フルートのレッスンに行ってきました。しかし、いくらレッスンの開始時間が決められていないからと言って、いくら仕事が忙しかったからと言って、あんまりいつもと違う時間にレッスンに行ってはいけないなあ…と思いました。
とにかく、今回のレッスンはいつも行っている時間よりも、小一時間ほど遅れて行きました。だって、仕事が忙しいんだもん。笛先生のところだったら、確実に欠席になってしまう時間です。
まあ、一応、レッスンの時間内だし「休むくらいなら遅れてでも来なさい」という先生の言葉もあったので、仕事でヘトヘトになっていたけれど、レッスンに行ってみたら…姉弟子さんが待ってました。なんでも、ご自分のレッスンの後、私とロングトーンをしてから、お帰りになろうというわけで、私がやってくるのを待っていたそうです。なのに、私ったら、いつもより小一時間ほど遅れて教室に待ったものだから、姉弟子さん、すっかり待ちくたびれておりました。
ごめんなさい、たぶん、私が悪いわけじゃないと思うけれど、とりあえず、ごめんなさい。
てなわけで、先生と姉弟子さんと私の三人でロングトーンをしました。鬼門は“中音レ”と“中音ミ”の二つの時の左人指し指と右小指。この二つが難しいですね。とにかく、気をつけているけれど、どうしてもいい加減になっちゃっている私です。
しかし、先生とこの姉弟子さんとロングトーンをやると、音がうねらないので、楽しいです。上手な人と合わせることで、私もちょっとずつ、アンサンブルでの音程の取り方が上手になってきているのかもしれません。しめしめ。
さてアルテです。最初はお約束の「G-durのロングトーン」です。この課題には合格不合格はないので、気楽に吹いたら、最初のファに♯をかけ忘れました(汗)。ダメじゃん。
宿題になっていた15課1章G-durの1番「音階準備練習」は合格しました。(H先生にしては珍しく)フリーテンポではなく、メトロノーム(72でした)に合わせて…完璧ではなかったのですが…まあまあ吹けたので、超ウルトラなおまけで合格させていただきました。…どうやらH先生は、きちんと出来なくても前に進ませてくれるタイプの先生のようです。ま、先生ごとに、方針やら、次に進ませる基準やらが違って当然だけれど、きちんと楽譜どおりできないと次に進ませてくれなかった笛先生の時の感覚がまだ残っているので「え、こんな中途半端な未完成な感じで先に進んでいいの?」って気分です。
まあ、先生が良いと言うなら、良いんだよね…。
なので、次の宿題は…2番「アルペジオ基本練習」、3番「高い音をなめらかにつなぐ練習」、4番「G-durのスケールとアルペジオ」、5番「G-durクロマチック」です…って、残りのG-dur全部じゃん。声楽の発表会も間近に迫っていてるのに、こんなに練習できないぞぉ~。
ミニオン・エチュードは2番でしたが、当然、不合格でした。先生曰く「音はキレイだね。でも指が練習不足だね」と来ました。ま、音がキレイなのは、楽器が素晴らしいからであって、私の力量とは関係ありません。指は完全に私の力量です。「ゆっくりとでいいから、一つ一つの音符を確実に吹いてきてください」と言われました。はい、頑張ります。
ミニオン・エチュードの注意点は、いつもといっしょで「スラーをちゃんとする」「タンギングをちゃんとする」「不必要にブレスをしない(実はブレスじゃなくて、なんとなく、息を切って演奏しちゃう、悪い癖なだけなんだけれど…)」「指の動きで音符を暗譜しないように」…です。オトナって、何度も同じ事を注意されても、なかなか直らないんでよねえ…困ったものです。
今日も最後の生徒さんだったようで、またも先生と世間話をしてきました。今回のテーマは、ジャズとバロック。どうも、先生はバロック音楽がお得意なようです。バロック音楽も、譜面があって無いような世界で、手法はジャズとは違うものの、ジャズのアドリブと通じる部分があるかもねーって話をしました。とにかく、今の私はテクニック不足なので、まずはテクニックの習得に励まないといけないのだけれど、ある程度吹けるようになったら「バロックをやりましょう」と言われました。バロック? クヴァンツとかテレマンとかヴィヴァルディとかバッハとかですか? それって美味しいの?(笑)
コメント
バッハ、こんな感じです。
http://youtu.be/F2h1P6uWd98
頑張って下さいね!
>おぷーさん
バッハさんは、なかなか美味しそうですね(笑)。
この方の演奏は、比較的、素材の味を生かした演奏のようですが、私ならきっと、調味料まみれにして、ソースをドバドバかけて仕上げちゃうかも。なにしろ、ジャズでも「出来もしないのに、やっちゃう人」って事でしたからね。
ま、今はジャズだバロックだじゃなくて、すべてに通じる、基本的なテクニックの習得が何よりも優先ですね。