さて、続きを書きます。
46)ゴジラ対メガロ(配信)
主役はジェットジャガーです、ちなみに造形はカッコ悪く、怪獣ではなくロボットです。敵怪獣がメガロです。ジェットジャガーの助っ人怪獣として、ゴジラとアンギラスが登場します。正義チームがゴジラとアンギラスなので、悪党チームのメガロにガイガンが参加して、怪獣タッグマッチが再演されるわけです。
私的には「なんかパッとしない映画だなあ…」という感想です。
47)ゴジラ対メカゴジラ(配信)
今回の敵役は…メカゴジラです。強いです。何しろ宇宙人が作ったゴジラの偽物ですからね。本物のゴジラよりも強い設定になっています。これ、ちょっと前までなら、キングギドラがやっていたポジションですね。対する正義チームは、ゴジラとアンギラスの鉄板タッグに、ゲストとしてキングシーサーが加わります。やはりこの映画の見どころは、メカゴジラだよね。メカゴジラは強いしカッコいいです。
48)メカゴジラの逆襲(配信)
今回は相棒のアンギラスは出演しません。ゴジラだけで、敵役のメカゴジラとゲスト怪獣のチタノザウルスと戦います。あと、サイボーグ少女も登場します。彼女のオッパイがちらっと映りますが、だからと言ってセクシーってわけでもありません。なんか、あれこれ色々な要素が詰め込まれた作品になっています。ちなみに、この作品が最後の昭和ゴジラ映画となりました。オッパイ、全然効果なしなのです、残念。
49)ゴジラ(1984年版)(配信)
いわゆる“平成ゴジラ”と呼ばれるリブート版のゴジラの1作目です。
昭和ゴジラが正義の怪獣だったのに対して、ごく初期の「ゴジラ」に見られた“人類の敵”としてのゴジラが復活しています。なので、ゴジラと戦うのは人類(ってか日本)です。ゴジラがリブートする…と言うので、全体的に製作に気合が入っているのが分かります。スタッフが乗りに乗って作っているのが分かるし、映画全体に祝祭感があります。
50)岸辺露伴は動かない 密漁海岸(配信)
実写版の岸辺露伴です。最新作です。素晴らしかったです。ちなみに、この頃、主演の高橋一生は、実写版のブラック・ジャックも演じていて、そちらも見ました。
岸辺露伴の高橋一生は素晴らしいのに、ブラック・ジャックの高橋一生は…なんかちょっと違うような気がしました。ブラック・ジャックは岸辺露伴よりも、もっと人間味があって熱いるキャラなんだよね。だって手塚キャラだもの。そんなに人外っぽくしなくてもいいんだと思いました。
岸辺露伴シリーズの新作が見たいなあ…。ブラック・ジャックの方は、別にどうでもいいです。2025年の今年は、岸辺露伴の新作がいよいよ見られるとか見られないとか? 原作のほとんどはドラマ化されてしまったので、次に新作が作られたら、それで終わり…って感じになるんだろうなあ、それは残念だけれど、そこが実写の限界なら仕方がないです。
キャラクターは年を取らないけれど、俳優は年を取るんだよね。
51)ゴジラVSビオランテ(配信)
ビオランテが登場しますが、それよりもG細胞ってのが、この映画で初登場します。G細胞って、万能細胞だよね。あと、この作品から超能力少女がレギュラー入りします。平成ガメラにも、ガメラと心が通じる少女ってのが登場しますが、この頃は、怪獣と少女の心が通じ合うってのが流行りだったのでしょうかね?
ビオランテはこの映画にしか登場しない怪獣(怪植物?)ですが、有名な怪獣だよね。有名な割には、なんかイメージしづらい怪獣です。それはデザイン的な問題かな?
