったし、民主党に投票した人も「政権交代をして自民党にお灸をすえてやろう」とか「高速道路をタダにして欲しい」とか「官僚の天下りを禁止して、官僚ばかりが美味しい世の中を変えてほしい」とか「“消えた年金問題”をすぐに解決して欲しい」とかの思いで投票したと思います。

    すとんさんの言われることは、私のまわりでもほとんどの人が言っています。
    狭い範囲での会話ですが、これが多い意見じゃないかと思います。
    ところが、テレビ番組内の「街の声」というようなシーンには、このような意見を言う人は登場しません。
    あれに出てくる人はエキストラが多いとききましたが、本当かもしれません。

    先日、月収15万円ボーナスなしの29歳のお父さんと31歳のお母さん、6人の子供達という一家がテレビ番組に出てきました。
    明るい家庭みたいでしたが、子ども手当でなんとかやっていると言っていました。
    私はお父さんの収入の少なさにびっくりしました。
    控除がなくなって、子供達が高校生になったら、この家はどうなるのだろうか。
    また、「子ども手当で3段ベッドを買った」なんて言ってたけど、「お父さんが働いてくれたから」の方がよほど子供達にはいい教育ではないかと思うのです。
    子ども手当を子供達がどのように理解しているのでしょうかね?
    お金は自分で働いてもらうもの、努力して、自分の生きる道(誰かに必要とされること)をみつけようって教えたいのですが、働かなくても(国民の義務がない外国人でも)当然もらえるお金というのが、私にはなじめません。
    「労働者に正当な賃金を」というのは、民主党の考えに則しているはずなのですが。

  6. すとん より:

    >アリサさん

    >あれに出てくる人はエキストラが多いとききましたが、本当かもしれません。

     以前、テレビ業界の方に尋ねてみた事がありますが、正直、エキストラを使っている時もあるそうです(顔出し不可の素人さんがあまりに増えたためだそうです)が、全部が全部エキストラというわけではないそうです。それに、銀座とか新橋とか歩いていると、必ずと言っていい程、街頭ロケに出くわしますから、案外真面目に街の声を拾っていると思います。

    >ところが、テレビ番組内の「街の声」というようなシーンには、このような意見を言う人は登場しません。

     おそらく、テレビ業界の方のおっしゃる“自主規制”というものにひっかかるんでしょうね。

     ウチの妻はなぜか街頭インタビューによくひっかかる女でして、その度に真面目に答えていますが、一度もテレビで使ってもらえた試しがありません。意見は街で拾ってくるでしょうが、どれを流すかはテレビ局の方針で決めているんですよ。

     ちなみに、私が手間ぶたさにしている街頭インタビューのスタッフの側を通ると、彼らは目をそらしたり、体で避けているのがアリアリと分かます。明らかに、テレビ局の人間に嫌われているのが手にとるように分かります(笑)。

     そんなに私はガラが悪いのか! ……悪いんだろなあ。どんな雑踏でも、歩きづらいと思った事はありません。なぜか私の周囲だけ、人口密度が低くなるんだよなあ(爆)。

    >先日、月収15万円ボーナスなしの29歳のお父さんと31歳のお母さん、6人の子供達という一家がテレビ番組に出てきました。

     これはかなり特殊なケースでしょう。そういう特殊のケースを持ってこられても、ほとんどの日本人は困惑するだけですよ。逆に言うと、普通の世帯にとって、子ども手当ては不要という事が、よく分かります。

    >「労働者に正当な賃金を」というのは、民主党の考えに則しているはずなのですが。

     “お金というものは、額に汗して稼ぐもの”でしょ、だから政府がやるべきは、子ども手当ての支給ではなく、雇用促進だし、景気回復なはずです。そしてその上で、堂々と賃金闘争をして、一人一人のサラリーを増やしていく事を、応援するはずです。それが労働組合の味方、民主党の真骨頂でしょ。そして、それをきちんとやってくれるなら、中国と仲良くしようが、朝鮮とズブズブになろうが、民主党を応援してやる事はヤブサカではないのだけれど、何もやらないから、サッサと解散して欲しいくらいです。

