スポンサーリンク

バッタはバッタでいいじゃん、たとえチョウチョになれなくても…サ[2010年11月第3週・通算42週]

体重:97.2kg[-0.3kg:-11.7kg]
体脂肪率:29.2%[+0.1%:-3.6%]
BMI:30.7[-0.1:-4.2]
体脂肪質量:28.4kg[+-0.0kg:-9.7kg]
腹囲:96.7cm[+0.7cm:-7.6cm]
     [先週との差:2010年当初との差]

 おたびダイエット24週目です。まさに私は、バッタ…なんですよ。

 昆虫という生き物は、人などの哺乳類と違って、骨を持っていません。代わりにカラダを硬い外皮で支えています。この「硬い外皮」の事を「外骨格」というそうです。

 昆虫は外骨格のおかげで、カラダの外側が硬く、そのために外からの衝撃に耐えるようになっていますが、同時に中からの圧力に対しても抵抗してしまいます。「中からの圧力」? それは「成長しようとするエネルギー」です。外骨格は、その「成長しようとするエネルギー」を押さえ込み、貯め込みます。そして、その「成長しようとするエネルギー」が体中に満ち満ちて来て、押さえ込めなくなってきたら、昆虫たちは“脱皮”という作業をし、一気に一回り大きくなります。そして、その脱皮を繰り返すことで、どんどん成長をしていきます。

 つまり、昆虫の成長は、エネルギーを貯め込む“停滞”と、脱皮を行う“急変”を繰り返して行くことで成り立つのです。

 停滞と急変を繰り返しながら成長する…これって何かに似ていませんか?

 例えば「歌の上達」「楽器の上達」。他にも、「学力の向上」「ダイエットの体重の減少」なども、そうかもしれません。でも、今の私の念頭にあるのは、歌や楽器を含めた、音楽、つまり“芸事”の成長です。芸事って、いくら練習しても、簡単に上達しませんが、いいかげんイヤになるほど練習していると、いきなり、グイっと上達するじゃないですか。まさにあの感覚です。

 ところで、昆虫の成長には、二種類の成長があります。それは完全変態と不完全変態です。完全変態は、蝶などのように、芋虫 -> サナギ -> 成虫、と外見が大きく変化するもので、不完全変態は、バッタのように、ほぼ同じフォルムのまま、大きさがドンドン大きくなるものです。

 私のような、趣味の人の“趣味における成長”って、不完全変態なのではないかと思います。別に外見や立場が大きく変わるのではなく、元の形のまま、ただ少しずつスケールアップしていくのです。

 一方、プロの人や、アマチュアでもかなりマジな人は、徹底的な修行期間というのを持ちます。この修行期間(たとえば専門の教育機関でみっちり勉強する、など)がサナギの時期に当たるのではないかなって思います。そして、サナギの時期があるから、大きくて美しいチョウチョになれるのだと思います。

 つまり、趣味の延長上にプロがいるわけではないので、趣味の人は趣味の人なりの目標を持つのが幸せなんだと思います。バッタはバッタでいいじゃん、たとえチョウチョになれなくても…サ。

 確かにバッタは、チョウチョほど美しくありませんし、いつまでも地面を這いつくばっていますが、あれはあれで、力強く生きているんです。同類にイナゴってのがいますが、あれは食べると美味しいし、バッタの中でもトノサマバッタなんてのは、仮面ライダーのモデルとなったバッタじゃないですか? かっこいいよね。

 バッタでいいじゃん、バッタでさ。大きくて立派なバッタになれば、それでいいじゃん。

コメント

  1. くろねこ より:

    ご無沙汰してます。
    私…間違い無く「バッタ」です(笑)
    でも、バッタはバッタなりに練習を楽しんでます♪

    話に全然関係ありませんが…先日、娘のランドセルが届きました。娘はとても嬉しそうです。あの時「ググれ!」とコメントをくれてありがとう。感謝です☆

  2. すとん より:

    >くろねこさん、お久し!

     ブログは毎回、読ませていただいてます。ただ、主婦ネタ&育児ネタだと、オッチャン的にはコメントしづらいので、読み逃げになってて、ゴメンです。

     さて、私ももちろん、バッタですよ。ピョンピョン地面を跳ねて、決して空高く飛べませんし、いつも上を見て、空を飛んでいるチョウチョに憧れていますが、でも自分は自分なので、ピョンピョン飛び回って満足しています。バッタにはバッタの幸せがある…そう信じてます。

     ランドセルは良いものが買えてよかったですね。家の鍵は、ランドセルにつけるでなく、首からぶら下げると言うやり方がありますよ。ウチの息子は、首から携帯電話と一緒にぶら下げて、普段は服の下にしまってます。「大切なものは、肌身離さず」ってわけです。

タイトルとURLをコピーしました