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もはや防犯カメラは犯罪抑止にはなり得ないのか?

 防犯カメラ…ちょっと前までは“監視カメラ”と呼ばれていたアレです。今や店舗はもちろん、街角にも設置され、我々の行動をつぶさに記録しています。このカメラのおかげで、行方不明者の足取りが分かったりして、まあ、役には立っているのだろうと思います。

 そもそも防犯カメラは、監視カメラと呼ばれていたように、人の動き、特に不審な動きを監視して、犯罪などを未然に防ぐための装置でした。

 最近、コロナ禍もあって、食品等の無人販売所ってのが増えています。私の近所にも、増えていますよ。野菜とか卵とかの無人販売所は以前からあったけれど、最近はアイスクリームや冷凍食品(餃子とか唐揚げとかラーメンとか、ね)等の販売も増え、取り扱っている商品が高額化しているような気もします。

 人件費…って高いからね。不景気だし、商売をやっていても、ほんと儲けが薄くなってきたと思うし、そうなると、まず真っ先に削りたいのは人件費だから、無人販売が可能なら、それに越したことはないわけです。だから、無人販売所が増えてきた…というのは理解できます。

 そもそも無人販売所って、売る人と買う人の信頼で成り立っているシステムなわけで、性善説が前提になっているわけです。売る人は「お客さんたちみんな、善人だから、料金も支払わずに商品だけを持っていちゃう事なんてないよね」って信じて、商品を並べるわけだし、買う側は「誰もいないからって、料金をごまかしたり、かっぱらったりできるけれど、そんな事をしちゃいけないよ」と思って、きちんとお金を支払って買ってくるわけだね。

 私もたまに無人販売所を利用しますよ。私が買うのは、主に野菜が多いけれど、散歩の途中でトマトやきゅうりを買って、それを食べながら散歩を続けたりします。誰も見てないけれど、きちんとお金はお支払いしますよ。

 無人販売所って、性善説が前提だけれど、正直な話、みんながみんな、善人とは限らないわけです。「人が見てきゃ、黙って持っていっても、分からないよなあ~」って考えちゃう人もいるわけで、そういう人に正しい心を取り戻してもらい、犯罪を未然に防ぐために、防犯カメラが設置されているわけです。“ここに人はいないけれど、カメラがあって記録しているから、悪事を働くとバレるよ”と警告しているわけです。

 なので、無人という誘惑に負けそうな弱い心の人も、このカメラのおかげで、道を踏み外さずに済むわけです。そういう意味で、防犯カメラって“防犯”しているんです。

 でも正直な話、防犯カメラって、その程度の抑止力しか無い…と言えば、その通りなんだよね。

 最近のテレビ報道によれば「カメラに記録? だから何!」って感じで、防犯カメラが設置されていても、堂々と無人販売所から商品をパクる人が増えてきたんだそうです。食品なんて、基本的に薄利多売な商品だから、万引きって、結構キツイんですよね。

 本物のサイコパスには、そもそも防犯カメラなんて役に立つわけないのです。いやいや、そもそも、本物の犯罪者は食品の無人販売所なんて利の薄いところで万引きなんてしませんって。おそらく、今までは防犯カメラで、泥棒への道を踏みとどまっていた人が、防犯カメラごときでは踏みとどまれなくなってきて万引きを始めた…んだろうなあって思うのです。

 それだけ、人の心がすさみ、貧しい人が増えて、犯罪に手を染めざるを得ない人々が増えてきた…って話なんだと思います。

 誰が悪い? これはさすがに政治が悪い…と言っていいと思います。コロナ禍とか、ウクライナ危機とか、円安とか、そりゃあ政府も色々言いたい事があるだろうけれど、それでも国民の生活を守り、そのためのリスクマネジメントをするのが政治であり、政治家だと思うんですよ。

 「衣食足りて礼節を知る」だよ。今の政治家さんたちには、そのあたりの自覚ってあるのかしら…ね?

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