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カエデ君がやってくる、サバ! サバ! サバ!

 先週も書きましたが、やっぱり書かずにはおられないのが、サバ化激しいカエデ君の事。

 ちなみにサバの特徴は次のとおり「成魚は全長50cmほどになる。体は前後に細長い紡錘形で、短い吻が前方に尖り、横断面は楕円形である。各鰭は体に対して小さい。鱗は細かく、側線鱗数は210-220枚ほどに達する。背面は青緑色の地にサバ類独特の黒い曲線模様が多数走り、側線より下の腹面は無地の銀白色をしている。」(ウィキペディアのマサバの項より)

 蛇足ながら、味噌煮にして食べると美味しく、塩焼きにしても美味い。家庭でさばいてみると、お腹の中から、時折大量の回虫(アニサキスというらしい)が出てきて、ゲゲッっとなったりします。新鮮なものは刺身で食べられるそうですが、食中毒が怖いので、水揚げされたばかりのサバであっても、私はシメサバにして食べるかな? ちなみに、シメサバは自分で作ると美味しけれど、買ってきた方が遥かに安価でお手軽です。

 で、カエデがサバ化していると言っても、別に味噌煮や塩焼きすると美味しいとか、回虫がたくさんいるとか、シメキンギョにすると美味しいとかではなく、サバのビビビ状態を指して“サバ化”と言ってます。

 サバのビビビ状態と言うのは…皆さんも経験があると思うけど…釣ってみるとよく分かります。サバって、たぶん、馬鹿なんだと思います。どれくらい馬鹿かと言うと…“止まると死んじゃう”と固く信じているくらい馬鹿なんだろうと思います。

 …って言うよりも、たぶん、本当に、止まると死んじゃうサカナなんだと思います。なので、死ぬと止まります(笑)。

 つまり、サバって、生きている以上、ずっと動いてます。“動く”と言っても、手足があるわけではないので、胴体を左右に振り続けるだけですが…。これって海中だと、泳いでいることになるのだと思いますが、釣られて空気中にさらされても、胴体を左右に振り続けます。振り続けると言っても…ユラユラとかユサユサとかではなく、ビビビビって感じです。まるで、携帯電話のバイブみたいに(笑)。

 なので、エサをねだって、音速で身をよじるカエデの様子が、まるで 釣り上げられて、携帯電話のバイブのようにビビビと身を振動させているサバを彷彿とさせるので“カエデのサバ化”と呼んでます。

 で、このカエデのサバ化が激しくて激しくて…。まるで、このブログを読んで、自分のキャラを確立しようとでもしているんじゃないかと思うくらいに、サバ化してます。

 水槽の角に鼻面を押し当てて、ビビビと、やってます。人がやって来たと言っては、ビビビ。エサの時間がやって来たと言っては、ビビビ。今触ったのはエサの袋だよねと確認しながら、ビビビ。さっきのエサはもう食べちゃったと言っては、ビビビ。何はともあれ、ビビビ。本当にサバなので、最近は“カエデ”じゃなくて“サバオ”と呼ぶこともしばしば(笑)。

 ちなみに、あれだけ激しく、ビビビと動いているカエデですが、一口でもエサを頬張ると、途端に静かになります。現金ったら、ありゃしないです。

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