どうやら困ったことが起きてます。
ケガ多発のために、あの枯れ木のオブジェを撤去したまではいいのですが、あそこの後ろというか、オブジェと背面のガラスの間が大好きだったカスミさんの居場所がなくなったと言うべきか、新たな居場所を探して、ついに見つけてしまいました。
そこはどこかというと、ポンプ(ウチは上部濾過装置を使用)の吸い込みパイプとガラスの間。約5cm程度の隙間です。そのパイプに沿って、縦になってカスミさんが入ります。要するにパイプの影に隠れるわけです。
今までも、オブジェの影にいましたが、あそこは単にお気に入りの場所だという認識しかなかったのですが、実はあそこに隠れていたんですね。で、そこが撤去されてしまったので、新しい隠れ場所に移ったわけですが、そこは縦に長い場所なので、金魚なのに尾びれで直立した格好で隠れているわけなんです。
それだけでも、ちょっと頭を抱える状況(だって金魚がずっと直立しているのよ)なのち、さらに追い打ちをかけるように、アオイが全く同じ格好でそこに入り、カスミをポンプパイプやらガラスやらに押しつけるわけだ。
そう言えば、以前もオブジェとガラスの間に二匹で縦にならんで隠れていたけれど、今度は縦に入る隙間がないので、横に並ぶわけなんだな…。
この二匹がほぼ一日中そこに隠れています。ずっとそこにいるので、パイプの影響でしょうか、カスミさんのパイプ側の体側が広く浅く血がにじんでいます。困ったものです。
以前は、カスミだって他の金魚たちと一緒に天真爛漫に水槽を泳いでいたのですが、いつからそうなったのかと言うと、やはり繁殖期後ですね。繁殖期に散々アカネ君に追い回されて、何度も何度も産卵させられたのが原因なんじゃないかな…。あれっきり、大きな体(重量的には水槽で一番重い子です)を小さくして物陰に隠れるようになりました。カスミからすれば、自分を追っかけまわして産卵させるアカネが怖くて怖くてたまらないのかもしれません。今でもパイプのうらの隠れ家に何気にアカネがやってくると、スーッと逃げます。よっぽどアカネは嫌われているようです。
もっともアカネくんは、繁殖期も終わり、今では憑き物が落ちたような無邪気な金魚になってますので、カスミさんの事は全然アウト・オブ・ガンチューのようなのですが…。
アオイさんは、おそらくメス仲間として、カスミに寄り添っているのだろうと思います。どんな種族であれ、メスというのは、群れというか、グループというか、そういうものを作りたがるもので…。
というわけで、ただ今、我が家の水槽は、男の子三匹(アカネ・カエデ・チヅル)と性別不明…おそらく繁殖期前の女の子であるフウカの4匹が、ユラユラしています。チヅルとフウカは小さな子なので、実際にはアカネとカエデの2匹のための水槽みたいになっています。
本来は、大型な金魚4匹が泳げば、それなりに狭い水槽のはずなのですが、実質2匹しかいないので、広い広い水槽が広いです。
ふう、しかし困った。女の子たちをどうにかしないといけないかなあ…。ケガもしているから、本来なら小型水槽に入院治療なんだろうけれど、今、入院用の小型水槽には、カミキリ君がいるんだよね。カスミさんとカミキリ君を同じ水槽に入れるわけにはいかないし…参った参った。
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