2日目のメインは、あわしまマリンパークです。
マリンパークへは、修善寺から伊豆長岡まで電車移動で、伊豆長岡からはタクシーに乗りました。ここは、前回の中伊豆旅行の最終日に行こうと思ったのに、悪天候のために断念した、因縁の場所です。
タクシーに乗って向かったのですが、旅程の8割以上が、実は三津シーパラダイスに向かうバスの道と同じだったのです。道が駿河湾にぶつかるまでは一緒で、駿河湾にぶつかったところで、左に折れると三津シーパラダイスで、右に折れるとあわしまマリンパークなのです。そう、この2つの水族館は、ごくごく近所にあったわけです。
でもね、この2つの水族館、全く違うんですよ。雰囲気も違うし、何より客層が全然違います。三津シーパラダイスは健全な家族連れのための水族館なのに対して、あわしまマリンパークは大きなお友達がニマニマしながら楽しんでいる水族館なのです。特に我々が行った日は、松浦果南ちゃん(誰それ?)の誕生日だったそうで、もうなんやらかんやら、全部が全部、果南ちゃん果南ちゃん果南ちゃん果南ちゃん…って感じで、見えるもの全てが痛々しくて微笑ましかったです。うん、こういう雰囲気、嫌いじゃないよ。
水族館は島にあるので、こちら側から専用船で移動します。この船は15分間隔で出発しているので、時間を気にせずに乗れます。ちょっとだけ桟橋で待って、船に乗って、あわしまに上陸です。
上陸してすぐのところにペンギン水槽があって、我々を歓迎してくれました。これは高得点ですよ。かわいいペンギンを間近で見られるなんて、ラッキーです。
我々が上陸したら、まさにイルカショーが始まる時間でした。ペンギン水槽のすぐ横にイルカショーのプール(ってか、海を網で囲ってイルカスペースにしているプールです)なので、すぐにそちらに移動してイルカショーを見ました。
イルカは2頭いましたが、広いプールの中にいるのは1頭だけで、もう1頭はプールの中に養殖用と思われるイケスがあって、その中にいました。つまり、プールを広々と使って芸を披露する子と、イケスの中で芸をする子がいたわけです。で、この2頭がほぼ同じタイミングで、同じような芸を披露するのですが、実は上手なのはイケスの子の方だったりします。
なんか事情があるんだろうけれど、なんか釈然としませんし、はっきり言っちゃえば、イルカショー自体も、昭和レベルで、昨今のよその水族館(隣の三津シーパラダイスも含む)と比べると、だいぶ見劣りしてます。頑張っているのは分かるけれど、このレベルなら、別にイルカショーなんて無くてもいいんじゃない?
二階建ての水族館に入りました。いやあ、どれもこれも昭和チックでした。建物の古さも狭さも、水槽の小ささも昭和レベルです。まるで、閉館前の油壺マリンパークみたい…。さすがに老朽化は否めません。あと、客の動線の悪さと、お魚さんたちの数が少ないのが気になりました。規模が小さくて、入園料とのバランスが悪いなあと感じてしまいました。
昼食を園内にある、うみねこCafeで食べました。どうって事ない軽食コーナーですが、ここは令和の水準を十分に満たしていました。なんか、ほっとしました。
その後、さらに奥に進んで、アシカとアザラシとウミガメの展示コーナーに行きました。ここの展示で、アザラシとアシカの見分け方を知ることができました。もしかすると、これが本日一番の収穫かもしれません。それは「アシカには耳たぶがあるけれど、アザラシには何もない」です。つまり顔を見て、ツルンとしていたらアザラシで、耳たぶがピョコンと出ていたらアシカなんですよ。
新しい、知らなかった知識を仕入れると、なんか得した気分になりますね。
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(追加事項 2025年2月19日)事実誤認がありましたので、訂正しました。本文中に書かれた「オットセイ」は「アザラシ」の間違いでした。さっそく本文を訂正しました。
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