先日、ブログ友達のCeciliaさんがご自身の記事の中で取り上げ、演奏なされた、クリーゲル作曲のメヌエット(Ceciliaさんの記事はこちら)を聞いて、私は色々な事を思い出しました。
この曲、実は私の人生最初のレパートリーかもしれない(笑)。
私が中学生の頃、この曲が器楽の教科書に載っていました。そして私はなぜか、この曲にはまってしまい、来る日も来る日も、毎日、リコーダーでこの曲を吹いていたような気がします。
さらに二人の友人たちに命令して、リコーダーアンサンブルもしていたような気がします(もちろん、私が主役のファーストである事は、言うまでもない事)。
とにかく、友人たちの伴奏が付く時もあれば、伴奏なしの一人だった時もあるけれど、なんか毎日のように、この曲を吹いていた時がありました。それくらい、なぜか、この曲がすごく気に入っていた…そんな思い出があります。
だから、Ceciliaさんのブログで、この曲を久しぶりに聞いた時は、何とも言えない懐かしい気持ちになりました。そして数十年ぶりにこの曲を吹いてみたいと思ったものの、あの時使った教科書は…捨ててはいないはずだけど見つからない(笑)。ま、これもそれも縁だね…と思って、あきらめました。
ところが、あの記事のコメントの中で、Ceciliaさんがこの曲のギター譜を見つけてくださったのです。ギター譜であって、リコーダー譜ではないのですが、とにかく、さっそく、ギター譜をダウンロードして、ギター譜のメロディの部分をフルートで演奏してみました。
すっかり汚れっちまった私ですが、気持ちだけでも、中学生に戻って、一生懸命、一発取りで録音してみました(大笑)。あ、一発取りと言っても、全然練習していないわけでなく、実は、毎日のロングトーン代わりに、ここ数日間、不真面目に練習していました。
しかし、私のこの演奏、伴奏もなければ、かっこいいトリルもありません。何らの装飾音符もなく、素朴なメヌエットですが、実はこれが私にとっての「クリーゲルのメヌエット」なんです。中学生の時に散々(リコーダーで)吹いたメヌエットは、当然、伴奏なし、トリルなしの、素朴な棒吹きなメヌエットでしたから。
しかし、素朴すぎる(笑)。Ceciliaさんの記事で、Ceciliaさんの演奏(リコーダー演奏とチェンバロ演奏)が聞ける他に、そこからリンクされている、nyankomeさん(ギター演奏)やPapalinさん(リコーダー演奏)と比べても素朴すぎる…ってか、比べちゃいけないね。こりゃ、どうも、失礼しましたって感じです。
ま、こんな感じです。普通なら、お蔵入りだよね、このレベルだと(大笑)。しかし、全くの無名曲だと思っていた、クリーゲルのメヌエットが、実は意外な人気曲なんだと知って、ちょっとビックリした私です。
コメント
この曲、知ってる!!そういう名前の曲なんですね。
それは知りませんでした。
でも、リコーダーで吹いた記憶は無いなぁ。。。
どこで聴いた曲なんだろう???
