食べ物は大切です。大事にしないといけません。料理ならば料理人に感謝をし、食材に関しては、食材の命に感謝をすると同時に、それらを育てたり捕らえたりした農家や漁師の方々に感謝をします。そして、それらすべてを育んでいる大地と自然(と神様)に感謝を捧げます。
当然だね。ちょっと前までは、それらは家庭教育で行われていました。
でも今の若い世代を見ていると、食べ物の扱いが少々お粗末な人がいますね。例えば、注文するだけ注文して、ロクに食べきらずに残す人とか、写真だけ取ってお終いにしてしまう人とか…ね。で、それをネットにアップしているわけです。
そんなに今の若い人って、他人の食事に興味があるのかしら? 他の人が何を食べたかなんて、私は全く興味無いよ。それとも「こんなおしゃれな食事をしている私って、イケてる?」とかの自慢なのかな?
いや、若い人ばかりを責めてもダメだよね。オジサンオバサン世代だって、食材を大切にしていないという点では、同罪でしょう。スーパーで「安かったから」という理由で買い込んで冷蔵庫に入れた食材が、いつの間にか傷んでしまって捨てざるを得なくなったとか、消費期限を過ぎてしまったからと、結局、手もつけられないままに捨ててしまったりとか、目先の安さに目がくらんで、食べないものを購入しては、結局は食べずに捨てて、食べ物を粗末にしちゃっているんです。
フードロス?…なんて言葉が最近流行っていますよね。何でもカタカナにすりゃあカッコいいとかいう風潮は嫌いですし「食べ物を粗末にしない」事とフードロス問題は、似ているけれど何か違うので、モヤモヤしています。
まあ、結果的に無駄な食べ残し等を減らしましょうっていう精神には同意しますので、大雑把には受け入れています。
そんなわけで、私は、個人的には「出されたものは最後まで残さずいただく」を旨としています。だって、食べ物を残すなんて、もったいないじゃん。それに、食材と、それを調理した人に感謝すれば、とてもとても食べ残せないもの。
ただ、この精神が私を太らせた事は事実です。特に昭和な時代は「食事は食わせてナンボ」だったわけだし“満腹”がキラーワードだった時代で、今のような栄養バランスとか適切なカロリーとかは考えていない時代だったからね。たくさん食べられる事が幸せであった時代で、ただの肥満児を“健康優良児”ともてはやしていた時代に生きてきた私ですから…ね。
食事を食べ残しちゃダメだよ。
↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村
コメント