今回は、毎年書いているDVDの記事です。昨日は、今年購入したCDについて記事を書きましたが、今日はDVDです。ここ数年、毎月1枚ずつオペラのDVDを買おうとしていた私ですが、今年に入り、それに気が失せ(最近はDVDではなく電子書籍を買ってます)、DVDの購入枚数も自然と減ってきた私です。
例によって、記録を取り始めた2016年からの枚数を書いておきます。
2016年が37枚
2017年が36枚
2018年が12枚
で、今年は…と言うと、22枚です。とは言え、その内容は、半分近くが歌舞伎のDVDですから、それを除けば去年並になります。CDの時にも書きましたが、最近、本を買い過ぎていまして、なかなかディスクにお金が回っていかないのです。で、こんな体たらくです。
ま、そんなこんなですが、今年のDVDの購入ラインナップは、こんな感じになりました。
【歌舞伎系】
1)歌舞伎「勧進帳」
2)歌舞伎「寿曽我対面」
3)歌舞伎「連獅子」
4)歌舞伎「歌舞伎の舞台機構」
5)歌舞伎「髪結新三」
6)歌舞伎「俊寛」
7)歌舞伎「鈴ヶ森」
8)歌舞伎「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」
9)歌舞伎「鏡獅子」
10)歌舞伎「番町皿屋敷」
これらのDVDは、アシェットの通信販売です。申込みをすると、毎月2枚ずつ勝手に送ってくるので、それを楽しみながら見ています。最終的には100枚になるそうです(すげえなあ…)。私は歌舞伎には不案内ですが、100作品もあれば、定番モノは、ほぼほぼ含まれるんじゃないかしら? そう意味で言えば、完結すれば、すごいコレクションになりそうです。ちなみに4)は歌舞伎の作品ではなく、歌舞伎における舞台の説明です。本来なら、おまけDVD扱いですね。
歌舞伎と言うと、何やら難しく感じますが、実はただの演劇です。時代劇です。言葉が古くて、ちょっと難しい代わりに、ペースがゆっくりなので、ゆるゆるした気分で見ることができます。内容は、時代の荒波を乗り越えて残ってきただけあって、どれも素晴らしいです。DVDには解説音声も付いてますので、それを聞きながら見れば(NHKの放送がそんな感じでしょ?)、見ただけでは分かりづらい事も解説してもらいながら見れますので、私のような初心者でも楽しめます。実によく出来てますね。
それにしても歌舞伎ってのは、舞台では、ストーリーを全部やらないんですね。ストーリーの一部だけを演じるのが普通みたいです。ちなみに、ストーリーを全部やる時は「通し狂言」と言って、特別公演になるようです。でも、通常の舞台とか、DVDとして発売される時は、やっぱりストーリーの一部分を演じたモノなんですね。オペラ風に言えば、幕ごとに上演をしているわけで、ちょっと考えられません。オペラで…例えば「椿姫」を1幕だけしか演じない…なんてやったら、観客からブーイングが起こるよねえ。そういった点では、歌舞伎と言うか、日本人はと言うか、ほんと寛容なんだなって思いました。いや、わがまま。だって、見たいとこだけ見れればいいんだよね。名シーンだけ見れば、それで満足なんだよね。
【オペラ系】
11)デオン・ファン・デア・ヴァルト「モーツァルト作曲『後宮からの逃走』」
12)クリスティーネ・シェーファー「モーツァルト作曲『後宮からの逃走』」
13)サイモン・エステス「ワーグナー作曲『さまよえるオランダ人』」
14)パトリシア・バードン「ヘンデル作曲『アグリッピナ』」
15)ヨナス・カウフマン「ワーグナー作曲『ローエングリン』」
16)ルッジェロ・ライモンディ「モーツァルト作曲『ドン・ジョヴァンニ』」
17)ミカエル・ケーニッヒ「ウェーバー作曲『魔弾の射手』」
例によって、オペラのDVDです。毎月2枚ずつ、オペラのDVDを購入するんだ!と張り切っていた私ですが、歌舞伎のDVDを毎月2枚ずつ購入する事になって、オペラの方は、一気にスローダウンしてしまいました(汗)。モーツァルトの『後宮からの逃走』が2種類あるのは、勉強のためです。今年のラ・フォル・ジュルネで、字幕無しの『後宮からの逃走』を見ることになったので、そのためにしっかり勉強しておこうと、DVDを複数購入する事にしたのです。
【その他】
18)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ「シューベルト作曲『美しき水車小屋の娘』(モンサンジョン・フィルム)」
19)佐渡裕「真夏の夜のガラ・コンサート」~グラフェネック音楽祭より
20)ジュリー・テイモア「アクロス・ザ・ユニバース」
21)ピーター・オトゥール「ラ・マンチャの男」
22)アニメ「赤毛のアン」 DVD-BOXセット(12枚組)
18)は勉強のために購入しましたが、歌曲を歌うのを動画で見ると、音源だけ聞いていると比べると、あれこれ勉強になります。特に良いのは…字幕ですね(笑)。歌と内容が同時に頭に入ってきます。
触れなきゃいけないのが「赤毛のアン」でしょ。不滅のアニメです。もっとも、今どきの人は、配信で見るんだろうな。私はうっかり(笑)DVDを購入してしまいましたが、たぶん有料配信の公式チャンネルの方が安いですよ(笑)。そう言えば、今度、12月28日(一昨日だね)から日本アニメーションは、You Tubeで公式チャンネルを始めたそうですが、そこではフルサイズの「赤毛のアン」は見られるのかしら? You Tubeって無料だよね。無料で「赤毛のアン」が見られたら、そりゃあすごいな。
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