52)ゴジラVSキングギドラ(配信)
ゴジラとゴジラザウルス。キングギドラとメカキングギドラが登場します。平成ゴジラは昭和ゴジラとは違って、脚本も特撮もそれなりに力が入っています。昭和ゴジラは「子どもが喜ぶゴジラ」として作られていますが、平成ゴジラは製作者側にゴジラ愛が感じられます。この作品も、そんなゴジラ愛が感じられる、頑張って作られた映画だと思います。
53)ゴジラVSモスラ(配信)
ゴジラとモスラと、モスラの亜種であるバトラが登場します。ゴジラが絶対的破壊神で、バトラは人類の敵(地球の守護神)であり、モスラは人類の味方という、三者三様の立場による三つ巴の戦いであり、最後はバトラとモスラが共闘してゴジラと戦います。昭和ゴジラだったら、ゴジラとモスラが共闘してバトラと戦うのだろうけれど、平成ゴジラでは、バトラとモスラが共闘してゴジラと戦います。やっぱり、ゴジラは悪役が似合うんだよね。
ゴジラは、原爆のゆるキャラであり、ダークヒーローなのだから、人間の味方よりも、こういう敵役の方が似合うよね。
54)ゴジラVSメカゴジラ(配信)
こちらのメカゴジラは、国連軍が作ったメカゴジラです。人が乗り込んで運転するタイプのロボットです。その他に、ゴジラの幼体であるベビーゴジラとラドンが登場します。ゴジラの子どもは…やっぱりミニラだよね。でも、説得力があるのはベビーゴジラの方です。ううむ、ファンとしては悩みどころだね。
それにしても、平成ゴジラは、昭和ゴジラと違って、どの作品も見応えたっぷりです。この作品もなかなかに面白いですよ。いや、昭和ゴジラだって、あのチープさが良い味を出しているとも言えます。昭和も平成も、どちらも捨てがたいです。
55)ゴジラVSスペースゴジラ(配信)
登場する怪獣は、ゴジラ以外に、宇宙からやってきたゴジラっぽい怪獣(スペースゴジラ:宇宙に散ったビオランテの細胞か、あるいはその他のG細胞がブラックホールでエネルギーを得て、ゴジラっぽい怪獣になった…という設定)と、メカゴジラの後継機であるモグラと、ベビーゴジラが成長したリトルゴジラとモスラが出てきます。
とは言え、基本はゴジラとスペースゴジラの怪獣プロレスの映画です。
平成ゴジラ(ビオランテ以降)はなんだかんだ言って、世界線がつながった作品群なので、続けて見ているとその世界に没入する楽しさがあります。
56)ゴジラVSデストロイア(配信)
平成ゴジラの完結編です。デストロイアは、オキシジェン・デストロイヤーから生まれた怪獣で、いわばゴジラの天敵というべき存在です。この作品で、今まで活躍していたゴジラはメルトダウンを起こして死んでしまいます。そして、前作に登場したリトルゴジラが、この作品ではさらに成長をしてゴジラジュニアになっていましたが、そのジュニアが映画の最後でさらに成長して、新しいゴジラになります。
映画そのものはしっかり作られていて「ああ、これでゴジラもお終いか…」という感じです。
57)GODZILLA(エメリッヒ版・字幕・配信)
はい、ここでゴジラはアメリカで製作されるわけです。いわゆる“ハリウッド・ゴジラ”が誕生したわけですが…興行的には大成功したそうですが、当時は日米共に評判は散々でした。私も「これはゴジラではない、巨大トカゲのモンスターだ」と思ったものです。ま、この意見は今も変わってませんが。
そもそも監督であるローランド・エメリッヒ自身、ゴジラに対して愛情もなければ、ゴジラ映画を作りたいわけではなく、ゴジラを押し付けられそうになったので、嫌がらせ的にダメダメな脚本と企画書を書いて提出したら、それが通ってしまったので、やむをえず作らざるを得なかったという、残念な事を言っているくらい、誰得?な状況で作られた映画だったそうです。
ファンとクリエイターにとっては残念な作品ですが、会社的には大儲けをしたそうだけれど、次作を作られなかった事からも分かるとおり、その程度の内容です。
これは怪獣映画では無い、と私は断言できます。じゃあ何か?と言われると、パニック映画であり、モンスター映画なのです。だから、パニック&モンスター映画が好きな方には勧められるけれど、怪獣映画だと期待して見ると、自分を呪いたくなります。
58)ゴジラ2000 ミレニアム(配信)
日本で製作された、新しいゴジラシリーズ、いわゆる「ミレニアム・ゴジラ」の第1作です。たぶん、ハリウッド・ゴジラの失敗を受け、日本でゴジラ映画を復活させたんだろうと思います。
私は、ハリウッド・ゴジラにも違和感を感じましたが、この作品のゴジラにも違和感を感じました。いや、デザイン的には普通にゴジラなんだけれど、世界観が…なんか違うんだよね。ゴジラはツイスター(竜巻)じゃないんだよなあ…って思いながら見ていました。
ゴジラは自然災害のゆるキャラではなく、あくまでも原爆(核兵器)のゆるキャラなんだよね。そこの軸はブレちゃダメだと思いました。
そんなにゴジラはチョロくないんだよ。
59)世界の果てに東出・ひろゆき置いてきた(配信)
アベマの配信ドキュメントです。前作「世界の果てにひろゆき置いてきた」のシーズン2に当たりますが、こちらは東出を最初からフューチャーしていて、番組的にだいぶ面白くなっています。たぶん、主役はひろゆきではなく東出なんだろうと思います。
面白いです、間違いなく面白い番組です。地上波では絶対に見られません(笑)。
60)ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(配信)
「ミレニアム・ゴジラ」シリーズの第2作目ですが、前作はなかった事になって、リブートしています。世界観は1954年の初代ゴジラから直接続いています。
「そうそう、こういうゴジラ映画が見たかったんだよ」と私は思いましたが、当時の興行的には「???」だったそうです。まあ、敵怪獣も劇音楽も、ゴジラっぽくない…って言われると、そうかもしれません。私的には満足していますが、これでは満足できなかったファンがたくさんいたのかもしれません。
明日は映画の連載を一時中断して、レッスンの記事をアップする予定です。
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