全然思い出せません(^^;
すとんさんの演奏、好きです♪
あまり飾り立てるより、素朴な演奏が似合う曲だと思います。
中学生で…リコーダー吹いてたんですね。
小学生の時、大好きだったリコーダーですが、
中学生になったら「アルト」だったので、
C管じゃないのが性に合わず、全然吹かなくなりました。
>小夜子さん
こんな素朴すぎる演奏をご支持くださり感謝です。この曲は「メヌエット」なので、本当はやはり華々しい曲なんだと思いますが、メロディがどことなく憂いを含んだ感じなので、こんな演奏もアリかなと思ってます。何か、心のヒダに入ってくる感じですよね。
リコーダーは、私の方も、中学生になるとアルトでしたが、ウチは貧乏だったので、アルトリコーダーを買ってもらえず、クラスメートたちがアルトリコーダーを使用する中、私は小学生時代のソプラノリコーダー(それも兄弟で共有)で授業を受けてました。音楽の先生(中三の時には担任もしていただきました)も私が貧乏人の子だという事を知っていましたので、それを許してくれました。いい時代でした。
>C管じゃないのが性に合わず、全然吹かなくなりました。
私は大人になった今でもアルトリコーダーは吹きません。理由は、C管じゃないのが気に入らないからです。そして移調楽器(金管楽器とか、アルトフルートとか、クラリネットやサックスなど)には手を出そうという気にならないのも、おそらく同じ理由でしょうね。なんか、移調楽器ってイヤなんですよ。
聞かせていただきました。「音曲げ」マスターしましたね。アゲハちゃん、すごくいい音です。
曲もすとんさんの思いが伝わってきてます。
フルートを吹くのに夢中で…と「ひとこと」にありましたが、そんな時があっても、いいじゃないですか。
アゲハちゃんが逃げてく訳じゃないし。
それにしても新型インフルエンザが、とうとう関東にも…。これ以上の深刻な事態にならないことを祈りたいです。
演奏アップありがとうございます!
私にとっても原点は”素朴な”メヌエットですよ~。
何の装飾もなくても短い中にドラマを感じる素敵な曲ですよね!
すとんさんの音楽に対する純粋なお気持ちが感じられる素敵な演奏をありがとうございます!
そして記事の紹介もありがとうございます。
こちらからもTBさせてください。(リンクがあるので不要な気もしますが・・・。)
何だかいろいろな演奏のメヌエットが楽しめていいですね~。
中学からアルトリコーダーに変わりましたが、指が届きにくく吹きにくいので嫌でした。
あの頃はいつまでたっても「主は冷たい土の中に」どまりでしたね~。
学校でもそんなにやらなかったような気がします。
選択の音楽で二人一組でギターを買わされたことがありました。(あんな高価なもの!)
・・・でうちは買ったほうだったのですが、親がよく買ってくれたなあ・・・と思います。
けしてリッチではなかったので。
アルトリコーダーがしっかり吹けるようになったのは主婦仲間でリコーダーサークルをやるようになってから。
必要に迫られてテナーもバスもやりました。
(「ソプラノしかできない!」って言う人ばかりなので・・・。)
でも吹けるようになるとソプラノリコーダーよりアルトのほうが使い勝手がいいし(ソプラノよりも高音が出せる!)、リコーダーは本来アルトが主流なのです。
>たかさん
音曲げですか…多少は上達したかな?って思ってますが、笛先生に言わせると「まだまだ」なんだそうです。無意識レベルで、耳と連動していないといけないそうで…先は長そうですが、地道に一歩ずつ進んでいくつもりです。
笛先生によく受ける注意の一つに「耳を開いて!」というのがあります。夢中になってアゲハの音が堪能できないのは、耳が開いていない証拠なんだと思ってます。なかなか、耳を開きっぱなしのままの演奏できるほど、余裕がないという事なんだろうと思います。ま、これもおいおいと言うことで。
それにしてもインフルエンザがやってきましたね。埼玉の方は、大阪方面から帰って来た(?)方だそうで、そうなると国内感染ってなわけですから、埼玉方面は今日は一日バタバタしそうですね。
病気そのものは、まあこう言ってはなんですが、あまり心配してません。だって、一週間寝てれば治るでしょ。「ならいいや」って感じです。それよりも心配しているのは、すでになりつつあるけれど、なんかパニックとか、パニックまでは行かなくても慌てふためいて取り乱している方々の、予期せぬ行動と、それによる社会的な影響。私の周囲でも、すでに取り乱している人々がソコソコいます。こういう人々が何かやらかしゃしないかと、心配でたまりません。
>すっかり汚れっちまった私ですが
いえいえ、そんなことはないと思いますよ。とても純粋に音楽を愛されていると思います!
