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おニューなパソコンの周辺機器状況について

 おニューなパソコンの話です。

 パソコンを新しく買い換えて、しばらく使ってみて、色々と感じました。

 Windows8は、世間で言われるほど、ダメなOSではないかな…って思うようになりました。マシンは結構安定しているし、起動もスムーズ、動作もなめらか。スタートボタンの無さにもあまり不便を感じないようになりました…ってか、以前、スタートボタンをクリックして出てきたニョロンとした柱のようなメニューが、8ではスタート画面として全面展開されているだけなんじゃないかって思えてきました。それが分かれば、メトロも案外、捨てたものではないかもしれません。

 それより困ったのは、シャットダウンをした後、以前のマシンでは一緒にディスプレイやスピーカーやその他の周辺機器もメインマシンと一緒に電源offになってくれたのに、今度のマシンではコンピュータしか電源offにはならず、他の周辺機器の電源スイッチが入ったままなので、いちいち手動で電源を切らないといけないのが、なんか面倒くさいです。

 一体、どういう事になっているかと言うと、私が使用している電源タップがちょっとした便利もので、任意のコンセントからつながっているマシン(大抵はメインのパソコン)の電源が落ちると、それを関知して、その他のコンセントへの電気の供給を中止し、結果的に周辺機器の電源がメインのパソコンと一緒に落ちるという仕組みの電源タップを使っているのですが、おニューなマシンに買い換えてからは、周辺機器の電源が落ちなくなりました。

 変だなあ…と思っていたのですが、ある時、気がついてしまいました。今度のおニューなマシンは電源が切れたように見えて、実は常に電源onのままのマシンなんです。

 なぜ、これに気づいたのかと言うと、暑さ対策のために使っている、USB扇風機のおかげです。

 クーラーが壊れているので、パソコンにUSB扇風機を接続して生き延びているのですが、マシンをシャットダウンしても、この扇風機がずっと回っているんですよ。つまり、マシンの電源を落としても、USBには電気が供給されっばなし。つまり見かけ上は電源が落ちたように見えるマシンですが、実際はきちんと電気が流れていて、扇風機ぐらいなら軽く回しちゃうくらいの電力パワーがあるんですよ。

 そりゃあ、それだけの電気が常に流れていたら、電源タップが反応せず、周辺機器の電源なんか落ちるはずないですね。

 ではなぜそんな事になっているのか? 私のおニューなマシンの電源周りが故障しているのか…と考えたところ、たぶん、これが正常な仕様なんだろうと思いました。

 と言うのも、最近のパソコンって、遠隔操作でメイン電源のon/offが出来るわけで、そのためには常時待機電源onの状態で、遠隔操作を受け入れられるようにしておかないといけないのでしょう。そのための仕様なんだと思います。

 …が、これって、考えようによっては、ちょっと怖い仕様ですね。ハッキングされたら、良い様にパソコンが使われてしまうって仕様でしょ。少なくとも、以前は電源さえ落としておけば、ハッキングされる事もなく、安全だったのにね。

 さて、パソコンとつなげて使っている周辺機器ですが、以前のモノがそのまま使えるものもありますが、いくつかは買い換えないといけない事になりました。

 ディスプレイは…元々DVI接続ですから問題ありません。スピーカーは…普通にオーディオ接続ですから、これも問題ありません。キーボードとマウスは無線ですし、受信機はUSB接続ですから、これも問題ありません。

 プリンタは、メインで使用していたインクリボン式のプリンタは、プリンタ端子に接続するタイプ(ふ、古い!)で、今度のパソコンにはプリンタ端子がないので、物理的に使用する事ができません。サブで使っていたインクジェットプリンタの方は、USB接続ですが、製造メーカーにWindows8対応のドライバがなく、こっちもダメか…と観念しましたが、実際にプリンタとマシンを接続したところ、Windowsの方にドライバが有ったので、そのまま使用できる様になりました。ただし、ペラの紙にベタで印刷するだけで、細かい設定はできませんので、最低限の事しかできません。

 スキャナはメーカーにドライバがなく、パソコンに接続しても何の反応もしません。どうも使えない様です。今年の冬の年賀状のシーズンになったら、新しいプリンタ複合機でも買うことにしましょう。

 お絵描き等に使うペンタブレットもメーカーにドライバがありませんでしたが、パソコンに接続したところドライバが自動で入り、こちらも細かい設定はできませんが、とりあえず入力機器としては使用できそうです。ま、ペンとして使えるので、こちらは文句、ありません。

 バックアップ関係に使っていたMOドライブは、IEEE1394接続で、おニューなマシンにIEEE1394の接続端子は無いので使用できませんが、もはやMOドライブの時代でもないだろうから、このまま引退してもらう事にしました。代わりに、USB3.0のRAIDの外部ハードディスクを接続する事にしました。

 デジカメとICレコーダは、特別なドライバが不要なので、そのまま接続して使えます。
 まあ、周辺機器的には、そんな感じかな。

 そう言えば、昔のパソコンで使ってた感熱紙が山のようにあるんだけれど、これらの紙って、もう使えないよなあ(笑)。

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コメント

  1. operazanokaijinnokaijin より:

