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今年も半分終わったら…夏がすぐそこまでやってきてます[2015年6月の落ち穂拾い]

 六月もいよいよ終了です。さあ、もうすぐ夏がやってきます。

 実は私、夏はあまり好きではありません。だって暑いモン。まあ、冬とは違って、病気になる事はないし、いつも元気でいられるし、長期休暇はあるし、色々と良い事もあるけれど、圧倒的に暑いじゃない? もうそれだけで、私、夏が嫌いです。

 もしも夏が涼しかったなら、うれしいのになあ…。

 一方、冬の寒さはまだ我慢できます。と言うか、私が住んでいる湘南地方の冬は穏やかなんです。雪はまず降らないし、好天の日が多いし、温泉も快適じゃない? 確かに冬ともなれば、風邪はひきやすくなるし、家の外も中も寒いけれど、クリスマスも正月もあるし、鍋料理は美味いし、熱々の料理をハフハフ言いながら食べるのは最高でしょ?

 それに何より、冬の寒さは我慢できるけれど、夏の暑さは我慢ならないのよ、私。

デブにも衣装?

 最近の一部のオペラの演出における衣装について、全く歌手の事を考えず、結果として彼らを貶め、観客からオペラの感動を奪い取るものだと、私は思ってます。

 オペラを上演する際に、物語の時代背景を現代に移すのは、よくある演出方法ですが、これによって感動が深まる事はあまりありません。むしろストーリーが分かりづらくなったり、設定に矛盾が出ることもあるので『下手にいじってほしくない』と言うのが観客としての本音です。しかし、時代背景を現代に移すことで、衣装をすべて街中で売っている既製服(例えばユニクロとかシマチュウとか)にできるために、経費が安くなる事は理解できます。どこの歌劇場も厳しい中で運営しているわけですから、それに関しては、努力も工夫も必要ですので、そういう手法を取らざるをえない劇場に関しては、同情さぜるをえません。

 オペラ演出をほとんどやらない、他分野の演出家を起用する事だって、その演出家のネームバリューを利用して、新たな顧客の開拓を目指している…というのも分かりますが、オペラの約束事を知らないために、オペラのクオリティーを下げてしまうような演出すら、多々あります(困ったものです)。

 それにしても、衣装です。本来、衣装というのは、出演者の体型的な欠点を覆い隠し、それで観客の注目を歌とか演技とかに集中させる役割も持っているはずなんですが…往々にして最近では、出演者の体型的な欠点を強調し、歌や演技から目をそらさせる結果となってしまう衣装もあります。

 歌手に恨みでもあるのでしょうか? それとも「私の演出したオペラに、デブなんて呼ばないでよ」とか思っていらっしゃるのでしょうか?

 全く、プロの仕事とは思えません。

原調版楽譜による歌唱ではなく、移調譜による歌唱の方が有名

 先日、私、シューベルトの『冬の旅』をライブで聞いてきました。歌っていたのは、テノールのヨナス・カウフマンです。

 『冬の旅』という曲は、その詩の内容を考えると、女の子にフラれた若い男性がグチグチグチグチ、愚痴っているだけだったりします。あまり、かっこいい内容でもなければ、ヒロイックな曲でもありません。ひたすら暗く、ひたすら陰気で、ひたすら落ち込んで内向しているボッチな曲なんです。

 「オペラは一人称で歌い、歌曲は三人称で歌う」とはよく言われる事です。ですから、歌曲は誰が歌ってもいいのです。しかし『冬の旅』の場合、曲の内容を考えると、あまり立派なオトナの男性を彷彿させてしまうような声で歌われると、いかにも主人公が立派なオトナに聞こえてしまうわけで、声の立派さと詩の内容のへなちょこさが実にミスマッチで「ちょっとなあ…」となってしまいます。

 やはり、この曲は若者っぽい声で歌うべき歌でしょう。テノールか、もしくは声の若いバリトンが歌うのが本来的には良いのでしょう。ただ、シューベルトが書いた“原調”は、高声男性歌手向けに書かれているのも事実です。テノール…それもかっこいい系のテノールではなく、ひ弱・軟弱・頼りない系のテノールが歌うのがふさわしい曲なんだと思います。

 日本では、フィッシャー・ディースカウとかハンス・ホッターなどのバリトンやバスによる歌唱が有名となり、そういう声で歌うものだと思われているフシがありますが、実は男声高声歌手用の曲だったとは、なかなかおもしろい話だと思いました。

良い癖と悪い癖

 癖とは、何も考えずとも行ってしまう、習慣であったり行動であったりします。そして癖には、良い癖と悪い癖があります。学習とはすべからず、良い癖を身につけるために行っているわけです。例えば、漢字の練習。これなんかは、考えずとも漢字が書けるようになるために書き取りの練習をしているわけです。この“考えずとも”できることを癖と呼ぶわけで、このように学校の勉強のみならず、何事においても学習というのは、良い癖を身につけるために行っているわけで、音楽の習い事だって同じ事です。

 レッスンなどで身につけるべきなのは“良い癖”なんですね。

 ですから問題は、独学とか部活とか流派の異なる先生に学んだ結果、現在の先生から見れば“悪い癖”が身についている場合です。この悪い癖だって、独学とか部活とか異流派の先生の時には“良い癖”だったりするわけです。だって、これらだって“学習の成果”でしょ? それが先生が変わって、メソッドが変わって“良い”と思われていたものが悪者扱いになるわけです。

 なんか、厄介ですね。そういう意味では、先生はあまり変えない方が良いのかもしれません…が、それではその先生を越えることはできませんし、その先生の教えてくださった以上には成長しませんから、そこも厄介です。

