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総銀フルートはぜいたく品か! ではゴールドフルートはなんなんだ!

 あなたはゴールドフルートユーザーですか?

   いいえ × -> このまま、読み進めてください。
   はい ○  -> また明日のお越しをおまちしています。
 
 警告! ゴールドフルートユーザーの方は、ここから速やかにお引き返しください。
 
 
 我が国日本では、クラシック系のプロの奏者は、かなりの頻度でゴールドフルートを使用しています。ゴールドでなければ木管です、そしてプロのフルーティストの方の中から、総銀フルートの愛用者を探す方が大変なくらいですし、おそらく洋銀系のフルートを使っている方は、ほんの少数でしょう。

 プロだけでなく、アマチュアの方でもゴールドを持っていらっしゃる方は少なからずいらっしゃいます。ブログ界にも大勢いらっしゃいますし、我が地元のアマチュアフルーティストにもいます。オッサンオバさんばかりでなく、若い娘さんでもゴールドを持っている人がいます(音高生だと思いますが…)。

 私がアゲハを購入した頃は、本当にフルート界の事を知らなくて、とにかく「プロとハイ・アマチュアはゴールド」って思ってました。出世魚ブリじゃないですが、笛吹きと言う者は『まず最初は頭部管銀のフルート(つまり洋銀系)で入門し、しかる後に二本目のフルートとして総銀に買い換え、免許皆伝でゴールドを手にして、やっと一人前』と思ってました。

 だって、現実的に見れば、そうでしょ? だから私も二本目のフルートとして、総銀フルートを購入したわけだ(“しかる後”がたった三カ月という特殊事情はあったけれど)。

 でもね、たくさんのフルートを試奏してみて分かったことは、結局、手にするべきフルートは音の良いフルートであり、その、音の良いフルートというのは“自分好みの音のするフルート”の事なんだな。これ、真理ね。

 そして、自分好みの音っては、それこそ人によって違ったり、やっている音楽ジャンルによって違ったりするわけで、高い値段のフルートが必ずしも自分の好みの音を出すとは限らないわけです。

 そういう風に考えると、腕前の上達とともに、値段の高いフルートにシフトしていく事は、必ずしもフルートをバージョンアップしているわけではないし、フルートをやっているからには、いずれは総銀へ持ち替え、最終的にはゴールドフルートのユーザーになる…必要なんて、全くないのです。

 もちろん、楽器メーカーや楽器販売店は、ユーザーがそれぞれの腕前の上達に従って、高級モデルにドンドン持ち替えることを望んでいるだろうし、そういう人を歓迎するでしょう。でも、音楽の演奏が好きで、良い音を望んでいる奏者にとって、その行為はあまり意味がなく、場合によってはナンセンスですらある行為です。だって高級モデルにチェンジすることで、自分の好きな音から遠ざかっている事だってありうるわけですから。

 モイーズは今でも人気のあるフルーティストですし、彼の演奏を愛する人もたくさんいるでしょう。でも、あの魅力的な笛の音は、実は洋銀フルートの音なんですね。モイーズは洋銀フルートを愛用していたそうです。おそらく洋銀フルートの音が好きだったんでしょうし、彼にとっての良い音ってのは、あの洋銀フルートの音だったんです。

 そう考えると、フルート学習者が、なかなか良い音が出せないでいるのは、楽器のせいではなく、単に腕前や才能の多寡のせいなのかもしれません。

 たぶん、楽器としてのフルートは、モイーズが愛用していた事実から鑑みても、洋銀フルートで十分なんだと思う。洋銀フルートでは吹けない曲なんて、別にないでしょ。だって楽曲は楽器の材質には依存しないはずだから。

 もちろん、現代フルートの開発者であり、一流のフルーティストであったベームは、フルートの素材としてシルバーを指定しています。だからフルートは本来的には総銀であるべきでしょうし、総銀であることが理想的な姿なのでしょ。でもシルバーは貴金属なわけで、ちょっとばかり高価な素材でございます。

 プロ奏者はお財布の事などでグダグダ言わずに、理想的な姿である総銀を使えばいいのでしょうが、経済的に制限のある一般趣味人にとっては、多少でもお財布に優しい価格がうれしいわけで、そうならば洋銀でもいいわけです。だいたい、純粋に楽器としての必要十分な性能だけを考えたら、洋銀フルートで足りるしね。

 ならば「まず最初は頭部管銀のフルートで入門し、しかる後に総銀フルートに買い換え」は正解。でも、単純に音楽を演奏するアイテム、つまり、楽器としてのフルートは、そこまでで終わりではないか、と思うようになりました。

 つまり必要十分な性能を持った実用品としての洋銀フルートと、楽器開発者が指定した楽器としての理想的な姿の総銀フルートの二種類のモノがこの世に存在すれば、それでいいのです。

