ウチの金魚たちは焼き芋が大好きです。焼き芋を水槽に入れると、それこそ上を下への大騒ぎをします。
で、大騒ぎをしながら芋を食べるのですが、その食べ方を見ていると、うまくやっているなあと感心します。
いつもだいたい、真っ先に芋に食らいつくのは、ヤヨイです。思いっきりガブガブと芋にかじりついたら、すっとその場を離れて、モグモグモグモグモグモグ…とずっとやっています。おそらく、クチの中にほおばれるだけほおばって、それの処理に苦労しているのでしょう。だいぶ、長い事モグモグモグ…とやって、食べ終わった頃には、どこに芋があったのか忘れてしまうようで、また改めて芋を探して…で、見つけたらガブガブと行きます。
問題は、かなり長い時間、モグモグやっているので、その間に、シズカが芋にかじりつき、ドジョウたちがかじりつき、ランコやアカリもかじりつき、アセビもかじりつき(なぜかアセビはいつも一番最後なのです。遠慮深いのか、ポジション的に弱いのか)って事が、余裕を持ってできるのです。余裕どころか、アセビの後にしばらく誰も芋にかじりつかないなんていう瞬間すらあります。
で、一通り、芋をクチに入れたところで、再びヤヨイがやってきて二巡目が始まります。なんだかんだ言って、みんなのクチに平等に芋が入るんですよ。ううむ、民主的。
これがイヌやネコだと、エサの独り占めをするでしょ? でも金魚って、エサの独り占めをしないんですよ。もちろん、譲り合いなんてしないし、アカリあたりが食べていたとしても、ヤヨイが食べたくなれば、アカリを追っ払っても食べますが、食べていない時に芋を囲っておこうなんて事は、金魚は考えません。ね、民主的でしょ?
もっとも、金魚はエサの囲い込みはしませんが、ドジョウは…します。彼らは芋の上に乗っかってエサを独り占めにします…が、そんなのは金魚には通用しませんので、力づくで排除されてしまいます(笑)。
それと、金魚はエサの囲い込みはしませんが、エサを移動して隠すぐらいの事はします(主にヤヨイ)。問題は、エサを移動するところまではいいのですが、移動先をすぐに忘れてしまうみたいで、いつでも食べ終わったら、芋を探すところから始めています。ほんと、お馬鹿さんなんだから。
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