 ああ、面倒くさい。

たこ焼きと朝ごはん

 先日『これは気に入った(笑)』という記事を書いた私です。その中で取り上げた初音ミクが歌っている『たこ焼き屋のおばちゃん』ですが、ともさんのご指摘により、オリジナルが判明しました。この歌、上海太郎舞踏公司さんが原典のようです。と言うわけで、そのオリジナル音源をここに貼っておきます。

 しかし、リアルな人が歌っていると、なんとも生々していですね…。

 実は、上海太郎舞踏公司さんによる“交響曲第5番『朝ごはん』”は、今回の記事に入れるつもりだったのですが、この画像って、埋め込み引用できないんですよね。それで泣く泣く諦めたという経緯があります。ちなみに、名作『朝ごはん』を見たいかたは、こちらをクリックしていだくと、YouTubeに飛んでいって見れますよ。

今月のお気に入り オドジェルミンNEO

 オドジェルミンと言うのは、オドレミンの後発製品で、いわゆる制汗剤って奴です。ジェネリックと言うか、バチモンと言うか…、そういう立場の製品です。

 別にオドジェルミンの方が安いとか、そういう事はありません。価格帯的には同じ位置づけの製品です。両者の違いは、オドレミンは液状だけれど、オドジェルミンはジェル状なので、使いやすくて塗りやすい事。しかし、効果は圧倒的にオドレミンの方が強いため、オドレミンでは、体質的に合わない人には全然合わないし、かぶれる人もいます。一方、オドジェルミンは、効き目が柔らかなため、オドレミンが合わなかった人でも使えたりはしますが、やはり効果はそれなり…という事になるわけです。

 オドジェルミンにせよ、オドレミンにせよ、汗腺を薬効で塞いじゃうタイプの制汗剤なので、一般的な制汗剤よりも効果は強いのですが、合わない人には合わないし、合う人でも、カラダが薬物に慣れてしまうと次第に効かなくなるそうです。

 まあ、それはおいといて…。

 本家本元で効果も抜群だけれど少々使いづらいオドレミンと、後発製品ゆえに使いやすくて便利だけれど薬効が柔らかめのオドジェルミンがあるわけですが、そこにオドレミンの後発製品として、オドジェルミンNEOが登場しました。使いやすさはそのままに、薬効は本家本元並になりました…という商品です。

 とりあえず、私、使ってます。今のところ支障はありません。使いやすくて、効果が高まったなら、それはそれで良いことだと思ってます。

今月の金魚

  2015年6月20日(土)  マルコとミーナがやってくる
  2015年6月21日(日)~23(火)  オタキサンが入院
  2015年6月25日(木)  マルコ、星になる
  2015年6月28日(日)  エナと3本の緋ドジョウがやってくる

今月のひとこと

 ちょっと今、テンパっているかもしれない(笑)。まあ、人生の通過儀礼の一つなんだろうけれど、焦っていないようで、何気に平常心を失っているような気がする。でもそれが人生なんだ。(2015年5月29日~6月1日)

 今はビワの収穫が真っ盛りです。今年はウチもビワが大豊作で、とても食べきれないくらいに取れちゃいました。近所に配っても配っても、まだ余ってます(てへへ)。(2015年6月1~3日)

 映画を見に行ったら、映画中に頻繁に外部の人と電話をしているアンちゃんがいて、大迷惑。それも結構デカイ声で堂々と電話しておりやした。映画鑑賞中にデカイ声で電話をするのが迷惑行為だと気づいていないんだろうね。オッチャン、もう少しで、直談判しに行っちゃうところでした。プンプン。(2015年6月3~8日)

 今年のビワの収穫をやっと終えました。最後の収穫では、半分以上、鳥にくわれてしまい廃棄しましたが、それでも100個以上(ってか200個近く)収穫できました。ご近所や知人にも配り終えたし、後は食べるだけだけれど、何日食べ続けないといけないのか…案外、大きな悩みだったりします。(2015年6月8~10日)

 金のフルートと言っても、14Kだと銅が多いので錆びるんだなあ…。宝飾の世界では、18K以上でないと“金製品”として認めないのだそうです。金含有率は14Kで約58%、18Kで75%。もしかするとそのあたりに理由があるのかなあ…。(2015年6月10~19日)

 先日以来、右手の人差し指と中指の関節が痛い。筋をちがえたように痛い。どうやら“マウス腱鞘炎”という病気っぽいです。医者に行くべきかどうか悩んでいる最中だけれど、この手の病気って医者に行ったからと行って治るわけでもないんだよね。と言うわけで、テーピングをしてごまかしてます。きっと、パソコンを使わなければ治るんだろうけれど、パソコンを使わないことは、仕事上でもプライベートでもありえないので、ほんと、どーしましょうって感じです。(2015年6月19~23日)

 右手のテーピングは、とりあえず止めて、様子見をしています。が、今度は左足首にサポーターをはめてます。いやあ、足首がマイルドに痛いんだよね。なんか、怪我が絶えないと言うか、いつも微妙にカラダが痛む私でした。年…なんだろうなあ。(2015年6月23~27日)

 昨今のネットでのX-Dayは、7月9日のようです。さて、7月9日に何が起こるのか。私には全く関係ないことですが、暴動とかテロとかが起こらないと良いなあ…と願ってます。詳しい事を知りたい方は“7月9日”でググると分かります。あ、別に『ヤマダ電機、11店追加閉鎖』じゃないですよ。(2015年6月27~29日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

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