 だから趣味でフルートをやっている一般人、特に私のような“永遠の初心者”にとって、楽器として必要十分な性能をもった実用品である洋銀フルートでも、何ら困ることはなく、本来プロ奏者が使うべき、理想的な楽器の姿である総銀フルートは、一種のぜいたく品という位置付けになります。だからアマチュアの方々は、まずは洋銀フルートを使用し、色々な理由で、ぜいたくをしたくなったら、総銀フルートを所有すればよいのです。

 私なんか、いい年したオッサンなので、持ち物にもそれなりに気を使わないといけないので、ちょっとぜいたくな総銀フルートなんて、腕前に関わりなく、必要なアイテムだったりします。オッサンって、結構、物入りなんだよね。

 で、そして、ゴールドフルートは、音楽を演奏する楽器としては、別に必要ないという、結論になります。

 じゃあ、すとんさんは、ゴールドフルートを否定するのかというと、別に否定しません。逆に大肯定です。だって、最近の私は“ゴールドフルート欲しい病”にかかっていますから(笑)。

 ただ、ゴールドフルートは、プラチナフルートや木管フルート、もうちょっと言っちゃえば、カーボンフルートやチタニウムフルート、リッププレートがサンゴだったり鹿の角だったり水牛の角や象牙だったりする、趣味に走ったフルート、ああいうフルートの仲間なんじゃないかと思うようになりました。つまり“嗜好品”ね。「好きなら買えばいいじゃん」の世界ね。

 だから、ゴールドフルート、大いに結構。好きなら買えばいいじゃん。だって、嗜好品だもん。

 洋銀フルートは実用品。総銀フルートはぜいたく品。ゴールドフルートは嗜好品。ま、そんな風に考えてます。

 以前、ディアさんのブログで話をしていた時に、ディアさんがアメリカでは、プロアマともに、ゴールドのフルートを吹いている人を見かけたことがない、とおっしゃっていました。

 ディアさんとて、別に統計学的な調査をしたわけでもなく、あくまでも個人の印象なのでしょうが、案外、人の印象(とりわけ女性の印象)ってのは、ズバリ正解だったりするものです。おそらく、世界一のフルート王国(生産量とメーカー数だけで言ってます)であるアメリカでは、ゴールドフルートの利用者は、かなり少ないのでしょうね。つまりアメリカでは、プロでも総銀フルートを愛用している人がたくさんいるって事だね。

 しかし、一体、誰がこんなに日本のフルート界を、ゴールドラッシュにしちゃったんでしょうね。まさに“黄金の国ジパング”じゃん。戦犯は誰なんだ?

 ところで、オータムジャンボが当たったら、ゴールドフルートを買うんだー(はぁと)。

コメント

  1. ディア より:

    おはようございます。
    いきなり名前が出てきてビックリしました!!

    アメリカでは見たことないというか、私が住んでるこの辺りでは。。。ということです。もっと都会に行けばゴールドフルート所有率は変わってくるのかもしれません。
    アメリカ人は個人主義というか、人が持ってるから欲しいっていう感情はあんまりないと思います。日本人は基本ブランド好きですからね~
    少なからずフルートを吹いている方にとって、ゴールドフルートは憧れだと思います。

    実はマスターズを買うときに、ダンナにゴールドフルートを買うようすすめられました。
    私の性格を知り尽くしてる彼ですから、絶対そのうち欲しいと言うから、最初から買えと。でもゴールドは上手な人の象徴、私のレベルではと尻込みして試奏すらしませんでした。でも半年ぐらいして考えてもよかったなと後悔しました。やっぱりいつかは欲しいですね~

  2. はむはむ より:

    お早うございます。

    朝1番に、うはうはの面白い話題…
    すとんさん、ニクイですねぇ~~~ [E:happy02]

    >洋銀フルートは実用品。総銀フルートはぜいたく品。ゴールドフルートは嗜好品。ま、そんな風に考えてます。

    然り、然り。
    商売とは関係の無い趣味人にとっては、
    それがまっとうな考えというものでしょうね。
    で、いい歳したオバチャンもやっぱり…
    結構モノ入りなわけです(笑)
    なので、洋銀 → 総銀、と高跳びしたわけですが。

    実は、ゴールドの音色も気に入っちゃったんですよね~。
    お金ないので絶対に買えませんけど。
    そして色の好みでいうと…金より銀が好きなもんで、
    音色は良いけど・金のフルートはいらないなぁ。

    銀色なんだけど、金のフルートみたいな音。
    なんてフルートはありませんかね??
    愛器のメーカーにはホワイト・ゴールドメッキ、という選択肢があるようなのですが、
    これって完全受注品らしいので、試奏出来ないだろうしなぁ~。

    メッキ代だけなら何とか還暦のお祝いくらいには
    出して貰えるかも~~~なんちゃって [E:bleah]
    あと何年待てばいいでしょうね。
    いやいやそれよりも、オータムジャンボ、買いましょうかな(笑)

  3. すとん より:

    >ディアさん

     いきなり名前が出てきて、びっくりさせてしまいましたね。でも、思わぬ所で自分の名前を見つけると、もうドキドキでしょ。私も時々、ドキドキしてます(笑)。

     ディアさんの住んでいるあたりではゴールドは見ない…それでいいんです。だって私だって、私の見るところ、プロやハイ・アマチュアはゴールドばっかり…という印象論で話進めてますから。だいたい、このブログは学術論文ではなく、単なるエッセイですから、そんなに正確ではなくても無問題ですし、あんまりヒドイ間違いの時は、どなたかが必ず訂正入れてくださいますので、安心安全なんです。

     でも、日本人のブランド好きというのは、おっしゃるとおりだし、加えるなら、横並びが好きとか、そのくせ階級が好きとかもあるでしょうね。

     でも、旦那さんのおっしゃるとおり、演奏(の録音)を聞く限り、ディアさんはゴールドを買ってもよかったかもしれませんね。ゴールドでも十分対応できそうですし。

     でも、ゴールドを購入してしまうと、盗難とか心配じゃありません? 別にアメリカだからというわけでもなく、日本でも私は心配です。ゴールドフルートって、一応、フルートの形してますが、その実態は、約500gの金の固まりですからね、結構な財産です。それを無造作に持ち歩くなんて…怖いことです。

  4. すとん より:

    >はむはむさん

     シルバーのフルートにゴールドメッキ、というのはありますが、ゴールドのフルートにシルバーメッキ、というのはなかなかないですね。もし入手するとしても、注文でしょう。

     メッキではなくオーラマイト合金(金と銀を貼り合わせた合金)のフルートがパウエルにありましたね。内側が金(14K)で外側が銀のハンドメイドソルダードがあるので、パウエルのお店に行くと、試奏できるかもしれません。もっとも、軽く200万円越えですから、なかなか買えませんが(笑)。せっかくのゴールドフルートなのに、わざわざ銀色にしちゃうなんて、それこそ嗜好品ですね。

     ゴールドは嗜好品。なんて言い切っちゃったので「なんて、モノの分かっていない奴なんだ…」と思われているかもしれないのですが、でもね、一般の音楽ファンからは、かなりの通でも、フルートの音色の聞き分けってできないよ。つまりな話、洋銀の音も、ゴールドの音も、笛吹きさんには違って聞こえても、一般の音楽愛好者の方々からは、有意な違いには聞こえないのね。だからこそ、ぜいたく品であり、嗜好品って書いたんだけれど…、でもやっぱり、ゴールド、欲しいよね。

     私はめげずにオータムジャンボを買うつもりです(笑)。

  5. 小夜子 より:

    モイーズさんのクエノン、確かに洋銀だけど…こだわりの洋銀みたいなので、普通に出回っている洋銀フルートじゃあの音は出ないでしょうね。特注洋銀フルートなら可能か。。。それも贅沢ですねぇ。

    金は嗜好品。確かにね、そうだと思います(^^)
    私は…どちらかと言ったら次は(いや、無いと思いますけど、もし大金を手にする機会があったら)金より木管が欲しいですねー。ほっこり優しい音に惹かれている今日この頃です。

  6. ひょっとこ より:

    楽器は比較的息が長い消耗品、だと思いますね。特に管楽器は。

    使ってる楽器で、50年前のニッケルシルバー
    (洋銀:アメリカ製)がありますが、リッププレートは
    表面が溶けかけてザラザラしているし、
    フットジョイントのキーなんて、深い擦り傷もあるし。
    全体的に白っぽくなったり、ところどころ緑青が出てたりします。
    たまにヘッドジョイントの中を無水アルコールですすぐと、
    緑ですしね…。時々口元で金属っぽい味がしますよ。
    見た目のコンディションは非常に悪い。
    でも、調整はしてるから、
    下Cから上Cまでポンといい音するんですよね。
    そして、軽いですし。でもメンテナンスしてあと10年、
    持てばいいんじゃないですかね。

    特に家では組み立てたままで手入れもせずに置いてますから、
    シルバーフルートも燻した感じになりますし。

    プロがゴールド使うのは分からなくもないです。
    特性として錆びませんし。洋銀や銀に比べれば、
    はるかに手入れは楽だと思います。

    でも、個人的には同じ値段使うなら、複数のフルート持つか、
    調整に出すか、CD買うか、ライブに行くか、
    その他道楽に使うかになると思いますね。

    それこそ、個人の嗜好の問題で…。

    アメリカはオークションなど見てると、
    リッププレートやキーのみ金メッキ(Gold plated)ってのが
    結構出回っている気がします。実用的だなと思います。

  7. すとん より:

    >小夜子さん

     モイーズのクエノンはこだわりもこだわり、なんかご自分で改造もバンバンしちゃっていたそうですね。確かにそういう点では、普通に出回っている洋銀フルートとは違いますが、でもやっぱり、いくら良い音でも洋銀の音なんだな。ま、クエノンに限らず、私は洋銀の音が結構好きです。こう言っちゃあなんだけれど、強化銀(Ag997)にも通じるような響きだと思います。

