私はしていますよ(えっへん)。で、たまに聞き返していたりします(毎回ではないのかよ!)
録音されたレッスン記録は、実に良い教材になります。何しろ、歌っている時って、本当に自分の事が分かっていないからね。
例えば、声。特に声質なんて、全然分からないでしょ? 自分がどんな声で歌っているかなんて、歌っている時は、ほんと、全然分からないものです。軽い声なのか、重い声なのか。柔らかいのか、尖っているのか。浅い声なのか、深い声なの。そして何より、好ましい声で歌っているのか、それとも聞くに耐えない声で歌っているのか。
録音されたものは、残酷にも、客観的だからね。良いも悪いもなく、そのままに再生してくれます。録音を聞き慣れていない人なら、録音された自分の声を聞いて「うそ~、これが私の声?? 下手すぎる~(泣)」と思うはずです…ってか、私は思いました。
音程やリズムのズレも歌っていると分かりませんが、録音だとバッチリ分かります。自分の歌の下手具合が、妙に可視化(可聴化?)されるわけです。最初は凹みますが、凹んでばかりもいられないので、そのズレを反省し、次に活かそうと決意するわけです。
あと分かることは…表現だね。私の場合は、棒に歌いがちです。それと、妙にオンビートなんだよ。だからY先生に「もっと色気を…」と言われてしまうのだと思います。だからと言って、色っぽく歌ったつもりが録音を聞くと、なんともあざとらしく歌っていたりして…世の中、そうそう、うまくはいかないものです。
私が分かるのは、この程度ですか、耳が肥えている人なら、もっと多くのことが分かるんだろうと思います。それくらい、レッスンの録音って、色々な情報を含んでいるのだと思います。まあ、学校の授業でノートを取っていたでしょ? そのノートぐらいの気持ちでレッスンを録音すると良いと思います。
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