昨日はクラシックコンサートでございました。結果は…ううむ、どうでしょう(笑)。ブログ記事の方は、現在、鋭意執筆中でございます。書き上がり次第アップする予定ですので、今しばらくお待ち下さいませ。
さて、私は料理ができないわけではないけれど、結婚して以来、台所仕事は妻の領分と心得ていますので、今の私が料理をすることは滅多にありません。
私が料理ができると言っても、死なない程度の自炊ができると言った程度で、手の込んだ料理がつくれるわけじゃありません。ご飯が炊けて、味噌汁が作れて、煮物、焼き物、炒め物などの比較的手間の掛からない食事が作れる程度です。
ですから、妻から「圧力鍋を買って欲しい」と言われた時は、一体何に使うんだろうと思った次第です。圧力鍋って、鍋のくせして、そんなに安くないんですね。どうして、こんなに高価な鍋が必要なのか?と思いましたし、私にはどうやって使うか見当もつかないモノでしたが、妻が欲しがっているし、それで旨い食事にありつけるのなら、それはそれで良いので、購入してみました。
うむ、圧力鍋はいいね。特に煮物が美味しくなりますね。
煮物って、簡単に手軽に作れる料理で、私も以前はちょくちょく作っていましたが、問題は、煮込みの時間なんです。たいていの煮物って、煮込めば煮込むほど美味しくなるのだけれど、だからと言って、やたらめったら時間をかけて煮込んでも、ガス代(ウチはガス調理器です)がかかって仕方ありません。かと言って、短時間しか煮込まないと美味しくないわけです。ストーブがあった頃は、ストーブの上に置いて煮るというやり方が出来ましたが、時代の流れとともに、我が家からストーブがなくなり、最近の冬の暖房は、エアコン+オイルヒーターって感じですから、暖房器具の余熱で煮込み料理が作れなくなりました。
圧力鍋購入以前からも、妻はよく煮物を作ってましたし、それはそれで美味しかったのだけれど、やっぱり味は、家庭料理の限界っぽいものを感じていました。
ところが、圧力鍋を導入以来、煮物が本当に美味しくなりました。まるで長時間煮込んだかのように、しっかりと材料に味はしみるし、なによりどんなものでも柔らかく煮込めます。特にトリの軟骨が美味しくなるんですよ。すごいね、圧力鍋は。まるで、圧力鍋の中にタイムマシーンが入っているかのように、本来長時間かかっていた煮込みが、短時間で出来るんです。
すごいです。圧力鍋を発明した人は、本当にえらいですね。
圧力鍋購入以降、妻の手料理がますます楽しみになった私です。
蛇足 圧力鍋の原型である「steam digester」を作ったのは、フランスの物理学者であるドニ・パパンだそうです。1679年の事ですから、すっごい昔の事です。そこから時を隔てて1938年(ごく最近じゃん)に、アメリカのアルフレッド・ビッシャー・ジュニアという人が現在の圧力鍋に通じる、小型の自動密封鍋を作り、そこから現代の家庭用の圧力鍋へと発展していったんだそうです。ちなみに、日本では圧力鍋の前に、その技術が炊飯器に応用されて、圧力釜が作られていったんだそうです。へー、知らなかったよね。
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