>Ceciliaさん
本当は、この手の古い曲はフルートではなく、リコーダーで吹くべきなんだと思います。百歩譲ってもトラヴェルソでしょうね。求められる音色が全く違いますから。
昔はあれだけ楽しんで吹けたリコーダーでしたが、今では全然下手くそになり、調子はずれにしか吹けなくなりました。持っているリコーダーの楽器としての性能のせいもあるでしょうが、それ以前に自分がリコーダー体質でなくなってきたのが一番の原因かなって思ってます。なので、今回はフルートでチャレンジでした。
いずれ遠い将来、トラヴェルソが吹けるようになったら、またこの曲にチャレンジしてみたいです。
そうですか、リコーダーはアルトが主流なのですが、一つ賢くなりました。私は、もしもこれからリコーダーにチャレンジする事があるならば、きっとテナーリコーダーを選ぶと思います。移調楽器が苦手ということもありますが、体のサイズ的に、テナーがいいかなって感じです。
実はフルートを衝動買いする以前は、テナーリコーダーが欲しくて、よく楽器屋さんにテナーリコーダーを見に行ってました。「ああ、欲しいなあ…でも、高いなあ」なんて思ってました。そんな高いテナーリコーダーの数倍の価格のフルートを、今は吹いているのだから、あの時の躊躇した気持ちはなんだったんだろと、自分でもなんか分かりません。やはり、フルートの世界に足を入れると、金銭感覚がマヒするんでしょうね。恐ろしいことです。
>橘さん
いえいえ、確かに音楽は純粋に愛好しておりますが、基本ベースは「腹黒い大人」な私です。逆に言うと、日常生活というか、社会生活で、ベットリと汚れまみれなので、その汚れを洗い落とすための、趣味(=音楽)なんだと思います。
ま、社会で汚れた心を、日々、音楽で洗い流しながら生きている、というわけですね。
だから、大人で、立派な社会人で、無趣味な人(大勢おりますね)と言うのは、精神のバランスをどこで取っているのかが、全く不思議です。私から(音楽に限らないけれど)趣味を取り上げたら、たぶん死ぬ。間違いなく、死ぬと思う。精神のバランスを失って、訳分からなくなって、あっちの世界に行ったっきりになって死んじゃうと思う。そういう意味では、レコード屋の宣伝文句じゃないけれど「No music, no life」な私です。
すとんさんならテナーでも小さいと感じるかも!
バスリコーダーでも音が全然低くないので「え??」って思うはず。
バスよりも大きくてソプラノと同じ運指のがあったかな?
実際のすとんさんの体つきを知らないのですが・・・。
>Ceciliaさん
いや、やっぱり、テナーがちょうどいいと思いますよ。私は(日本人だけど色々な意味で)白人体型なので、テナーがジャストサイズじゃないかと思います。
バスより大きくて、ソプラノと同じ運指っていうと、グレートバスリコーダーってのがあるらしいけれど、画像検索で見てみると、小学生の身長並のリコーダーで、当然指はキー操作になるので、手の大きさとか体の大きさは関係なくなるみたいだね。それにそんなに低いと、鳴らすの大変だし…。
テナーリコーダーって、最低音が中央ハでしょ。それって、フルートの最低音と一緒なんだよ。フルートの古楽器版にフラウト・トラヴェルソって楽器があるので、将来的には、フルートとフラウト・トラヴェルソとテナーリコーダー(木管がいいな)の三つが吹けるようになれるといいなあと思ってますし、精進していれば、きっとそんな日が来ると思います。
700アクセス突破、すごいです。私のブログは300超位なので倍以上ですね。(数を競っても仕方ないですけど…)いろいろな方に見て聞いていただけるのは励みになりますよね。(プレッシャーもでかいですけど)
「クリーゲルのメヌエット」の演奏は私も何度かアクセスして聞かせていただきました。すとんさん謙遜なさってますが、いい音でしたし、いい演奏でしたよ。自分でそれを楽しめればもっといいんですよね。