    >>昔のパソコンで使ってた感熱紙が山のようにあるんだけれど
    すとん様、誠に失礼ながら、「感熱紙」の一文を拝見し、
    私、ひとりで、大爆笑してしまいました。
    ヽ(´▽`)/

    そうなんです。わたしも、昔、大量の感熱紙をストックしていました。
    これだけあれば、一生足りるな、というくらい、ストックしていました。
    ( ̄~ ̄)ξ

    某製紙会社の方と親しくなり、その会社、感熱紙が超主力商品で、
    理系大学院まで出ている同社エンジニアの方が、感熱紙は永遠なり、
    なぜならば、コストうんぬんで、普通紙印刷が普通の日など、来ない。
    コスト優位の感熱紙は、うんぬん、と語っていて。
    ( ̄~ ̄;)

    大量の感熱紙ストック、転居を機に、廃棄しました。
    (/_\;)

  2. すとん より:

    operazanokaijinnokaijinさん

     感熱紙は…まだプリンタがインクリボン式が全盛期で、インクジェットやレーザープリンタが高価な時代にブイブイ言わせてましたね。とにかく、インクリボン式のプリンタに、インクリボンを差さずに印刷できる、それこそ魔法の紙だったわけで…実はウチでも、つい最近まで、ファックスで現役でした。

     さすがに今はファックスもデジタル式になり、もう完全に感熱紙フリーの環境になった我が家です。ああ、operazanokaijinnokaijinのように、感熱紙は処分するしかないんだろうなあ…。

  3. ぼー より:

    こんにちは。

    そのタイプの電源タップは使ったことあります…便利ですよね。今は荷物に紛れて所在不明ですが(汗)
    USB端子に電源供給するかはマザーボードの使用ですね…自分のは背面には供給、前面のは遮断になります。BIOSで設定できそうなキモしますが…どうですか?

    パラレルプリンタ端子はUSBからの変換ケーブルがあるように思いますが、毛曲Windows8付属のプリンタドライバ使用になりそうですかね?

    いまだWin8には手を出していません…SP1がでるあたりまで様子見になりそうです。

  4. すとん より:

    ぼーさん

     おぉ、確かにBIOS画面を覗いた時に、LANで電源のon/offをするかどうかのチェックがあったので、その周辺にそういう設定があるかもしれません。感謝です。

    >パラレルプリンタ端子はUSBからの変換ケーブルがあるように思いますが、

     いやいや、結局、ハードウェア的に接続できても、Windows8用のプリンタドライバがなければ、意味ないですからね。とりわけ、今回の私は32bitから64bitに乗り換えていますから、余計にプリンタドライバが見つかりづらいのですよ。

    >いまだWin8には手を出していません…SP1がでるあたりまで様子見になりそうです。

     SP1は、しばらく出ない予定です。SP1の前にバージョンアップで、Windows8.1になるそうですよ。現行の8のユーザーは無料でバージョンアップできるそうですが。SP1は、その後になりそうです。

  5. tetsu より:

    こんばんは。

    昔話には反応してしまいます。
    気持ちとは違って、ハタからみればオジサンというかジイサンの世界でしょうか?

    MOは数十年前、SONYのNEWSで仕事で使っていました。当時IEEE1394接続だったかはもう記憶にありません。
    感熱紙はPCの印刷で使ったことはありませんが、我が家のFAXでは未だに現役です。
    このFAXは10年以上前の機種で液晶が文字化けすることがありますが、何回かコンセント抜き差しで回復するのでダマシダマシ使っています。
    PCは今使っているwin 7がクラッシュしなければ、次に使うかもしれないPCはwin 8(8.1含み)の次世代かな、とおもっています。今までも仕事で使ったのは95,XP,7とmajor versionはだいたい1ツ飛びでした。

  6. すとん より:

    tetsuさん

     ウチの買い換える前のファックスは感熱紙でした。電話機を買い換えた理由は、単純な話で、子機のバッテリーがどうにもならなくなってしまったからです。古い機種なので、中のバッテリーの交換もかなわず、かと言って、電話がかかってきたからと言って、待ち受けスタンドである充電器から子機を持ち上げた途端に(電話を受け取ったけれど、電力不足で人の意志とは関係なく電話機の都合で)電話が切れてしまうので、電話機の役目を果たせないので、親機の方はまだまだ使えましたが、子機の都合で、電話機を買い換えたわけです。

     子機のバッテリーの問題さえなければ、今でも感熱紙のファックスを使っていたと思います。

     パソコンだって、XPのサポートが終了しなければ、ずっとXPを使い続けていたと思います。だって、XPのままでも、特に不自由なかったし(笑)。

     でも、家電もパソコンも買い換えてもらわないと、メーカーは困りますからね。適当なところで買い換えてもらえるように、あっちこっち工夫をしているのだと思います。

     モッタイナイの精神は、製造メーカーにとっては、敵性思想なのかもしれませんね(笑)。

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