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第三オクターブの音程に注意しましょう(何度目?)

 今日は月末なので、本来なら『落ち穂拾い』をアップする日ですが、先にフルートのレッスン報告をアップしちゃいたいと思います。『落ち穂拾い』は水曜日にアップする予定なので、しばしのお待ちを…。

 と言う訳で、フルートのレッスンに行ってきました。今回は超ロングレッスンの1時間半のレッスンでした。通常の3回分です。すごいなあ。さすがに準備しきれないまま、レッスンに行っちゃいました。

 何はともあれ、久しぶりのアルテです。アルテは11課の8番までOKをいただきました。

 OKはいただけたものの、色々と指導が入りました。まずは3番です。これは音程に注意しなさいと言われました。特に最初の高音部分の音程が、高すぎて、聞いていて、どのキイで演奏しているのか分からないほど、音がズレていると言われました。指は確かに合っているけれど、フルートは指が合っていても、それだけでは音程は合わない楽器だから、しっかり耳で音を聞きながら、きちんと音曲げをして演奏しないとダメですと言われました。

 なので、そこのところを注意深く、音を曲げて演奏してみたら、二段目に入ったところで、ペケです。最初の高音部分の音を曲げたのは良いけれど、その曲げたまま二段目の中音部分に入ると、今度は中音域の音が低くなりすぎてしまうそうです。中音部はそこまで音を曲げる必要がないので、即座に音曲げの程度を変えていかないといけないと言われました。

 とにかく大切なのは、耳。そう言われました。指に一生懸命になっちゃダメだそうです。いつでも音に意識を集中して演奏する癖をつけましょうと言われました。

 合格は8番まででしたが、練習そのものは、最後の11番まで見ていただきました。11番の曲は、まだきちんと譜読みが終わってませんし、指もまだガタガタなので、不合格なのも仕方ないのですが、やはりここでも、三オクターブの音域のフレーズによく注意するように言われました。この曲のサビの部分の高音が続くところは、何も考え無しに吹くと、誰であっても、音が高くなってしまうので、必ず意識的に音を低め低めにとりながら演奏しないと、音楽的な音にならないのだそうです。

 どうにも私は、指が苦手なので、ついつい、頭の中を空っぽにして、耳に栓をしたまま、フルートを拭いちゃう癖があるようですが、常に耳を開いて演奏できるようにしないといけませんね。そのためにも、もっともっと指の訓練をしないといけないなあ…と思いました。

 今回のレッスンはたっぷり時間があるので、アルテをこれだけやっても、まだ余裕余裕なので、次はセッションレッスンをしました。その話は、明日、アップしますね。

コメント

  1. ひょっとこ より:

    「息の支え」って部分に意識が行き過ぎて、
    「息のコントロール」になっていない気がしますよ。

    「車のエンジン」が息の支えだとすれば、
    余りあるパワーを「クラッチ」で微調整しないと
    車は滑り出します。
    エンジンでの細かいコントロールは難しいと思いますね。
    (正確な例えではないですけど。すとんさん、
      支えがトルクってどこかで
      言ってましたよね。それです。)

    高音部に限って言うと、
    「バッファ」を使うと楽になるかもしれませんよ。
    高音吹く時、ほっぺた膨らますだけです。
    息の出す圧が微妙に強すぎる人には効くと思いますね。
    膨らまし方やどの部分かには個人差がある、
    と思いますけどね。一つの方法としてね。

    最初はわざと大きく膨らませて、膨らまさない時との
    違いを感じるところからですかね。
    慣れると少し膨らんだかな、位だと思います。
    他のオクターブでの音の上ずりがなければ、
    3オクターブ目も音程が安定しますし、
    しかもpが吹けると思いますよ。

    これって、少し前、ディアさんのところで話題になりましたね。
    ジュリアス・ベイカー門下では膨らますの膨らまさないの、
    それでヒューバート・ロウズも膨らましていたとか
    私が言ったような。ちなみに私は高音出すのが楽なので、
    頬は軽く膨らましますよ。

    YouTubeで細かく探していけば、見つかると思います。


    ギターのチューナーですが、フルートでも使えます。
    (要チューナー用マイク)
    クロマチックチューナーなのでフルート
    全音程のチェックができますよ。
    でも、大切なのは耳です。
    http://www.korg.co.jp/Product/Tuner/pitchblack/


    のだめは最終巻ですか。英語版を読んでいるのでまだ先です。
    入手先はAmazonです。

  2. すとん より:

    >ひょっとこさん

    >「息の支え」って部分に意識が行き過ぎて、「息のコントロール」になっていない気がしますよ

     たぶん、当たってます。今、目からウロコがボロボロ落ちました。

     そうそう、まだまだ「息のコントロール」が苦手なんです。いや「息のコントロール」だけでなく、色々なところが苦手なんですねけれど(汗)。

     ほっぺたを膨らます…これって、頬が脱力している事が前提ですね。ははは…私、頬がきちんと脱力しているかな(大汗)。

    >それでヒューバート・ロウズも膨らましていたとか

     クラっと来ました。ヒューバート・ロウズもやっていたんですか…、ならば、私も…、って、ちょっと違うか。でも、ロウズのプレイは憧れますね(って、たくさん知っているわけではありませんが…)。

     息のコントロールですね。新しい世界がちょっと見えました。ありがとうございました。

     チューナーはヤマハのクロマチックのを持ってます。先生にも先日確認されちゃいました。本当はいつもピアノと合わせながら練習できるのがベストなんですが、一人きりで練習しているので、チューナーを見ながら練習するように癖をつけないといけないですね(汗)。

  3. ひょっとこ より:

    補足
    頬は結果で膨らむのだけど、
    強い圧を逃がすために膨らむだけですので、
    ご注意を。

    膨らませて、さらに圧が強くなったら、
    更に音が上ずって意味がないので。
    なので「バッファ」、緩衝ってことで。

    膨らますのが目的ではありません。

  4. すとん より:

    >ひょっとこさん

     はい、了解しました。どちらにせよ、頬の脱力が前提ですね。バッファ以前に、頬の脱力から確認しないといけない私です(汗)。その上で、バッファとしての頬の膨らみですね。目的は「強い圧を逃がすため」と…分かりました。できるかどうかは別問題ですが、何事もトライ&エラーの気持ちで、試してみます。

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