声楽のレッスンに行ってきました。
実はレッスンの前にピアニストさんから連絡があり、家庭の事情で発表会当日の参加が怪しくなってきたという事です。まあ、プロの方なら仕事を最優先するのでしょうが、私もピアニストさんもアマチュア同士。趣味の音楽よりも優先しないといけない事は山のようにあるわけで、むしろ連絡をいただけた事がうれしいわけです。もしも万が一の事があった時に、事前連絡をもらっていればパニックにならずに済むものね。おそらく、当日は大丈夫だろうけれど、もしもピアニストさんが来られない状況になった時の事も考えて、その事を先生と相談しました。
先生曰く、今回の我々の曲目はよく歌われる曲なので、コレペティさんでもある公式ピアニストさんには苦もない曲なので、万が一の時は、当日、会場に一番乗りしてもらって、正式な合わせが始まる前にピアノ合わせをして、それで本番に臨めばいいんじゃないかとの事です。
ほぉ、その手がありましたか! 私は、当日ピアニストさんが来られない事になったら発表会出演をあきらめて、一般のお客さんになって発表会を楽しみ、その後の打ち上げに出ればいいやと思っていました。何しろ、打ち上げこそが本番ですからね(謎)。
まあ、歌えないよりは、歌えた方が楽しいので、その日の朝のピアノ合わせでどうにかなるのなら、やっぱりその方がいいかな? どちらにせよ、一番良いのは、我々のピアニストさんの都合がついて、当日、予定通りに一緒に本番を迎えることです。何も無い事を願います。
と言うわけでレッスンですが、ここでトラブル発生。なんと、いつもレッスンで使っているグランドピアノのある部屋のエアコンが数時間前に壊れてしまったとの事で、レッスン室が実に夏っぽくなっていたのです。
まあ、そんな部屋でもレッスンが出来ないわけじゃないので、ひとまずハミング練習から始めました。
とにかく、息を高く上げ、声を前に出していく事を注意されました。そのためには、いつも言われている事だけれど、息を強く強く吐き続ける事が大切です。
その後に続けて行われた発声練習でも、やはり声を前へ出していく事を注意されました。また、クチビルをもっと軽く快活に使っていく事を注意されました。つまり、クチビルも脱力しましょうって事です。言葉で言えば簡単ですが、クチビルの脱力なんて意識した事がないので、いきなりは難しいです。
リップロールとか出来ないわけじゃないけれど、やってもせいぜい3秒程度しかできないから、クチビルの脱力って、正直上手じゃないんだろうなあ…。
で、夏気分な部屋でレッスンをしていた我々ですが、やはり部屋が涼しいのに越したことはないので、アップライトピアノがある別室に移動して、そこでレッスンをする事にしました。うむ、ちょっとだけ懐かしいです。こちらの部屋は、一時期レッスンで使っていたことがあるんですよね。
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