スポンサーリンク

ヴァイオリンにテープを貼ってみた…驚愕の事実が発覚!?

 先生に、ヴァイオリンにシールを張りなさいと言われた私は、さっそくどうやってみようかと思い、まずは楽器屋にヴァイオリン用のシールを買いに行ってみました。

 さっそく“フルートの事だとちょっとヨソヨソしいけれど、ヴァイオリンの事になると、途端に熱心になる”いつもの店員さんに相談しました(笑)。そしたら、なんと、ヴァンオリン専用のシールなんてものは、この世に存在しないそうです(おぉ!)。あの、子どもたちのヴァイオリンにペタペタと貼られているのは、普通に文房具屋に売っている、コクヨの「タックタイトル(丸型)」という事が判明。なので、楽器屋ではなく、シールは普通に文房具屋で購入なんだそうです。

 なので、その足で私は文房具屋に…向かいませんでした(爆)。だって、コクヨの「タックタイトル(丸型)」なら売るほど持っているモン。それに、普通にタックシールを貼るんじゃ、子供っぽいから、大人としては、もう少し何か工夫をしても良かろうと思った次第です。

 で、最初に思ったのは、ファンシーなデコキャラシールを貼る事(爆)。奇抜でしょ、遊び心があるでしょ。…でも50に近いオッサンのやる事じゃあないか…、却下。

 次は丸型タックーシールを貼るんだけれど、指のポジションそれぞれではなく、ギターのように当該箇所のネックの真ん中に一つずつ貼るって奴、オシャレでしょ。でも、これの問題は、目安にはなるけれど、あんまり正確ではない事と、篠崎教本のデフォルトのやり方にも近いので、何となくイヤって事(笑)と、3弦4弦を弾く時は左手の影になって見えずらい、などなどの理由から却下。できれば、シールの存在は目で見なくても、指先の感覚で分かる方が良いよね。

 で、最終的に、ギターっぽいとカッコいいかも…と言う発想で、ギターのフレットの様に、横一直線でテープを張る事にしました。で、このテープの上を押さえれば良しという事にしました。貼ったテープは、楽譜を貼るのに使っているジャスコ(笑)の医療用の“サージカルテープ”。実はヒイロ先生から、ヴァイオリンにシールを貼るなら、キレイに剥がすことも考えて、紙のテープがいいよって事前に言われていました。それもあって、紙じゃなく不織布のテープだけれど、サージカルテープにしました。これは粘着力がホドホドに弱いので、割とキレイに剥がれるんですよ。それに、結構肌触りもいいし、ちょっと厚めだし、指先でテープの有無が分かるし、今回の目的に、かなり合致します。ただ、当初はギターのフレット並にテープの幅を細くして貼りたかったけれど、それだと、ちょっと分かりづらいし、音程もシビアになりすぎてしまうので、多少太くカットしたものをミヤマのネックに貼ってみました。…なので、ちょっとダサくなってしまいました(汗)。

 結果は…あんまりかっこ良くないけれど、まあ十分実用的です。

 ちなみに張り終えて、テープとテープの間隔を計測してみたところ、全音だと32mm、半音だと16mmとなりました。篠崎教本だと、全音だとテープ間隔が34mmになるそうだから、ミヤマはちょっとネックが短いヴァイオリンなのかもしれません。

 どれくらい短いヴァイオリンなの? ってわけで、念のため、弦長を計ってみたら、322mm。平均的なフルサイズのヴァイオリンの弦長は、328~330mmだそうです。やっぱ、ミヤマ、短い(汗)。標準的なフルサイズ(4/4モデル)よりも約1cm短い(汗)。

 ちなみに、フルサイズよりも、ちょっとだけ小さなレディースモデル(7/8モデルと言います)だと、弦長は計算上、288mm程度になるはずだから、ミヤマは7/8モデルよりは3cm長く、フルサイズよりは1cm短い楽器です。つまり31/32モデル(爆)、立ち位置としては「小さなフルサイズの楽器」って事かな。

 そうか、ミヤマはチビだったのか…。しかし、弦が短ければ、そりゃあ、音量だって小さくなるわな(笑)。納得。

 しかし、私、手なら十分大きいです。別に“小さめなフルサイズ”を使う理由はないです。いやむしろ、手は大きい方なので“大きめなフルサイズ”くらいの方がいいんだよねえ…。ははは、どうしよう? 成人男子用のちょっと大きめなフルサイズモデルに買い換えるか? でも、音が小さい以外は、ミヤマの事は、意外と気に入っているんだよねえ。さあ、どうしたもんだか。

 ま、買い換えについては後日改めて考える事にして、とにかく、テープを貼ったら、自分でも驚くほど、音程がマシになりました。ははは、これに慣れたら、もうテープ剥がせなくなっちゃうかも…。まるで悪魔のテープだね。子どもは日々成長するから、その初歩の段階でシールやらテープやらの補助具を使っても、いずれは卒業するだろうけれど、こちとら日々老化&退化していく中高年なんだから、一度、楽をおぼえたら、もう一生、そこから抜け出せないよ(笑)。

 ま、と言うわけで、ミヤマにサージカルテープを貼った訳だけれど、どうにも微妙にカッコ悪い…。なので、今企んでいる事は、黒いマスキングテープを入手する事。マスキングテープはサージカルテープ同様に、不織布(あるいは和紙)だし、粘着力は弱いし、厚手で感触もいいし、何と言ってもサージカルテープと違って、カラーバリエーションがある事。おまけに安いし(爆)。で、この黒マスキングテープを今貼っているサージカルテープと置き換えると、遠目じゃ目立たないけれど、私にはよく分かる、魔法の目印テープの出来上がり~ってわけだ。

 なので、近いウチに大きな建材屋さんに行って、マスキングテープを漁ってこようっと。

コメント

タイトルとURLをコピーしました