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なぜヴァイオリンとフルートを辞めてしまったのか?

 ここのブログの過去ログにありますが、私はかつてヴァイオリンとフルートを、かなり熱心に、学んでいました。でも今はやっていません。辞めてしまいました。

 なぜ辞めてしまったのか?

 ヴァイオリンは、単純に負担(体力&経済)が大きくなった事と、先生がいなくなってしまった(沖縄移住)ために辞めてしまいました。実際、習いはじめの当初は無理を押し通して、ヴァイオリンを習っていたのですが、やがてだんだんと負担を重く感じるようになっていたので、先生がいなくならなくても、早晩、ヴァイオリンは辞めざるを得なくなったろうなあ…と思います。そういう意味では、先生の沖縄移住は、ヴァイオリンを辞めるに「渡りに船」だったのです。

 フルートは…厳密には辞めたわけではなく、長期のお休みをしているのですが、第三者視点で見れば、辞めたことになるのかなあ…って思ってます。

 お休みをした理由は、出世しちゃって、仕事が忙しくなってきて、練習の時間が取れなくなり、練習できないままレッスンに行くのが心苦しくなって、お休みさせていただきました。今は、出世どころか退職していますので、フルートを復活しても良いし、当初予定では復活するつもりでしたが、現状、お休みを続行しているわけです。

 理由は…経済的負担と気力の問題です。

 経済的負担は、退職して収入が現役時代の1/3~1/4程度になってしまい、それに伴い、私のお小遣いが減ってしまったため、レッスン代の捻出が厳しくなってしまったことです。そうです、フルートのレッスン代は、私の小遣いから出していたため、お小遣いが減ってしまうと、レッスンに行くのがつらいのですよ。

 気力の問題は、かなり深刻です。若い時は活力にあふれ、気力も十分でした。1日が24時間であるのが物足りなくて、睡眠時間を削っても、あれこれやりたい事をやりまくっていました。

 でも今は違います。おそらくはボーっとしているのでしょう。おそらくはスローモーなのでしょう。あれこれとやりたいと願う気持ちがなく、ふと気がつくと「もうこんな時間だ」と思う事ばかりです。ほんと、時間が過ぎていくの速く感じます。やりたいと願う気持ちも少なく、ドンドン時間ばかりが過ぎていきます。こんな状態なのにフルートを復活しても、きっと練習なんてちっともしないまま、無為にレッスンの時間を過ごしてしまう…と思うと、フルート復活に舵を切れません。

 気力の問題と言えば…声楽は続いていますが、正直、レッスンに行くのが体力的にキツく感じるようになりましたし、自宅練習もままなりません。別にサボっているつもりはないし、やりたくないわけでもありません。ただ、気がつけば、練習をしないまま、次のレッスン日になっているだけなのです。

 今より若い時は、自分がこんな状態になるなんて、思いもしませんでした。年を取ってもエネルギッシュで、趣味に邁進するジジイになっていると思っていましたが…全然そうはなりませんでした。

 気力って、みるみるうちに衰えていくのです。

 実際に老いていくって、若い時に想像していたのとは、全然違うのです。

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