     で、小夜子さんは木管派? 私も木管には憧れるけれど、あれは割れるからねえ…。高いお金出して割れたら悲しいじゃない。そう思うと、なかなか手が出ません。音色的に近くて、メンテが楽なプラ管のフルートが出たら、きっと買うな。10万までなら、なんとか頑張るから、どこかのメーカーで作ってくれないかな…って、そんな技術を持っている日本の楽器メーカーはヤマハしかないか。他のフルートメーカーではプラ管フルートを作る技術は持ち合わせていないだろうし(笑)。

  8. すとん より:

    >ひょっとこさん

     50年前のニッケルシルバーのフルート、なかなかカッコいいじゃないですか。いかにも使い込まれた楽器って感じですね。もっとも、確かにおっしゃるとおり、メンテをしても、半永久ってわけにはなさそうですね。しかし、緑青ってのは、危険な感じがしますね。

     現実問題として、プロの場合、単なる嗜好品ではなく、仕事道具としての優位性からゴールドフルートを所有している方がいらっしゃることも知ってます。お手入れもそうですが、何と言っても「ゴールドを持っていると、プロっぽい」ですからね。ファンや生徒さんの中には、持っている楽器でプロ奏者の腕を判断する人(つまり耳のない人)もいますから、そういう人に対する自衛手段としてゴールドフルートって感じでしょうか。ある意味、因果だなあ~と思います。

     ただ、フルートに関して言うと、記事中に書いた「日本でのゴールドラッシュ」も疑問ですが「なぜフルートだけ貴金属」っていう疑問もあります。フルートをブラスで作るという発想はなかったんでしょうかね?

  9. たかさん より:

    洋銀のフルートで十分だと、自分のブログで書いておきながら、私は今度は銀のフルートを買います。

    どうしてなのかというと、やっぱり音が違うんですよね。

    金のフルートも音が違うから、選ぶ人がいるんでしょうが、すとんさんのおっしゃるように、見た目で選んでいる人が多いように思います。

    吹きこなせないのにゴールドフルートだと楽器可哀想な気がします。

  10. すとん より:

    >たかさん

     そうですね、音が違うと思います。洋銀も銀も金もその他も材質が変われば、やっぱり音は変わると思います。ただ、値段が高くなればなるほど良い音がするかは別で、それぞれの音が違うので、好き好きもそれぞれでしょうって事です。銀の音が好きなら銀を使えばいいし、金が好きなら金を…、でも単純に音楽を奏でるというだけなら、最安価な洋銀でも十分なわけで、だから「せいたく品」とか「嗜好品」とか呼んでいるわけです。

    >吹きこなせないのにゴールドフルートだと楽器可哀想な気がします。

     吹きこなせていないのに、総銀のフルートを持っている私(汗)。きゃー、あんまり人の事は、言えませーん。

  11. ムラマツEXⅢ より:

    私にとって、とてもタイムリーな話題です。

    銀で吹きたいな~、と思う雰囲気の曲、洋銀で吹きたいな~、と思う曲、是非金で吹いてみたいな~と思う曲が最近ちょっとだけですが、自分の中で色分けされている様な気がしてきています。

    同じ曲でも、男の人が歌うとき、女の人が歌うときって印象が違ってくるかと思いますが、フルートの音色、特に金と銀ではできることなら使い分けてみたい、という願望があります。

    どれか一本、と言われてしまうと悩んでしまいますが、今回総銀を選んだ時、金もいつか買っちゃる!と決意して、積み立ては継続しています。

    どの音が上等かどうか、というよりも、天界へも届くかとも思わせる金の音も好きで、耳当たりの良い柔らかい洋銀の音も大好きで。。。

    アマチュアでは贅沢なことかもしれませんが、なんとかして金、銀、洋銀の音全てを自分の手で奏でてみたいと、練習、積み立てともに頑張っています!

    楽器そのものは、安ければそれに越したことはないですけど。。。(笑)
    金はやっぱり割高な気がします。(苦笑)

  12. sakura より:

    私ゴールドフルートの音を生で聴いたことがなくて。
    機会があったらじっくり聴いてみたいと思ってます。
    ・・・って買えないですけれどね^^;
    でもすとんさんの記事を拝見していて、やっぱり最終的には自分の好みなんだな・・・と実感します。
    趣味で吹くならなおさらですよね。

    それから、お手数ばかりおかけして大変申し訳ありませんが、ようやく先ほど工事が終了しましたのでリンクの変更をお願いいたします^^
    大急ぎで頑張りました^^;
    あ、昨日メールさせていただいてます。
    よろしくお願いします^^

  13. まきりん より:

    いつかは欲しいな~総銀[E:heart02]
    中古でも買えないな~ゴールド。
    最初にかったフルートが当たりだったので、
    なかなか総銀に踏み出せない私です。
    宝くじも買うけど、地味に貯金に励みます。

    ゴールドフルートを流行らせたのは誰だろう…
    私のもっているCDに、
    ゴールドのフルートをもって、
    白いタキシード着用の、
    おふらんすの方あたりかしら…

