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私の愛薬(笑)[2011年10月第1週・通算33週]

体重:103.0kg[-0.2kg:+3.0kg]
体脂肪率:31.6%[+1.0%:+1.5%]
BMI:32.5[-0.1:+0.5]
体脂肪質量:32.5kg[-0.1kg:+2.2kg]
腹囲:100.0cm[-2.0cm:-7.2cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 “薬”と言っても、今回の記事は、いわゆる“サプリメント”の話です。

 若い時の私が、半病人の不健康人でヘロヘロな人生をおくっていた事は、以前書きました(こちらの記事です)。毎日毎日がヘロヘロで元気がなく、病気で体調が悪いのか、それとも単純にカラダが良いのか、自分でもよく分かんなかった時代があります。

 なにしろ20代の頃は、体重も今の半分ぐらいで(驚!)で、いつも青い顔して、目の下に隈なんかつけて、ボヤ~と生きてましたから。半病人というか、推定病人というか、モロ病人というか、とにかく“体調悪い”が服を着て歩いているような感じでした。

 今思うと、その頃の私は、肝臓がほとんど機能していなかったんだと思います。いわば、バッテリーが逝っちゃってる携帯電話のようなモンだったんですね。そりゃあ、元気も出ないわな。

 そんな私を見かねて、家庭教師先の親御さんが「朝鮮人参茶」をくれて、それを飲んだのが、私のサプリメント人生の始まりだったと記憶しています。「先生、元気ないから、これを毎日寝る前に飲むといいよ」って桐の箱一ついただきました(高級品っぽかったです)。効果は…よく分かんなかったけれど、気持ちは楽になりました。

 いただいたものが無くなってからは、自分で中華系の薬局に行って朝鮮人参茶を買ってました。やがて、朝鮮人参茶を買いに行ってたお店で「なんでそんなものばかり買うんだ」と聞かれて「肝臓が悪くて毎日がシンドイからです」と答えたら、だったらこっちの方が良いと言われて、漢方薬系の“肝臓エキス”を薦められました。あの“肝臓エキス”の材料って、なんだったんだろ? こっちの方は、かなり高価でしたが、目に見えた効果がなかったため、いつしかサプリを飲むのを止めてしまいました。

 そんなわけで、私とサプリメントの最初の出会いは、こんな感じで、当初はあまり深い関係にはなりませんでした。おそらく、私の状態を改善するには、サプリ程度の軽微な薬効のものでは、足りなかったのだろうと思います。

 それからはしばらくの間、医者の薬だけで暮らしていました。しかし、医者の薬は病気の治療とか症状の悪化を防ぐにはいいのだけれど、ダルいカラダを元気にするとか、そういう働きはありません。

 で、ある日。思い切って「毎日がダルいんで、元気になりたいんです」と主治医に相談したところ「だったらビタミンB剤でも飲みますか?」って言われました。「お願いします。処方箋を書いてください」って言ったら「処方箋を書くほどのものじゃないよ。薬局に行ってポポンSでも買って飲みなさい」って言われちゃいました。

 「(医者の処方箋無しでそんなを買ってしまって)いいんですか?」と尋ねたところ、「サプリなんて、食事みたいなものだから、効果があるものを好きなように飲むといいね」と教えてくれました。ま、私の主治医はそういう人なんです。

 私は、それまではサプリなんて薬屋で売っているわけだし、薬ではないにせよ、薬みたいなものだと思ってましたし、素人が安易に手を出していいものではないと思っていましたから“食事みたいなもの”と聞かされて、ちょっと意外な気がしました。

 そこでチャレンジ精神あふれる私は“食事みたいなもの”と聞かされて、ポポンSから始めて、色々なサプリを試し、効果が感じられれば続け、そうでもなければ、止めると言った、try&errorを始めて、本格的なサプリ人生に突入しました。

 色々なサプリメントを試したなあ。覚えているだけでも、クロレラ・養命酒・グルコサミン・ギムネマ・ウコン・フコイダン・ブルーベリー・ガルシニア・クルクミン・コエンザイムQ10…他にも何かあったような気がします。

 この中では養命酒はかなり効果がありました。花粉症の症状がかなり軽減し、体重が激減しました。でも、2年ほど飲んでいたら、だんだん効果は薄れ、そのうち飲んでもあまり変化がなくなってしまったので、いつしかやめちゃいました。

 なんだかんだ言って、かなり長い間、飲み続けているのは、次の二種類。それは「ビール酵母」と「鮫肝油」 たぶん、これらのサプリは私の体質にあっているんだと思います。これらを飲み続けている間は、ひとまず元気です。で、止めると次第に元気がなくなるみたいです。あと、これはサプリに入るかどうか微妙だけれど「ヤクルト」と「トマトジュース」と「黒酢飲料」は、毎朝飲んでるよ。