1日で700アクセスって、すごいですね。
驚きです。
この曲、そういえば昔小学校か中学の音楽の授業で、リコーダーを吹いたかも知れません。当時は音楽の授業がものすごく苦手で、リコーダーも非常に下手、楽譜も読めなかった(今もほとんど読めないけど)ので、あまりよく覚えていないですが。
音を伸ばすところは、音の終わりをお辞儀させず、最後まで音量を保って終わった方がいいかも知れません。
>たかさん
私も数を競ったり誇ったりするつもりは毛頭ございませんが、それでもここのブログを応援してくださる方々が、これだけいらっしゃると思うと、うれしいですし、励みになります。ま、700がどうだと言うと、世の中にはアルファ・ブロガー(1日に1万ページ以上のアクセスのある方)と言われる方々がたくさんいらっしゃいますので、まだまだな私です。
どちらかと言うと「みなさん、応援ありがとう。私はうれしいです」って感じです。
それにしても、たかさんのブログのアクセス数が300超というのは、すごいなあ…。まだブログを始めて半年ちょっとでしょ。私がそのくらいの時は、まだ1日100ページに達しなかったですよ。その頃はまだ声楽ブログでした。やっぱりアクセスが増えだしたのは、フルートの事をブログに書き始めた頃かな? これはおそらく、声楽人口よりもフルート人口の方が多いからだと思ってます。そのフルート人口よりも、吹奏楽人口は多いので、きっとそのうち、たかさんのブログのアクセス数が、ここよりも増えていくと思いますよ。
だって、私は絶対に吹奏楽ネタは書かないから(笑)。最近は、合唱ネタ(歌関係では一番人口が多いジャンルです)も書いてないし…、どうも、ニッチなところ、ニッチなところに話題が向かっている私です。
>inti-solさん
>音を伸ばすところは、音の終わりをお辞儀させず、最後まで音量を保って終わった方がいいかも知れません。
音の終わりがお辞儀してしまう(音量の低下とともに、音程も低下してしまう事)のは、意図するところではありませんし、私のまだまだなところです。私が意図しているのは、墨字のはらいのような音の終止なんですよ。勢い(つまり音程の保持)を残したまま、すっと抜けて消える、あの線のような音を狙っています。
狙っているだけで、できていないのが残念なところですが、そう簡単にできるわけもないので、あきらめずにトライし続けます。
音の入と出に注意しているつもりなんですが、難しいですね。いや、ほんと、難しいです。
私なら、音を伸ばす手前のところで息継ぎを入れてしまいます。息に余裕がなくなると、どうしても音がお辞儀をしたり、詰まった音になってしまいますから。
ケーナでは、「切り上がりながら終わる」吹き方好きなのですが、フルートではあまりやりません。あまりクラシックらしくないからかな。
私のブログのアクセス数が増えて来たのは、すとんさんのブログにお邪魔するようになってからです。その後、ココログに音声ファイルをアップする方法を教わったり、ブログ初心者だった私に色々教えていただきました。
フルート初心者だったすとんさんが、上手になっていくのをブログで聞かせていただいて、驚嘆しながら自分も頑張ろうと思ってやってきました。いや、ほんとです。
歌の記事にはなかなかコメントしづらいのですが、楽しく読ませていただいてます。あ、もちろん金魚とダイエットの記事も…。
>inti-solさん
ブレスをどこで入れるかは難しい問題ですね。私は一応、自分の都合ではなく、曲の都合を優先したいと思っています。つまり、フレーズの切れ目でブレスです。
フルートには、初心者の吹けるようなオリジナル曲などは皆無(爆)に等しいので、どうしてもアレンジものを吹くことになります。元が歌なら、あんまり問題ありません。作曲家がきちんとブレスの位置を考えてフレーズを作ってくれますから。問題は、元がピアノとかヴァイオリンとかの、息をしないでも演奏できる楽器の曲の場合。この場合、作曲家はブレスの事をあまり考えずにフレーズを作っている可能性があります。
