6月の平日休みを利用して、リニューアルした江戸東京博物館に行ってきました。
朝、普通どおりに起床して、最寄り駅近くにある駅そばで朝食として天玉そばを食べて、両国まで行こうとしたら、電車が止まっていました。なんでも線路の確認のため…だそうで、誰か線路に石でも置いたのかしらね。
そのおかげもあって、電車の中は、嫌になるほど混雑していました。そうでなくても、出勤時間とカブるわけで、車内は混んでいるのに、電車は発車もせずにドアを開けたまま駅で停車しているわけだから、どんどんどんどん人ばかりが乗ってくるわけで、そんな電車に乗って、まずは東京まで行きました。その間の1時間は、満員電車で立ちっぱなしです。いやあ、キツイキツイ。最近のお出かけでは、電車では必ず座って移動していたので、若い時は何とも思わなかった満員電車でしたが、今はすごくキツかったのです。
へとへとになって東京駅に着きました。もう帰りたい気分です…が、頑張って秋葉原経由で両国まで行きました。江戸東京博物館は両国にあるのです。
ゴールデンウィークの時にも江戸東京博物館には行っているのですが、その時は、人だらけで足の踏み場もないほどに大混雑していたのに、今回の江戸東京博物館の周辺には、あまり人はいませんでした。「さすが平日、人が少ない! よしよし」という気分で会場に入りました。入ると、若者と老人を分けていました。なんでも、この日はシルバーデーというわけで、老人は無料だったのです。なので、列は若者と老人で分けられ、若者はチケットの購入のために並ばされ、老人の方は年齢確認の上、無料券をもらっていました。
で、我々は…というと、事前のネットでチケットを購入していたので、チケットを持っている人は老人側に並べという指示があったので、老人側に並んでいたのですが、これは指示が間違っていたようで「若者は右側の列に、老人は左側の列に、すでにチケットを持っている人は老人側の入口から入って、真ん中をさっさと通って、博物館内に入れ」だったようです。ついうっかり老人側に並んで、時間を損しました。
ちなみに、東京都では老人というのは「65歳以上」という定義なので、我々は本来は若者扱いのようです。
リニューアル以前は、3階まで動く歩道で上がって、そこでチケットを購入して、3階から6階まではエスカレーターで上がるという手順でしたが、今は1階でチケットを購入したら、エレベーターで直接6階に行くシステムになっています。で、そのエレベーター乗り場のそばに無料のロッカーがあって、そこに手荷物を預けられるようになっていました。便利になったわけです。
で、エレベーターで直接、6階に上がったら、以前通り、日本橋を渡って見学の開始です。リニューアルもあって、展示物の配置がだいぶ変わっていました。新しい展示もたくさんあったようです(以前の展示を完璧に覚えているわけじゃないんです)。
平日休みだし、チケット売り場が空いていたので油断していましたが、博物館内は、芋を洗うが如く、大混雑していました。人がたくさんいました。無料入館の老人たちが山のようにいたのはもちろん、学生服を着た若者たちが数百人レベルでゴッチャリといました。学校単位で見学に来ているようです。いやあ、大変大変。
平日休みで、こんなに混雑しているなら、土日休日は、ほんと、大変なことになっているのでしょう。とにかく、人がたくさんでした。
午前中の2時間を使って、江戸部分の常設展示と特集展示の「漆工芸品コレクション」と「東海道五十三次」を見ました。その後、休憩を兼ねて、一度退出をして、駅前のファミレスに行って、ご飯とデザートをいただきました。90分ほど休憩です。
休憩後は再び博物館に戻り、企画展「発掘された日本列島」を見てから、東京部分の常設展示を見ました。興味深かったのは、時代に応じて変わっていく庶民の住宅の変化です。どんどん生活が豊かになっていくのが、よく分かりました。
また、展示を見て思ったのは、現代庶民である我々都市生活者は、江戸時代の町人の延長ではなく(足軽程度の)下級武士の生活の延長にいるのだなあ…と思いました。ほんと、当時の足軽の生活がそのまま延長して、今のサラリーマンライフになっていくのを感じました。そういう意味で言うと、明治維新で、身分が無くなって、皇族と華族と士族と平民になったわけだけれど、皇族は今もいらっしゃって、華族はいわゆる上級国民になったけれど、士族と平民は混ざり合って、今の庶民になっていったわけですが、その精神はサムライの気質として受け継いでいったわけです。
もちろん、これは都市生活者の話であって、地方とその生活者の変化は、また別なんだろうと思うけれど、それは江戸東京博物館の守備範囲じゃないので、よく分かりません。とにかく、都会の人間、特にサラリーマンは、下級武士(足軽)の延長線上の生活をしているってわけです。そう私は学び取りました。つまり、現代のサラリーマンは、現代社会の下級武士…足軽なわけです。まあ出世して管理職になった人は…足軽大将ぐらいの地位になった…ってわけです。うむ、とても納得しました。
展示を一通り見終わると、もう夕方になっていました。すっかりヘトヘトになりました。当初予定では、江戸博物館の帰りに、秋葉原で途中下車して、その近辺を散歩しようという予定でしたが、そんな余裕もなく、まっすぐに帰宅する事にしました。地元の駅で、お弁当を購入して、それが夕飯になったほどです。ああ、疲れた。でも楽しかった。
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