 最近、主治医とは別の漢方系のドクターが、私の血液検査のデータを見て、薦めてくれたサプリがあるので、それらも合わせて飲んでます。

 ドクターが薦めてくれたのが「防風通聖散」と「ミヤリサン」、「ビオチン」、「ビタミンB」、「ビタミンC」、「ビタミンE」です。うわあ、書き出すと、たくさんあるなあ。実際、毎日飲むとき、山のような錠剤を飲んでます。その姿だけを見ると、まるで重病人のようです(笑)。

 さて、今現在飲んでいるサプリの、それぞれの薬効と感想を覚書として書いておきます。
 
 
 ビール酵母 各種ビタミン・ミネラル・アミノ酸の補給用のアプリ。ま、マルチビタミンみたいなもんです。本来は食事が充実していたら不要なアプリでしょうが、万年ダイエッターな私の食事は、この手のものが不足気味なんだと思います。

 鮫肝油 肝臓を強化し血液を良い状態にするためのもの、らしいです(汗)。しかし、サメが私の体質に合うとは…私は魚類ですか(笑)。

 防風通聖散 漢方系のやせ薬。お腹が出っ張っているデブ用の薬らしい。毎日キチンと飲めるわけではない(食間に飲むのでついつい忘れがち:汗)ので、その効果は今のところ不明。

 ミヤリサン いわゆる、乳酸菌です。ただし、乳酸菌にも色々あって、ドクターの見立てでは、この乳酸菌が私にはピッタリなんだそうです。確かにこれを飲むようになってから、お腹はいつも元気です。
 
 ビオチン 免疫系の栄養補助剤のようです。これを飲み始めてから、私のお肌がすごくキレイになりました。オッサンの肌がキレイになっても、誰も得しませんが(笑)。

 ビタミンB 体内の栄養をうまくエネルギー変換するための栄養補助剤のようです。定番サプリですね。過剰に摂取するつもりで取りなさいって言われてます。

 ビタミンC 体内に取り込んだ酸素を上手に還元してくれるための栄養補助剤のようです。これも定番サプリです。これも過剰に摂取するくらい積極的に取りましょうって言われてます。

 ビタミンE 血管を柔らかくしてくれる栄養補助剤のようです。高血圧系の人間は、血圧が高い事が問題なのではなく、血管の弾力性が失われるのが問題なんだから、血管を柔らかくしてくれる栄養補助剤は必要なのだと思います。

 ヤクルト メンドインジャパンの乳酸菌であるガゼイシロタ菌の飲料。花粉症対策のつもりで通年で飲んでます。

 トマトジュース 野菜不足を補うために毎日飲んでます。これは薬効うんぬんではなく、生活習慣として飲んでいる感じかな? そうそう、花粉症の時期は、トマトをニンジンに変えてます。なんか、花粉症の薬とトマトって、相性が悪いと聞いたので、万が一の用心のためです。

 黒酢飲料 トマトジュースと同じで生活習慣として飲んでます。「お酢はカラダにいい」と言いますよね。どう良いのかは知りませんが(笑)。

 まあ、本当は、こんなサプリメントに頼らずに、栄養は食事から取ればいいのでしょう。しかし、フラシーボ効果もあるのでしょうが、とりあえず、サプリを飲んでいなかった時期と比べ、これだけのサプリを飲んでいる現在、ひとまず、私は健康なので、これらのサプリが無駄とは思いません。

 ただ、長年、色々なサプリを試してきて思うのは、ある一つのサプリが万人に効果があるかどうかは疑問だなあ…って事です。人によって、サプリによって、相性問題ってあるみたいです。テレビなどですごく宣伝していて、人からも薦められたけれど、飲んでみてもその効果が今一つだったり、あまり耳にしないサプリだけれど、飲んでみると体調が素晴らしく好転しちゃったものとか、色々です。

 私には、サプリメントを人に薦めるつもりはありませんが、健康維持の一つの方法としてはアリだし、私自身、時期によって飲んでいるサプリが変わっていきますので、2011年秋では、このようなサプリを飲んでますって事を、後の自分のために記録しておきます。

コメント

  1. エーダ より:

    サプリメントって、つまり栄養補助食品なわけで、ドクターの「食事のようなもの」
    っていうのも分かりますw
    ただ、あくまで補助であって、頼りすぎはNGだと思いますね。
    よく「サプリを飲んでるから大丈夫」って言う人いますけど、補助なんだから、
    それは信頼し過ぎじゃないかなってね。
    (すとんさんの飲み方が悪いという意味じゃないですよ!個人的な考えね)
    朝から大量のサプリ剤をあれこれ飲んで「朝ごはん終わり!」とかやってる子いるけど、
    完全に宇宙食だなあ・・・あんなのでよく生きてるなあ、って思っちゃいますね;