  7. おぷー より:

    この国、外国人の子との養子縁組のプロセスはラクじゃないですよ。
    日本はそこを簡単にしているんでしょうかね?
    インド人とオランダ人のカップルが、インドから遠縁の子供を養子にするのも
    2年くらい掛かってましたっけ。

    そうですね、私も日本の子供手当は貰ってないです。
    オランダは、3ヶ月で、270ユーロ位です。
    ちょっとだけ、家計の足しになるので、助かってます。:)

  8. すとん より:

    >おぷーさん

    >日本はそこを簡単にしているんでしょうかね?

     日本は元々、家を維持するために、昔から養子は頻繁に行われていたという背景もありますので、養子縁組は、簡単と言えば簡単なんだと思います。

     手続き的には、養子をもらうには、養父母が書類を提出するだけで認められます(子の実父母の了解すら不要)。なので、実父母が知らないうちに、自分の子が養子に行っていたなんて、ザラです。ちょっと込み入ったケースの場合(子どもが未成年とかの場合)は、裁判所の許可が必要ですが、これも書類が必要要件を満たしていれば、すんなり許可が出ます。

     ただ、今回の韓国人の件は、韓国の法律で養子縁組をしていると思われるので、日本の養子縁組の簡便さとは、また別の話だと思います。…だって、さすがに、いくら養子縁組が簡単にできる日本と言えども、500人以上の養子なら、絶対にどこかでひっかかると思いますよ。

    >オランダは、3ヶ月で、270ユーロ位です。

     さっそく換算しちゃいました。270ユーロは日本円で約3万円ですね。月1万円くらいの計算ですね。日本の子ども手当ては、一カ月2万6千円です。物価も違うでしょうから、単純比較は出来ませんが、日本の方が高額ですね。ただし、昨年はいきなり始めてお金がなかったので、半額の一カ月1万3000円で始めました。今年からは満額でやるそうですが…税金の無駄遣いは止めてほしいですよ。

     子ども手当てをもらって、うれしくないとは言いませんが、大半の家は、貯金か遊興費に回してます。はっきり言って大半の日本人の家庭にとって「もらわなくても困らないお金」ってところでしょうね。ウチも貯金ですよ。家計の足しにもなってません。そんなもんです。

  9. アンダンテ より:

    子どもがあとひとりほしいなと思っても、いろいろ不安なことがあって産めないってことがあるわけですけど、その内容というのは、

    ・保育園に入れる自信がないとか
    ・もう一回産休育休をとったらリストラされそうだとか
    ・家が狭すぎるとか

    ま、いろいろある中で、子ども手当てがあれば解消される部分ってあんまりないですね。

    うちのあたりって、比較的安い値段で広めのマンションが買えるし、そこそこ保育園の空きがあって四月なら入れることとか、事件が少なくて子どもを外を遊ばせるにも安心とか、いろいろあるからだと思うんですが子沢山な地域です。

    うちは三人ですが、ご近所を見渡すと子どもは三人がデフォ。四人、五人はそこそこいますし六人とかになるとそりゃ多いわという感じ。でも七人って人も(^^;;

    出生率が1.いくつとかどこの話よ~と思いますが、ここも東京都なのよ。

  10. すとん より:

    >アンダンテさん

     保育園とか産休育休の問題って大きいですよね。この辺りがクリアできれば、自然と少子化に歯止めがかかる思います。だって、誰でも普通は、子どもを産んで育てたいものだものね。

     子どもの数か…ウチの近所は二人がデフォかな。一番の問題(失礼)は、未婚成人がたくさんいる事。あと、晩婚化が激しく、初婚年令がアラフォーだったりするので、最初から子どもを産まないと決めて結婚したカップルもたくさんいること。だから、出生率が1.~って聞くと、さもありなんって思います。

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