何を月に二度も購入しているのかというと、水草です、ガボンバです。
ガボンバは、いわゆる金魚藻で、金魚用の水草で、比較的安価な水草です。なので、約1000円分ほど購入して水槽に入れていました。安いガボンバを1000円分購入して水槽に入れると、水槽がガボンバだらけになります。これを金魚たちが食べるんですが、この大量のガボンバも約一ヶ月ほどで食べきってしまうので、月に一度ずつガボンバを買っていました。
それが昨今では、金魚たちが成長した事もあるし、大食漢のルデンがガツガツ食べている事もあって、あんなにたくさん入れたガボンバが、半月ほどで食べ切られてしまうのです。で、食べ終えると、シズカあたりが食べ残した茎を人間が見ている側のガラスの壁面に集めて、水草を食べてしまった事をアピールし、ヤヨイあたりが、ジトーっとした目で私をにらみつけて訴えるのです「水草が無いよ~、新しいのを買ってよぉ~」と。
で、その眼力に負けて、新しいガボンバを購入してあげるわけです。
しかし、いくら安いガボンバと言えども、月に二度、合わせれば2000円分も購入するのはいかがかと思うわけです。と言うのも、ガボンバ代は、半年で1万2000円、一年だと2万円を越えるんです。ちょっと、金魚たち、水草食べ過ぎでしょ!
考えてみれば、前に飼っていた金魚たちは、ガボンバなんて安い水草は食べませんでした。食べるのは、専らマツモ草でした。このマツモ草は高価で、3000円分買っても、水槽の中にチンマリとしか入れられません。それでも、そのチンマリとしたマツモ草は、だいたい半年~一年は保ったんですよ。
まずは金魚たちが水草をそんなにガツガツと食べなかったんです。食べるスピードが遅いので、マツモ草もいい感じで繁茂するんです。金魚が水草をちょっと食べても、水草が増えて減った分を生長して、すぐに補います。食べては増やし、増えれば食べ…で、なかなか水草は無くならず、一回購入すれば、案外長期間保ったわけです。
ガボンバはマツモ草と違って、安い代わりに、水槽の中では繁茂しません。食べられる一方、減る一方なのです。おまけに、今の子たちの食べる速度と言ったら、昔の子たちと違って、本当に速いんです。みるみる水草が減るんです。おそらく、マツモ草を入れても、マツモ草に繁茂するスキを与えずに、あっという間に食べ切ってしまうでしょう。だから、今の子たちにはガボンバでいいんです。
それにしても、水草代がかかるなあ。今の子たち、金額に直せば、どの子も1000円しないんだよね。それが年間数万円分の水草を食べていくんだから、ほんと、コストパフォーマンスが悪い悪い。
でも、可愛いから、ついつい水草買っちゃうんだけれどね。
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