ウチの水槽では、どうやら代々“エサねだり係”の金魚がいて、その子が専ら人間に対して媚を売り、エサを獲得する…と勘違いしているようです(別に媚を売らなくても、決まった時間になるとエサは上げるし、いくら媚を売られても、時間にならなきゃエサはあげないのです)。
で、最近のエサねだり係は…アセビのようなのです。
だから、アセビはいつもいつも人間たちの方を向いて、ゆらゆら、ひらひらしています。他の子たちが、それぞれに活動しているにも関わらず、アセビだけが人間の方を向いて、ゆらゆら、ひらひらしています。
これがもう、かわいいのです。
エサねだり係のねだり方にも個性があって、人間を見かけると、バシャバシャ水音を立てる奴もいれば、ジトーと物欲しげに人間の方を見つめている奴もいたけれど、アセビのように、ゆらゆら、ひらひらしている子は、今までいなかったかもしれません。
なんかね、いいんですよ。
でも、いくらかわいいからと言って、余計にエサはあげないのだけれどね。
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