例をあげて話をします。今、練習している曲の中に「ザ・フルート」に載っていた「アヴェ・マリア」と「別れの曲」があります。「アヴェ・マリア」は一つ一つのフレーズがとても長くてブレスコントロールが難しい曲なのですが、それでも演奏者の意識が飛ぶ前にブレスがやってきます(笑)。しかし「別れの曲」はフレーズがなかなか切れません。それどころか、親切に楽譜には「このラの音が切れるところがフレーズの終わり」と書いてあるにも関わらず、そのラの音はしっかり次の音と大きなスラーでつながってます。一体、どう演奏しろというつもりなのでしょうか?(結局、その大きなスラーが終わるまで、Lentoなのに5小節ブレス無しで…吹こうとして…挫折します:笑)
だから、元がピアノやヴァイオリンの曲をフルートで吹く時は、頭の中にいくつもの???を浮かべながら、やってます。ここでフレーズを切っていいの、ここでブレスしないと死んじゃうけど(涙)、ってな感じです。
たぶん、循環呼吸というテクニックをマスターしないと、ピアノやヴァイオリンの曲は、きちんと演奏できないのかもしれない、そんな気がします。
>たかさん
そんなにフルート、上手になっているかな~。自分ではよく分かりません。歌も笛も、相変わらず、ユルユルと亀の歩みでやっているつもりです。私は器用な人間でもありませんし、どちらかというと飽きっぽい人間なのですが、飽きるまでは一生懸命にやる人間なので、歌も笛も飽きるまでがんばるつもりです。
昔はダイエットにがんばっていた時期があるんですよ。その時は、125Kgあった体重(驚)を80Kgまで落としました。でも、飽きちゃった。そしたら、あっと言う間に100Kgオーバーのリバウンドです。いやいや、そんな私なんです。
歌も笛も、いつまで続くか分かりませんが、飽きる前に、それなりの形にしたいと思ってます。
>私のブログのアクセス数が増えて来たのは、すとんさんのブログにお邪魔するようになってからです。
お世辞であっても、そう言われると、ちょっぴりうれしいです。ぐふふふ…。
筆先の「ハライ」のような音の消え方・・・・、これ、わかりますわかります。オカリナやリコーダーは息の通り道(エアウェイ)が決められていて上下の動きが自由にできませんので、音終わりに向けて普通に息のスピードを落としていくと、必ずシッポがお辞儀しちゃうんですよね。
でも横吹きの笛は、終わりに向けて音量を下げるためにスピードを落としていくとき、それに連動して、息の角度をあげていけるんで、それをすればピッチのシンはまっすぐ維持したままハライのように消えることができますヨ。私の場合、終わりにきたら、ナナメ下の譜面から顔をあげて右ナナメ上方へ目を動かすだけでホッペ筋が息の角度を上げるらしくて、音の先端がわりときれいに消えたり・・・なーんちゃって、ちーっとばかしフルート先輩、生まれ年も先輩?たぶん・・・のダリアより。
>ダリアさん
そうそう、そうなんですよ。そこを狙っているんですよ。分かってくれる人がいて、とってもうれしいです。
で、スーっと音を消すためには、まずは“音曲げ”なんだと思います。フレーズの終わりで、ゆっくりと音を高い方に曲げながら音量を下げていくと、筆文字のようにスーッと真っ直ぐに音が消えていくんですよ。それが理想なんです。
>私の場合、終わりにきたら、ナナメ下の譜面から顔をあげて右ナナメ上方へ目を動かすだけでホッペ筋が息の角度を上げるらしくて、音の先端がわりときれいに消えたり…
あ、これ、いい方法かもしれない。確かにこのやり方なら、音が上の方にキレイに曲がりそう…。
やっと聴くことだできました[E:happy01]
クリーゲルのメヌエットってどんな曲だろ?って思ってクリックしたら、
知ってる!知ってる!
