体重:102.1kg[-0.6kg:-1.3kg]
体脂肪率:31.2%[+0.2%:+0.3%]
BMI:31.2[-0.6:-0.5]
体脂肪質量:31.8kg[-0.1kg:+0.3kg]
腹囲:103.1cm[-0.7cm:-3.0cm]
[先週との差:2008年当初との差]
相変わらずの高水準をキープしております(涙)。ただ、ストレス太りの側面もたぶん(?)あると思いますので、これからは少し落ちるといいなあと思ってます。仕事もどうやらピークを過ぎ、これからは何とかなりそうな雰囲気ですしネ。
さて、今週のエッセイです。
坂本九歌唱の名曲「上を向いて歩こう」があります。中村八大氏作曲で、アメリカのビルボード誌で日本の歌としては、最初に第1位をとった曲ですよね。アメリカでは“スキヤキ”というタイトルだったんじゃなかったけ。私はこの歌が大好きです。
悲しい時、つらい時、元気が出ない時、思わず涙があふれる時、うつむいて下ばかりを向いて涙をこぼしているのではなく、上を向いて歩いていこうよ。そんな、励まされるような感じの曲です。メロディもなんとなく哀愁があって、いいなあ…。
たしかに、上を向いて、胸をはって歩いていると、しおれた心も勇気づけられ、なんとなく元気が出る…はずですよね? でも、実際に上を向いて歩いていると、私は気持ちが鬱々となります。
上を向くと見えるもの…まるで網の目のように張りめぐらされたワイヤーたち。電灯線や送電線のワイヤー、電話線のワイヤー、光ケーブルやケーブルテレビのワイヤー、それらをささえるためのワイヤー、あと何だか分からないけれど、とりあえず張ってあるワイヤー。色々なワイヤーが、こちらの電信柱からあちらの電信柱まで、それこそ縦横無尽に張りめぐらされている。
それらを見ていると、まるで蜘蛛の巣にかかった獲物になった気分。地平の向こうから、大きな蜘蛛が現れて、私を襲ってくるような気がする。
気が滅入る。心がしおれてくる。
だから、私は上を向いて歩きたくない。悲しい気分にならないために。
それに上ばかり向いて歩いていると…犬のフンを踏んじゃうし…。犬のフン、多いのよ、ウチの地元。上を向いてワイヤーを見て、気持ちが沈んだところで、犬のフンを踏むと、ちょっと立ち直れないくらい落ち込む。ああ、悲しい。
しっかり下を向いて、歩いていこう。それが、悲しい思いをしないための、人生の秘訣だから。あああ。
何にもさえぎられず、どこまでも澄み渡る、青い空を眺めて生活したいものだ…。
コメント
To Ston
とあるパーティーで中村八大氏に会った時、たまたま<上を向いて歩こう>の話題となり、私はかねてからこの曲の最初のモチーフはベートーヴェンのピアノコンチェルト5番(皇帝)に似ていると思っていましたので、その旨を告げると、この事は以前あるTVディレクターに指摘され、しまったと思ったのだが後の祭りでしたと述懐して居られました。学生時代からピアニストとして活躍しておられた氏ゆえ、皇帝のイメージが無意識にほとぼり出たのではないかと推察します。
私より4つ年上の同じ福岡の出身でしたが、61才でこの世を去りました、今や懐かしい想いでです。
>松尾さん
「上を向いて歩こう」と「皇帝」のモチーフが似ているとは、全然気がつきませんでした。そう言われて「皇帝」を聞いてみると、確かにそう聞こえるから不思議です。
音符の並び方は似ていても、「皇帝」はどこまでも力強く、「上を向いて~」はこぼれるばかりの哀愁があり、アレンジというか、サウンドの作り方で、こうも印象が変わるんですね。おもしろい、おもしろい。
ワイヤーがある事、いつのまにか自然になってませんか? 昭和の趣の様に…。 うちの地区はかなり計画的に街作りが行われているので、「何の」ワイヤーも無いのです。全てが地下。電灯や信号機だけが「にょき」と突っ立っています。 慣れるまでは違和感ありましたよ(笑)。
無い事が自然になると、今度はワイヤーのある街が鬱陶しいです(笑)
初めに計画ありき、の街なので、空の比率、緑の比率も多いのです。…都心に出るにはちょっと不便ですが、自然に包まれた生活は心を裕福にさせてくれますね。
人間、だんだんその場所に適応して行くんだなぁ…と感じています。
>めいぷるさん
ワイヤーのない街にお住まいですか…、全くもってうらやましいです。ワイヤーは景観を壊すのみでなく、地震などの災害の時が心配です。切れた電線にうっかり触れば感電ですからね…。
私も昔、家庭教師を生業にしていた頃、ワイヤーのない街に通っていたことがありますが、ワイヤーがないと、本当に心がハレバレとします。そういう街はワイヤーがないだけでなく、道も広々としているし、歩道もしっかりしているし、なかなか良さ気な感じです。
ただねえ…そういう街は海がないんだよねえ…。別にサーフィンもマリンスポーツもやらないけれど、海がないところでは、ちょっと暮らせない私でした。常に潮風に吹かれていないと、平常心を保てない体質なんで…(笑)。
ワイヤーがなくて、海があって、都会にすぐ出れて、徒歩で生活できて、空気が良くて、食べ物が美味しくて、物価が安くて、緊急医療に対応してくれる病院が徒歩圏内にあって、治安がいい街があれば、暮らしてみたいです。あ、あと、徒歩圏内に職場も欲しいなっと。スーパーとコンビニと図書館と映画館と金魚屋さんと美味しい中華料理店も歩いていけるところにあるいいなあ。
贅沢だね(大笑)。
>ワイヤーがなくて、海があって、都会にすぐ出れて、徒歩で生活できて、空気が良くて、食べ物が美味しくて、物価が安くて、緊急医療に対応してくれる病院が徒歩圏内にあって、治安がいい街があれば、暮らしてみたいです。あ、あと、徒歩圏内に職場も欲しいなっと。スーパーとコンビニと図書館と映画館と金魚屋さんと美味しい中華料理店も歩いていけるところにあるいいなあ。
贅沢だなぁ(大笑)
>空気が良くて…これはいまいちかなぁ
>物価が安い…これは正反対に高いっ!
…あとの条件は満たす場所に、子供達が独立したら引っ越す予定です。 物価…お金貯めないと(爆)
>めいぷるさん
贅沢でしょ、実は先のコメントを書いたあと「水がきれい」を書き忘れた~って思いました。どこまで贅沢なんでしょ。
でも、思うんですが、やっぱり「住めば都」なんですよね。暮らしていれば、土地に対する情もわいて来るし、細かな不便な点は、何となく自分の中でうやむやにしてしまうというか、なんと言うか…。そんなところあるでしょ。
>あとの条件は満たす場所に、子供達が独立したら引っ越す予定です。
いいなあ、私は持ち家なので、子どもが独立しようがなんであろうが、ここにへばり付いて生活してゆく事になりそうです。ま、土地を売っぱらって引っ越し、ってのもアリでしょうが、せっかくローンを支払ってまで手に入れた土地と家なので、何となく去りがたいのです。