  14. 散歩 より:

    銀のフルートを吹いてますが
    金は最終目的ですね
    長く続けるなら、このまま銀で終わりたくないです
    現代は銀をねこもしゃくしも使ってます 贅沢品というより普及品です

  15. みーむ より:

    私はむしろ、ゴールドフルートに興味がないです。強がりでもなんでもなく、愛用のヴィンテージ総銀フルートがとっても魅力的だからです。

    私のついていたアメリカのフルートの先生も、今の日本のフルートの先生も総銀製のフルートを愛用されています。今のフルートの先生は数本の銀のヴィンテージを愛用されています。リサイタルでも、レコーディングでも、いい音色が響き、いい音色が録れるらしいですよ。n=1ですけど。。

    ゴールドフルートやプラチナメッキフルートを吹いている方々(アマチュアの方々)の印象が良くなかったかなぁ(汗)

  16. すとん より:

    >ムラマツEXⅢさん

     私は現在、ぜいたく品である総銀フルートを使ってますが、いずれは嗜好品にも手を染めてみたいと思ってます。だって、趣味だもん。贅沢品を揃えるのも趣味だし、嗜好品を集めるのも趣味ですもの。

     趣味だから、その日の気分で、曲の感じで、金で吹いたり、銀で吹いたり、洋銀で吹いたりしたいね。

     確かに、ゴールドフルートは高いです。いや、総銀だって、いいかげん割高がと思いますよ。でも、これらはぜいたく品であり、嗜好品だから、高くて当たり前と思ってます。

     ああ、でも、全部揃えたいです。

  17. すとん より:

    >sakuraさん

     ゴールドフルートの生の音ですか? それはそれは、とても素晴らしいもので…というわけではなく、好みは人それぞれだと思いますよ。あのゴールド特有のミチッとした、たっぷりと実の詰まった音がお好きな方もいらっしゃるでしょう。輝かしい銀の音が好みの方もいらっしゃれば、素朴な木の音が好きな人もいるでしょう。洋銀の音がデフォルトだと言う人も大勢います。

     それに素材の違いでも音は変わりますが、奏者の違いの方や、メーカーの違いも音には影響ありますよ。だから、結局「好きな音のフルートが一番好き」という結論になるのです。

     でも、そうは言っても、一度はゴールドフルートの音を聞いてみたいですよね。気持ちは分かります。そういうチャンスがあるといいですね。ご近所にフルート教室の発表会はありませんか? あれば、先生はたいていゴールドフルートですから、金の音が楽しめますよ。

     リンクは直しておきました。

  18. すとん より:

    >まきりんさん

     総銀フルートにだって、当たりハズレはありますよ。だから、いつか総銀を買うにしても、慎重に選ばないとね。下手にハズレをつかむと、今のEXよりも無残な音になったりして…。それくらい、洋銀と総銀の差って、素材による音の違いを除いちゃうと、そんなに違わないと思ってます。

     あの白いタキシードの方は、だいぶ前に黒いフルートに宗旨がえをしましたね。私は、ひげもじゃのあいるらんどの人の方が怪しい…と思ってます。

  19. すとん より:

    >散歩さん

     散歩さんにとって、銀のフルートは普及品かもしれませんけれど、実に多くのフルーティストにとって、総銀フルートは憧れの的ですよ。ここに来ている方々も「いつかは総銀フルートに買い換えたい」と思ってらっしゃる方々ばかりですし、実際に、ゴールドやシルバーやその他のフルートユーザーの数を合わせたよりも、圧倒的に洋銀系のフルートの方が多いと思います(実数はあげられませんが、楽器店での販売数から推測すれば、そのはずです)。

     私もゴールドフルートは欲しい人ですが、縁がなければ、このまま一生、総銀フルートを吹く事になっても、全然平気ですよ。だって、今のフルートは、しびれるくらいいい音が出ますから。ゴールドフルートが欲しいのは、音に惹かれてと言うよりも、コレクター的な関心からですね。おもちゃを欲しがる子どもと同じかな。ゴールドフルートで、今の総銀フルートを凌駕する音を、私が出せるかというと…難しいなあ…。たぶん、無理だと思うし(笑)。

  20. すとん より:

    >みーむさん

     私はヴィンテージフルートの音を、生できちんと聞いた事がありません。たぶん、私はヴィンテージの音が好きなタイプの人間だと思います(根拠はありませんが)。ヴィンテージって、さぞ、心を揺さぶるような音がするんだろうなあ…。だから、ゴールドのヴィンテージフルートがあれば、どんな音がするのだろうと思いますが、そんなものはないのかな?