みどらふぁ~れしそみ~
うん、うん、リコーダーでやったような…
後でフルートで吹いてみようっと。
すとんさん、着々と上手になられてますね。
音の響きが変わってきました。
>>私の場合、終わりにきたら、ナナメ下の譜面から顔をあげて右ナナメ上方へ目を動かすだけでホッペ筋が息の角度を上げるらしくて、音の先端がわりときれいに消えたり…
横レス失礼いたします。
私もなるほど!と思いました。勉強になりました。
ちょっとやってみたいと思います。
あと、私の先生はほんの少しアゴを出すとおっしゃってました。
アゴを出すと言っても見た目全然わかりません。
確かに、「この曲どこで息継ぎしたらいいんだ!」って曲はありますが、肺活量は有限なので、私の場合は「曲の都合」を考慮しつつ、無理なところは「自分の都合」を優先します。フレーズの途中でも、どこかしら息継ぎを入れられる場所はあります。
アベ・マリアはどのアベ・マリアでしょう。バッハ+グノーのですか?それともシューベルトの?(「ザ・フルート」は一時購入したことがありますが最近買っていないので)
>まきりんさん
>みどらふぁ~れしそみ~
すごいなあ…、演奏を聞いて階名唱ができるんだ。この曲はハ長調なので、それで正解です。それにしても、相対音感を持っている人(だよね)って、うらやましいなあ。私は演奏聞いても、チンプンカンプンなんだ。音感持ってないから。どうしてもって時は、楽器を使って音を一つ一つ探しながら記譜するけれど、時間もかかるし、手間とエネルギーもかかるので、やりたくない作業です。サラっと聞いて、サラっと分かる人って、それだけで、音楽的なアドヴァンテージ高いと思います。ほんと、うらやましい。
>あと、私の先生はほんの少しアゴを出すとおっしゃってました。
それも音を上の方に曲げる動作です。どこの先生も、同じようなことを、言ったりやったり教えたりしているんですね。
>inti-solさん
おっしゃるとおり、肺活量は有限ですし、現実問題としては、最終的には自分の命を守るために自分の都合を優先せざるをえなくなるものなのですが、やっぱり曲の都合を優先したいですね。
そのためにも、日々、呼吸の練習を欠かさずに行ないたいと思ってます。まあ、実際は苦しいですし、あまりおもしろくないので、ついついサボってしまいがちですが、あんまりサボると、演奏できる曲が激減してしまいますので、やむなくやってます。あ、このレスを書き終えたら、さっそく今日の分をやっちゃおうっと。
アヴェ・マリアはグノーの奴です。アヴェ・マリアという曲は、有名な曲だけでもたくさんあります(私は「アヴェ・マリア」という楽譜を持ってます。一冊まるまるアヴェ・マリアなんですが、名曲ぞろいですよ)から、確かに作者名まできちんと書かないと分かりませんね、失礼しました。
最近は、アヴェ・マリアと言うと、カッチーニのものをよく耳にします。一種のブームのような感じなんでしょうね。CMなどで何気に流れています。
グノーのアベ・マリアでしたか。私も大好きな曲で、職場の同僚のピアノ伴奏で録音したことがあります。
ところで、私の手元に「フルート名曲31選」(衛藤幸雄)という楽譜集があります。ここに載っているアベ・マリアはヘ長調なんです。最初はこの楽譜で練習していたのですが、この調だと最高音が3オクターブのラで、かなりきつかったのです。それに、いろいろな音源を聞くと、ヘ長調で演奏している例は、ほとんどないようです。
で、職場の同僚が持ってきた同じ曲の楽譜(ピアノとバイオリン用でした)はハ長調でした。こちらの方が楽なので、ただちにこちらの調に乗り換えてしまいました。私の聞く限り、フルートでは、この曲はほとんどこちらの調で演奏されているようです。
ところが、YouTubeでいろいろなアベ・マリアを聞いていたら、2番の途中まで1オクターブ上げて吹いている動画がありまして、これが非常に格好いい。つい自分もやってみたくなってしまいました。そうすると、何のことはない、やっぱり最高音は3オクターブのラなのでした。
>inti-solさん
グノーのアヴェ・マリアは、伴奏部にバッハの平均律クラヴィーア曲集の第一集の第一曲目のプレリュードを使っているので、オリジナルは間違いなくハ長調です。