    嫌いな食材で摂取不足になりがちな栄養素や、健康維持のために
    意識して摂取した方がいい要素はサプリでお手伝いするのも良いと思うけれどね。
    日常生活で摂取不足になりやすいものってことね。
    私とかはシイタケ大嫌いだからビタミンD(だったかな?)とかはサプリを飲むといい、
    と言われたことありますけれどね。
    あとは女性だからFeとか、緑黄色野菜嫌いだからカロチン系とかねw

    食事で全部を補うのって、実はとても大変なことだったりしますからねえ・・・。

  2. プリロゼ より:

    漢方系のドクターにもいろいろなタイプがおられるのね。
    ワタクシの主治医は「サプリは生薬で作られていないから肝臓に溜ってよくない」と
    おっしゃるわ~。
    つまり化学物質で同じ成分を作り出すだけだから、
    微量とはいえ西洋薬と同じってことなのねぇ。
    難しいことはわからいないけれど、基本はちゃんと食べ物から取った方がいいのよね。

    まあ、なんにしろ『未病』ってヤツがやっかいなのよねぇ[E:crying]

  3. すとん より:

    エーダさん

    >よく「サプリを飲んでるから大丈夫」って言う人いますけど、補助なんだから、それは信頼し過ぎじゃないかなってね。

     ダイエッターによくいるタイプですね。カロリーは取りたくないけれど、栄養(特にビタミン系)は取りたいって人です。なにしろ、どんな食事であっても食事である以上はカロリーがあるわけだからね。宇宙食……言い得て妙だけれど、究極の人口食って観点からは同類のようなものかもね。

     私自身はサプリ大量摂取人間だけれど、他の人には、サプリは薦めないよ。やっぱり日々の食事に気を配って、食事で必要な栄養が取れるようにするべきだと思う。と言うのも、サプリは化学製品だから、余計なものや微量なものってのが除かれているけれど、食事には色々な微量な栄養素が豊富に含まれていると思うし、決定的に違うのは、いわゆる“酵素”と呼ばれる触媒成分がサプリには含まれていないって事。

     とは言え、やっぱりダイエットのために食事を制限したら減らしていたりすると、必要な栄養が十分に取れなかったりするのも事実で、現実は痛し痒しなんだよね。

  4. すとん より:

    プリロゼさん

    >つまり化学物質で同じ成分を作り出すだけだから、

     実はそれも厄介な話で、例えば、人工的に作り出すビタミンCと自然界に存在するビタミンCでは、化学式的には同じだけれど、塩基式で書き出すとカタチが違うので、厳密に言えば違う物質なんだと、理科系の友人から聞いた事があります。なので「あんまりサプリにばかり頼っていると、痛い目にあうぞ~」とその友人には脅されています(笑)。「自然界に存在しないモノなんて体内に入れてちゃダメだ~」とも言われてます。ま、それも一理ですね。

     しかし一方で、その“自然界に存在しないモノ”のおかげで、未病状態から抜け出して、元気一杯に暮らせているのも事実なので、とりあえず「今が幸せならOK」と言う事で納得しています。人生も後半戦なので、遠い未来の健康を心配するよりも、今現在の健康優先で、仕方ないじゃんという、気持ちもないわけではないですしね(笑)。

  5. おぷー より:

    私もサプリ飲んでます。
    母が送ってくれる「ロイヤルゼリー」の錠剤とたまにビタミンC。
    ビタミンCを摂ると、もろに元気になります。(1000mgのタブレットを
    水に溶かして飲みます。胃をやられるかもしれないので、
    必ず食後に摂ります。)
    お試し下さい。

  6. すとん より:

    おぷーさん

     ロイヤルゼリーですか? それは試した事ありません。ググってみたら…女性には良さそうなサプリですね。

     ちなみに、ビタミンCは、私は一日にどれくらい摂取しているのか、今調べてみたら、毎日3000mgも摂取していました(笑)。成人の一日あたりの必要量が1000mgだそうですから、ゆうに三倍も摂取しています。もっとも、私は平均的な成人の倍の体重があるので、必要量だって、普通に考えれば倍量必要だし、ビタミンCは水溶性ビタミンなので、多少多めに取っても排泄されちゃうので、たぶん、今の分量が私的にはちょうどいいのかもしれません。

     サプリと言うか、栄養素によっては、過剰に摂取すると健康被害が出るものもあるので、なんでもかんでも飲めばいいってもんじゃない事は、肝に銘じておかないといけませんけれどね。

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