いや~、実は、年始年末はほとんどフルートを吹かなかった私です。理由ですか? そりゃあもう『忙しくてフルートを吹いている暇がなかった』ってモンです。
もっとも“忙しい”の内容が、その時期その時期で違っていたわけですが…。
クリスマスぐらいまでは、本当に仕事が忙しかったです。もう、目が回るほど…。だから、フルートのレッスンに行けてなかったくらいです。クリスマスが過ぎて、年越しぐらいまでは、仕事もまだあったけれど、基本的にはコンサート三昧でした。連日連夜コンサートです。年末って、クラシック音楽のオンシーズンだからね。第九やメサイアはもちろんだけれど、プロ歌手の声楽コンサートなんてのも行ったんですよ。
年明けはテレビ三昧(笑)。私は割りと日常的にテレビを見るオッサンなんです。年始年末特番の類を昼夜を分かたずガンガン見ておりました。で、合間を見ては、勉強会(兼新年会)や発表会、某プロジェクトの準備をしていました。ですから、フルートは吹かなかったのですが、歌の方は(熱心ではありませんが)ボチボチと歌ってました。
そんな私のフルートに関する近況なんですが…つまり、年始年末どころか、12月の最初にフルートのレッスンがあって以来、松が取れるくらい(約一ヶ月?)まで、フルートを吹かないどころか、組み立てたり触ったりもしなかった…という状況だったわけです。
いくらなんでも、ちょっとヒドいよね。
…と、反省したので、近々のレッスンのためには、重いカラダを持ち上げて、フルートを吹いてみた…というわけです。何を吹いたのか? そりゃあ、レッスンの宿題ですよ(爆)。
久しぶりに吹いたフルートの感想は…“音はセーフ、指はアウト”って感じでした。
よく聞くのが「フルートを久しぶりに吹いたので、音がかすれて全く鳴りませんでした」という声ですが、私に関しては、それは全くなかったです。毎日吹いていた時と比べると、やや丸みに欠ける音色(とは言え、尖っているというほどではありません)なので、ちょっぴり残念でしたが、だからと言って、このくらいの音色でフルートを吹いても、特に問題はなさそうだなって感じました…ってか、これくらいの音色でフルートを吹いている人なんて、ざらにいるからね。
まあそれに、たまに…とは言え、歌は歌っていましたので、呼吸筋が衰えることが無かったのも“音はセーフ”の原因かなって思いました。
問題は指の方…かな? まず感じたのは手の中にあるフルート脳(って分かりますか?)がボケボケになっていた事。なので、指を動かす時は、指が自動運行する事はなく、いちいち脳みそで考えながら吹かないと、指が全く動かなかったのです。参ったね。さらに言うと、その、脳みそと指の間の配線も詰まっていたり、切れていたりする感じがします。つまり『全く意のままには動かない指』という現実を突きつけられたわけです。
こりゃあ、あかんわ。明らかに、下手くそになってる。
まあ、焦っても仕方ないので、また最初から指はさらい直しです。焦らずに、少しずつやれば、また以前と同じ程度の下手くそには戻るでしょう…と気楽な気持ちで練習を再開しました。
しかし、これだけ下手くそになってしまったら、レッスンに行った時、先生に何て言い訳したらよいでしょうか。さすがに悩みます。
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コメント
おはようございます
50のオジサンも考えないと指動きませんよ(笑)
この前高音部のBの指使い突然記憶喪失なったし(゚◇゚)ガーン
>>>左目に激痛が走る
いやあ、それは眼科医に行かれることをお勧めします。
>>>手の中にあるフルート脳(って分かりますか?)
分かります、分かります。
頭で考えているつもりは全くないのに、
フルートの指使いが自然にできるとか、
パソコンのキーボードを自然に打てるとか、
指が覚えているとしか思えない現象ですね。
指に脳があるはずもなく、
本当は、頭の中の脳のメカニズムなんでしょうね。
そろばんを長らくやっていると、
暗算もできるようになって、
最初のうち、そろばんの玉が目に浮かんでいたけど、
そのうちに、そろばんの玉なんて目に浮かばず、
数字を聞けば、考えることもなく加減乗除ができるとか。
脳のメカニズムなんでしょうね。
言葉というのも、脳のメカニズムの不思議の例。
大昔、日本のお坊様が中国に渡り、長年修行し、
日本に帰国後、しゃべろうとしたら、日本語が全く出てこない、
という小説は、確か、実話ベースだったかな、と。
あるお笑い芸人さん。子供時代をアメリカで過ごして、
日本語英語バイリンガルになって帰国して。
親御さんに「英語を忘れないよう、英会話塾に通いなさい。」と言われ、
「はあ!?何を馬鹿なことを!?