     そう言えば、レコーディングでは総銀フルートを吹き、ジャケットの撮影ではゴールドフルートに持ち替えるというプロ奏者の方がいるとかいないとか…。それが本当かは知りませんが、プロなら、曲によって楽器を持ち替えるくらいは普通にやるでしょうね。

     私は他人の演奏でどうとかこうとか言う事はないのですが、私自身がゴールドフルートを吹くと、以前は死にたくなるくらい汚い音が出ていました(最近は変わってきたような気がします)。あの体験で、私は、ゴールドフルートを手放しで礼賛できない人になったのだろうと思います。ゴールドフルートって、色々な意味で難しいフルートだと思います。

  21. シラスマ より:

    こんばんわ^^)

    ゴールドフルート、持って歩くのが恐ろしく思うのですが・・・保険とかあるものなのでしょうか(笑)

    今の笛でさえ、自転車引ったくりに合わないように、がっちりと掴んで歩いています^^;
    私も最近、今の笛を吹くのがとても楽しいので(すとんさんのおかげです)多分、ゴールドを買うことはないと思います。一度くらいは試奏してみたいですけどね。

    ブログお引越ししました。
    http://flutemaesta.blog88.fc2.com/
    大変お手数ですが、リンク変更お願いします。スミマセン・・・。

  22. inti-sol より:

    以前にも書いたことがありますが、私はムラマツのゴールド(14Kと24K)を試奏したことがあるのですが、確かに良い音色とは思いましたが、EXの10倍以上の値段の価値がある音色かというと、ちょっとそうは思えませんでした。要するにEXの延長線上の音色としか思えなかったのです。ならば、別にEXでもいいじゃない、と。

    同じムラマツでも、PTPやSRの方がはるかに心が動きましたし(EXとは音色の傾向が違うから)、その後試奏したサンキョウの木管はもっと心が動きました。
    それに、音色が「違う」ことは事実ですが、その違いに優劣を付けられるものかどうかはまた別なのではないかと思います。

    > しかし、一体、誰がこんなに日本のフルート界を、ゴールドラッシュにしちゃったんでしょうね。

    そりゃ、フルートメーカーは単価の高いフルートが売れた方が儲かるでしょうからねえ・・・・・・・・。

  23. すとん より:

    >シラスマさん

     ほんと、ゴールドフルート保険ってあるのかしら? もしかするとプロ奏者はその手のものに入っているかもしれませんが、大半のゴールドフルートは、普通のアマチュアの方々の手元にあるわけで、そういう方々が保険に入っているとは、思えないのですよね。

     ひったくりも怖いですが、置き忘れとかも怖いですね。電車の網棚とか、バスの座席とかに置き忘れたら、出てきそうもないですね。拾った人が悪意の持ち主だったら、フルートって誰が見ても高価そうだから、即、横流しされちゃいそうです。

     リンク変更の件、了解しました。それにしても、みなさん、ケロログなのね…。

  24. すとん より:

    >inti-solさん

     同じメーカーのモデルなら、音色に関連性があるというか、統一性があって、当たり前だと思います。入門モデルであれ、フラグシップモデルであれ、どこかしら似ていて当然ですね。問題は、その価格差です。材質が違うからと言って、現状の価格差は、一般市民の金銭感覚から、大きくズレています。

     でも私は、そこは問題だとは思いません。だって、ぜいたく品であり、嗜好品ですから、価格なんてあってないものだと思ってます。

     ただ、一般人が音楽に親しめるように、安価で質の良い楽器を、メーカーのみなさん方には今後も安定供給していただければ幸いだと思います。実際、みなさんが購入するフルートの大半は、質の良い実用品ですからね。

    >それに、音色が「違う」ことは事実ですが、その違いに優劣を付けられるものかどうかはまた別なのではないかと思います。

     優劣のつかない所にこだわっていくのが趣味であり、趣味とは、ぜいたくな道楽ですからし、人の嗜好性を反映したものです。また、そこが楽しいのだと思います。

     ゴールドラッシュの件は、確かにメーカーは商売ですから、高額なフルートが売れた方がうれしいに決まってます。でも、だったら、なぜプラチナフルートは売れない? なぜフルーティストの上がりは“ゴールドフルート”なのか? という疑問が生じます。

     結局は、イメージ戦略なんだと思います。意図してかしていないかは別として、誰かが“宣伝”しているのだと思います。そのゴールドフルートの偶像って、誰なんでしょうね、と思った次第なんですよ。

  25. ひょっとこ より:

    火災保険での対応もありますが、
    持ち運びするものなので、「動産総合保険」ってので
    ピンポイントで契約できるはずです。
    (昔、契約した事があったので。)
    保険会社か、楽器屋さんで教えてくれますし、
    契約できると思います。

    偶然な事故・盗難は大丈夫だったと思います。
    音質は保証対象外など免責事項があったような。

    新品(相当)であれば、普通に算定されて
    いたのではと思います。
    貴金属系、ビンテージなどは別計算になったり、
    国内のみの利用なのか、海外にも持っていくなど、
    の区別があったと記憶してます。

    ゴールドのビンテージって、無いのではないかと思います。

    参考までに、ビンテージの専門店です。結構なお値段ですね。
    http://tic-jpn.com/

  26. ディア より:

    マスターズを買ったときに、アメリカ人から保険をかけたほうがいいと言われました。とりあえず、家の保険(レンタルですが)に入っているのでそこで聞いてみたら、火災保険のみで盗難は対象外と言われて契約をやめたことがあります。火事になる確率よりも盗難、落下などの事故のほうが高そうですよね。某楽器店のサイトで、楽器迷子の掲示板を見たことがあります。結構電車での置き忘れが多いんですよ。楽器を忘れるなんてありえないと思うんですけどね。

  27. すとん より:

    >ひょっとこさん

     やっぱり保険はあるんですね。動産総合保険というのですね。プロはともかく、アマチュアの方で、この保険に入っている人って、どれくらいいるんでしょうね。もしも将来、ゴールドフルートのユーザーになったら、その時は、ちょっと保険加入も検討しようかな。だって、事故と盗難に保険がつくなら、そりゃうれしいよね。

     ヴィンテージの案内、ありがとうございました。ゴールドのヴィンテージは確かになさそうですね。それにしても、ヴィンテージはお高いです。これだけお高くて、ピッチコントロールが難しいのですから、もう、私などは最初からお呼びではないです。

     でも、憧れるな…。これらは明らかに“嗜好品”だと思いますよ。

  28. すとん より:

    >ディアさん

     私は楽器を忘れたことはありませんが、譜面立てをお店に忘れた事があります。だから、いつの日か、きっと、楽器をどこかに忘れしまうだろうとは断言できます。

     移動して演奏することが増えたら、やっぱりフルートに動産保険をつけるべきだと思いますよ。

  29. sakura より:

    すとんさん、こんばんは♪

    ゴールドフルートの音色、買えないけどますます聴いてみたいです。
    ピアノの発表会ならアチコチでありますが、フルートはやっぱり楽器店ですよね。
    私の先生はパウエルのリッププレートがゴールドのフルートを吹いてらっしゃるんですけど、「しんどいのがイヤなので、ラクして吹けるからコレを選びました」とおっしゃっていました。
    同じ総銀でも私のとは違うパワフルな音色です^^

  30. すとん より:

    >sakuraさん

     総銀フルートのリップ&ライザだけをゴールドにするって方は、それなりにいるそうですよ。そういう仕様にすると、総銀と比べて、楽器の反応が早くなり、音の立ち上がりもよくなるし、さらに吹奏感も楽になるくせに、強い息に対する耐性も増えてくるそうで、良いことづくめだとおっしゃっていた方を知っています。ほんとかよーと思いますが、そういうチョイスをするプロがいるってことは、やっぱりそうなのかなーって思います。

    >ピアノの発表会ならアチコチでありますが、フルートはやっぱり楽器店ですよね。

     そうですし、あとプロの方の演奏会はありませんか? 大抵のプロ奏者はゴールドフルートを使ってますよ。ウチの近所だと、アマチュアの笛吹きさんも結構ゴールドを使っているので、市民音楽祭なんてところに行っても、ゴールドフルートの音が聞けます。

  31. より:

     この記事を読んで、アマチュアゴールドユーザーの私ですが、少しも腹立たしく感じませんでしたヨ。その人に一番いい音色のフルートを選ぶ、というのが主旨ですから。
     たまたま総銀製であるDSより今のほうがすきで・・・艶も華もあります、透明感もあって、高音が透明感があって・・・DSだと高音がどんなにきれいでも、やはり金属音だったのですが。
     
      私の疑問というか、不満は、フルートの先生の生徒に対するメーカーのイメージをすりこみが気になります。
     地元で出会ったマンモス音大のM音大卒の先生方はムラマツフルートユーザーで、ほかのメーカーを悪くいうんです。田舎の先生のほうがそういう傾向があるかもしれないですね。私はそこはやめました。
     私にとって、ムラマツのフルートって、総銀しか使ったことがないけれど、深くしっとりはしても、野暮ったい印象になりました。優等生でした。(悪い意味で)
      音楽は野暮ったいのはほんとダサいです。とくにフルートみたいな楽器は。

     もしかすると、ムラマツという超優良メーカー、ゴールドになればこの野暮ったさがなくなるのでは?それでひとつのメーカー内でのイメージが広がってしまったのではないか?
     と、アンチムラマツの私は思うのでした。
     ムラマツファン&ユーザーの方、ほんとごめんなさい。(でも世の中にはいいメーカーはほかにもいろいろあるので、試してください。)
      

  32. すとん より:

    >かさん

     ムラマツは…総銀は私も苦手ですが、ゴールドはちょっと見直してます。ムラマツのゴールドは、なかなかにいい味出してますよ。たぶん、ムラマツはゴールドフルートには、全身全霊を注いで作っているんじゃないかさえ思います。