とは言え、それぞれの楽器で演奏しやすい音域というのがあって、オーケストラ曲とかオペラアリアなら別ですが、通常は移調されて演奏するものです。
声楽でもバリトン用の楽譜だと変ホ長調で、ソプラノやテノール用の譜面だとヘ長調になっている事が多いです。その方がオリジナルのハ長調で演奏するよりも、演奏が映えますからネ。
フルート名曲31選は私も持っているので、見てみました。確かに最高音はラですね。おそらくフルートでの演奏としては、オリジナルのハ長調よりも、このヘ長調バージョンの方が良いと思います。
今、私が吹いている、ザ・フルートに載っていた奴はハ長調です。だから、指は楽なので、息とか音とかに注意を払いながら演奏できるので良いですが、演奏効果を考えるなら(つまり人前で演奏するなら)ヘ長調かなって思います。だいだい、フルートはソプラノと音楽的な性格が似ていると私は思ってますので、ソプラノ用の譜面で吹くと、結構いい感じになるケースが多いと思ってます。
あと、高音ラはそれほど難しい音ではないと思います。ただ、楽器がきちんと調整されている必要はあると思いますが…。
YouTubeで探した限り、この曲はフルートでもほとんどハ長調で演奏されているようです。
実は、フォルクローレではヘ長調(というより、ニ短調)は比較的よく使われるキーなんです。で、私はこの調がすごく好きなんです。ギターだと、F/B♭/Gm、セーハばっかりでとてもキツイのですが、和音がとても美しく聞こえる調だと思っています。
3オクターブのラは、音を出すだけならもちろん難しくはありません。ただ、この曲の場合は、ヘ長調でも、ハ長調の1オクターブ上げでも、3オクターブがずらずらっと並んでいるし、ゆったりした曲なので一つの音が長い、だから、何というか、パワーがいるという意味できついです。
>inti-solさん
ギターの場合、ニ短調はカポタストを3フレットにすれば、D/G/Emとなり、比較的楽になります。カポタストがイヤなら仕方ありませんが、そうでなければ、カポタストを常用すると良いのでは?
グノーのアヴェ・マリアのメロディが高音偏重なのは、元が歌曲だからでしょうね。技巧的な歌ほど高音偏重に作曲されるからです。それは人の歌声が高音ほど美味しいからです。
そういう意味では、歌曲をフルートを演奏するのは、フルートにとって、実は、あまり効果的ではないことなのかもしれませんね。
フルートの音は、どの辺が美味しいのでしょうね。低音域? 中音域? 高音域? まだまだ、その辺の分別がついていない私です。やはり、最初からフルートの楽器特性にあわせたメロディが少ない(つまり最初からフルート用に書かれたメロディが少ない)のが、悲しいところではないかと思ってます。
>何というか、パワーがいるという意味できついです。
私も高音域が続くとヘロヘロになります。そういう意味では、まだまだなんだと思います。体の鍛え方が足りないんでよねえ…。だから、inti-solさんのおっしゃることは、分からないでもありません。
ただ同時に、低音域が続くと息が切れ切れになります。中音域は音自体コントロールが難しいです。ま、私の場合は、音域関係なしで、技巧不足という奴かもしれません(笑)。
確かに3カポすれば楽ですね。フォルクローレではギターが最低音の楽器なので、あまりカポ使っていなかったですが。
フルートでもっとも「美味しい」、というかもっとも美しいと感じる音域は2オクターブ目の上の方です。ただ、もっとも難しいと感じる音域でもありますが。何故か、私には音がひっくり返ってしまう危険のもっとも高い音域なんです。逆に、3オクターブ目はあまりそういうことが起こりません。
低音域は、前にも書きましたが、最低音のドが、まだ苦手です。
>inti-solさん
私は好き嫌いで言うと、実はフルートの低音域が好きなんです。中央ハ音付近って、何となく親近感がわくんですよ。だからH足部管に興味津々なんですね(笑)。
たぶん私は、自分自身の声域と同じところにシンパシーを感じているのだろうと思ってます。そういう観点から見れば、私はもしかすると、フルートよりも、アルトフルートやバスフルートなどの特殊楽器の方が性に合っているのかもしれないと思う時があります。