英語を忘れる!?忘れるわけないじゃん。」
と思って、英会話塾に通わず。
そして、半年後、テレビでアメリカ人が英語を話しているのを見て、
英語が一言も理解できない自分を発見して、驚愕した、とか。
そんな、脳のメカニズムを、つらつらと書いてしまった私を、
すとん様、今年もよろしくお願いします。
おしまい
先日、電車の中でボールペンをフルートやクラリネットを持つときのようにもって指を動かしている学生さんを見ました。たぶん音階をアタマの中で歌っているのだと思いますが、確認するようにクビをウンウンして複雑に指を動かしてたのですよ。
きっと管楽器をやってるブラスバンドの学生さんだと思ったのですが、私はその姿を器用なことをする子だなあ、と感心半分、あきれ半分でみてましたが、すぐ降りていってしまいました。もうちょっと見ていたかったです。
私は暗譜している曲の一部分でも、実物フルートを手に持たないで、まして音を出さないで、鉛筆のようなものを持って音階どおりに指だけを動かす、なんてことは、絶対できないです。フルート持って「楽譜」を見て音が鳴れば指は動きますが、音なしの指だけ動かす、は絶対無理なんです・・・。身体の動きと音をイメージすることの連携する脳のチカラが足りないんでしょうかねえ。あの子の脳みそは、きっと若いからできちゃうんでしょうね。うらやま~でした。
chakoさん
>この前高音部のBの指使い突然記憶喪失なったし
私もよくそうなります。もしも、そうなったら、とりあえず音を出しながら、それらしい指づかいをして、音を探します。もう、耳が頼りです(笑)。
operazanokaijinnokaijinさん
そうですよね、理性的に考えるなら、通院ですよね。でも、いつも痛いわけじゃないし、普段は病院のやっている時間にカラダは空いていないし、休日は…病院行く暇があったら、とりあえず寝ていたいし…。理性が怠惰に負けてます(涙)。
バイリンガルと言うと、二ヶ国語を自由に操れる人というイメージがありますが、そんなバイリンガルさんは、実はほんの一部なんだそうです。それも、極めて優秀な人ね。大半のバイリンガルは、外国語が話せる分だけ日本語が不自由で、日本語が話せる分だけ外国語に不自由なんだそうです。
日本語に不自由と言っても、日本語がカタコトになってしまう…なんてのは、まだかわいいそうです。話し言葉が翻訳調だったり、あるいは全く日本的な発想が出来なくて変人扱いを受けたり…という人もかなりいるそうです(ってか、私は複数知ってますよ)。
二ヶ国語を不自由なく話せるのはうらやましいですが、私はたとえ日本語しか話せなくても、それなりに深く物事を考えたり表現できたりできる方がずっといいや。
だりあさん
ブラス関係者から聞いたのですが、フルートの練習法の一つに、歌口にテープを貼って息が楽器に入らないようにして(つまり、音は全く出ないわけです)指の練習だけを集中的に行うってのがあるそうです。おそらく、だりあさんの目撃例と似たような練習法なんでしょうね。
これ、私も無理です。音が鳴らないと指が止まっちゃいますよ。ってか、音が鳴らないと、その運指が正解かどうか判断できないし(大笑)。音を頭の中だけで補完して練習するなんて…やっぱり若い人じゃないと出来ないような気がします。
ほんと、その若さがうらやましいです。
はじめまして、こんにちは!
いつも講義を受けるような気持ちで拝見しています。
・・吹くどころかさわりもしていない・・
私もーーー!と変な感動をしてしまいましたΣ(;・∀・)
引き続きお勉強させていただきます!
kuromiさん、いらっしゃいませ。よろしくね。
山野楽器でフルートを購入されたのなら、最初の1年は無料調整期間なので、何度でもこまめに調整に出し、1年が過ぎたら、年に2回ずつ、メーカーによる無料調整サービスがありますので、その機会に調整の予約を入れると、メーカーの職人さんたちが無料でフルートを調整してくれるので、ぜひ利用されると良いですよ。これ、豆知識ね。
で、通常のメンテは無料調整にまかせて、その分の費用を貯めて、5年に一度のオーバーホールの時に、貯めた費用にプラスαをしてオーバーホール代につぎ込むのが良いと思います。これも豆知識ね。
wow!豆知識ありがとうございますーー!!
メーカーの無料調節会、今年は是非利用したいと思います♪(o ̄∇ ̄)/
こまめにヤマハサイトチェックします!
ありがとうございます♪
kuroさん
無料はぜひ利用しないとね。それで満足いかなかったら、次から有料のサービスに切り替えたっていいんだしね。ただ、無料のサービスは人気があるから、きちんとチェックをし、直ぐに予約を入れないと、あっという間に満員になってしまうから注意ね。
それと、ハンドルから“mi”が無くなりましたが、kuroさんとkuromiさんと、今後はどっちで行きますか?
すみません、どう修正するのかわからず・・
くろみのままで大丈夫です♪
ありがとうございますー!
あ、くろみでもkuromiでも大丈夫です(o^-^o)
kuromiさん
>すみません、どう修正するのかわからず・・
あ、それ、修正できません(笑)。もちろん、私は修正できますが、今回はコメントの流れが分からなくなってしまうので、直さないでおきます。次回から、うっかりハンドルの入力を間違えたら、修正するようにします。
ハンドルの入力間違いなんて、かわいいものです。よくあるのが、ハンドルの入力忘れ(笑)。一見すると、誰のコメントだか分からないのです。それを発見するや、私、色々と推測したりして、発言者を特定してハンドルを入力してあげるのですが、ほぼ100%の確率で発言者を特定しております。自分でもなかなかすごいものだなあと感心したりしています(大笑)。