     フルートの先生の中には、ある一つのメーカー品を強く生徒に薦める方がいらっしゃるのは事実でしょうね。ネットでは、その手の話をよく見ますもの。それを見るたびに、私はヒヤヒヤものです。だって、私は、ムラマツもサンキョウもミヤザワも、どうにもイマイチだからです。でも、地方のフルートの先生が薦めるメーカーって、だいたい、この三つだもんね。私がそういう先生についていたら、今頃、フルートがキライになってやめちゃっているかもしれません。どうにも相性の合わないフルートを吹いても、幸せな気分にはなれないからね。

     そうそう、最近はパールを薦める先生もいますね。パールなら、まあ幸せになれるかな。ヤマハは黙っていても、部活上がりの人が買っていくでしょ。

     なんか、アルタスってかわいそうだね。先生から強くアルタスを薦められて買ったという人…ネットで見たことないなあ。ま、私も薦められて買ったわけじゃないし…。

     あ、話戻します。フルートの音色は、その奏者と楽器の音色の組み合わせで決まります。すべての人にとって、ムラマツが野暮ったいわけじゃないので、それはそれでいいんじゃないかと思いますが…ムラマツ以外にも、いいフルートはたくさんあるし、誰にも薦めてもらえないアルタスなんかは、実はいい音色のフルートなんですよぉ。でも、地方にいくと、アルタスフルートそのものが売ってないか(笑)。

     地方では、自由に試奏もできないでしょうから、どうしても先生のお薦めフルートを買うしかないんじゃないかと、ちょっぴり同情したりもします。でも、ムラマツは作りも丁寧だし、音も出しやすいし、安心安全なフルートなので、選択肢が少ない中から選ぶなら、やっぱりムラマツかなって気がします。

  33. とと より:

    すとんさん、こんばんわ

    >音色的に近くて、メンテが楽なプラ管のフルートが出たら、きっと買うな。
    >10万までなら、なんとか頑張るから、どこかのメーカーで作ってくれないかな…って、
    >そんな技術を持っている日本の楽器メーカーはヤマハしかないか。
    >他のフルートメーカーではプラ管フルートを作る技術は持ち合わせていないだろうし(笑)。

    ヤマハの試作品「アクリルフルート」↓のページの最後のほうで音が聞けます
    http://www2.yamaha.co.jp/u/naruhodo/07flute/flute4.html

    物欲刺激して、、、すみません <(_ _)>

  34. すとん より:

    >ととさん

    >物欲刺激して…すみません <(_ _)>

     いえいえ、大丈夫ですよ。だって、このアクリルフルートは市販されていませんから。さすがにいくら私でも、売っていないものは欲しがりません。

     でも、このアクリルフルートって、なかなかいいと思いますよ。おそらく強度の問題があって製品化されないのだと思います。やっぱりプラで楽器を作るなら、ABS樹脂だろうし、それならばかなり期待できるのですが、おそらくABS樹脂に洋銀メカを載せちゃうと、それほど安価にならない、下手をすると現在の総洋銀フルートよりも高価になってしまう可能性もあり、それで製品化されないのではないかと思います。

     個人的にはABS樹脂のフルートって、すごく魅力的なんですけれど…ね。

  35. tetsu より:

    > ゴールドのヴィンテージフルートがあれば、どんな音がするのだろうと思いますが、そんなものはないのかな?

    別件で ゴールドフルートの音の遠達性が話題にあがっています。古いところで申し訳ありませんが、こちらへつけさせてください。

    ある年代以上ではランパルは決定的な刻印を残しました。吉田雅夫は植村泰一とのインタビューで、「地中海的で明るい」、というようなことを話していました。私の場合、ライブはいつでもきけるとおもっていたら急逝されてしまい直接はきいていませんが、FM放送、レコード、CDはほとんど刷り込まれてしまいました。
    金のフルートの演奏は、ランパルのヘインズでの演奏が最初に広まって、しばらくしてから伝説(のみの市でバラバラの状態のものを同じ重さの金と交換した)の1本しかない(といわれている)金のLouis Lot(ヘインズを入手できてからは貸金庫に預けていた)の録音も公開されるようになりました。

    http://yaplog.jp/ayako_ciao/archive/3387
    この楽器は博物館にはいってしまうのはもったいないです。どなたかリサイタルで通常で演奏されるようになるといいのですが、ストラドより難しいかもしれません。
    ランパルが使っていた金のヘインズは数本はあるとおもうのですが、こちらのほうは博物館には入らないかもしれません。

    金のフルートへの思い込み(?)の起源はこのあたりかとはおもっています。その後、ゴールウェイとか他にもいらっしゃいますが。

    失礼しました。

  36. すとん より:

    tetsuさん

     ランパルがゴールドフルートの元祖だという話はH先生からよく聞きます。「日本じゃ、私が最初先だよ」と必ず言い添えますが(笑)。

     ランパルのゴールドフルートって、ランパル以外の人が吹いても、あの音が出るのかな? 私はそんな事はないんじゃないかと思っているので、ランパルの笛は、博物館に入ってもいいんじゃないのって思ってます。…ダメですか?

     それにしても、金のルイロに、金のヘインズですか…。なんか、すごそうですね。なんか、投資の対象になりそうな楽器ですね。

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