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昨年[2018年]映画館で見た映画 その3

 さて、続きに参りましょう。

21)ランペイジ 巨獣大乱闘

 ハリウッド版“三大怪獣 地球最大の決戦”です。ゴリラ対オオカミ対ワニです。こういう映画を見るたびに思うのは「アメリカ人って、怪獣が苦手なんだな」って事です。なにしろ、ゴジラをただのトカゲにしちゃった人たちですから、三大怪獣の戦いをやりたいのだろうけれど、どうしてもゴリラ対オオカミ対ワニになっちゃうわけです。日本なら、モチーフがゴリラやオオカミやワニであっても、しっかり怪獣にしちゃうんだけどなあ…。

 映画のジャンル的には、パニック映画…でしょうね。ただし、深みには欠けます。いわゆる、おバカ映画です。何も考えずに、巨獣が街中を大暴れするシーンを見て、スカッとすればいいだけの映画です。難しい事は考えちゃダメなんだな。

22)デッドプール2

 これもハリウッド製おバカ映画です。一応、マーベル映画だけれど、アベンジャーズとは無関係で、どちらかと言うと、X-MEN方面のキャラです…とは言え、私はX-MENはちゃんと追っかけてないので、よく分からないんだよなあ。コメディーと言うよりも、アメリカンなセンスのギャグ映画です。だいたい、ヴィランのケーブルを演じているのが、ジョシュ・ブローリンで、この映画の直前には「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でサノスを演じた人で、絶対に狙ったキャスティングだと思うんだよね。

 ちなみに、同じマーベル映画でも、アベンジャーズはディズニー製作で、X-MENは20世紀フォックスの製作なんだよね。だから、キャラ同士が関係を持たない…んだろうと思います。で、そこをうまく利用してネタにしているんだろうと思うわけです。

 さらに言うと、あのスパイダーマンも、ソニーで作っていた時代はアベンジャーズと無関係だったけれど、ディズニーに移籍してからはアベンジャーズに絡むようになりました。2018年9月に、20世紀フォックスがディズニーに買収されてしまったので、今後のX-MENシリーズはディズニー製作になるだろうから、そうなると、デッドプールもX-MENも、アベンジャーズと絡んでくるのかな…なんて、ちょっぴりワクワクしています。

23)終わった人

 今年一番、ハートに直撃した映画…かもしれません。いやあ、身にしみるんだよねえ。

 定年退職後の男の話です。厳密に言えば、彼はエリートで生活に不安がない…という部分は、私とは違うだろうけれど、でもでも定年退職をし、生活がガラリと変わってしまった男…って部分では、誰にでも当てはまる話なんだよね。何しろ、男は環境の変化に弱い生き物だからね。それまで何十年も人生を捧げてきた会社とは無縁になったら、明日からどうやって生きていったらいいんだい!ってなるのも、まあ分かるし、多分私だって、似たような感じで迷うだろうからね。

 ジジイ映画…という新ジャンルの映画なんだろうけれど、これからの日本は老人があふれかえる時代になるわけだから、映画も若者向けばかりでなく、こういったジジイ向け映画も増えてくるのではないかなって、予感したりします。

 実際、小銭なら、若者よりも年寄りの方が持っているものね。

24)羊と鋼の森

 若いピアノ調律師の成長物語です。ハートフルで普通に良い映画でした。デート映画にもいいかもね。

25)ダンガル きっと、つよくなる

 インド映画です。ただし、誰も歌わないし踊りもしません(笑)。ミュージカルではなく、ストレートプレイの映画です。で、実在のレスリング選手であるフォーガット姉妹の伝記映画だそうです。たぶん、彼女らはインドの英雄なんだろうと思います。ま、日本には同じ女子レスリングにもっと大物がいますから、フォーガット姉妹と言われてもピンと来ません。

 お姉ちゃんのギータが優勝するのはコモンウェルスゲームズです。コモンウェルゲームズって何?って感じですが、これってオリンピックみたいな国際スポーツ大会なんですね。ただし、参加できるのはイギリス連邦の国々(52カ国もあるそうです。世界の1/4はイギリス連邦なんだな)だけなので、日本やアメリカは無関係なのです。ま、我々が知らなくても不思議はないですね。

 今どき珍しいスポ根ものです。笑っちゃうくらいにスポ根です。今の日本じゃ、作ろうと思っても作れないタイプの映画です。だって、今の日本なら、児童虐待になりかねないもの。それにゆえに、見る価値ありの映画…とも言えます。ほんと、面白いよ。

26)ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

 はいはい、お約束のスター・ウォーズです。今回はスピンオフ映画で、ハン・ソロの若い時代を描いてます。面白いとか面白くないとか、そんな事を考えてはいけません。地球人類ならば、スター・ウォーズに関する映画は見なければいけません(断言)!

 ま、そこまで肩に力を入れなくても、普通に面白い映画だと思います。内容的には…宇宙を舞台にしているけれど、西部劇なんだろうなあって思います。ま、本編のスター・ウォーズが、宇宙を舞台にした時代劇だから、これはこれでアリですね。

 普通にデート映画ですよ。

27)劇場版ポケットモンスター みんなの物語

 ポケモン映画は、前作でリブートしたわけで、今回は新シリーズとしては2作目にあたります。前作がとっても良かったので、とてもとても期待していましたが、ちょっと期待しすぎたみたいでした。それでも水準並の出来で、そこはやっぱりポケモン映画なんだな。ウソッキーがいい味出してます。

 前作はホウオウが、今作はルギアが、話のキーを握るポケモンでした。ちなみに自作はミュウツーがメインを張るそうです。今から楽しみです…って期待しすぎると失望しちゃうので、次はほどほどに期待して待っています。

28)ジュラシック・ワールド/炎の王国

 ジュラシックを冠する恐竜映画も、これで5作目です。怪獣と恐竜の違いはあれど、日本がゴジラなら、アメリカはジュラシックなんでしょうね…ってか、ここに出てくる恐竜たちって、ほぼ怪獣だよね。空は飛ばないし、光線も熱戦も吐かないけれど、たぶん怪獣だよね。アメリカ人も怪獣映画を作りたいんだろうと思うのだけれど、うまく怪獣が作れなくて、恐竜になっちゃうんだろうなあって思います。どうしても、リアルから片足が抜けないんだよね。

 内容はお約束どおりのジュラシックな映画です。難しい事は考えちゃダメな映画です。できれば、大スクリーンで見たい映画です。これもいわゆるデート映画です。

29)メトロポリタン歌劇場ライヴビューイング『エルナーニ』

 この映画に関しては、すでにブログに書きましたので、そちらを参照してください。

30)ミッション:インポッシブル/フォールアウト

 トム・クルーズのインポッシブルシリーズも6作目です。今どきのスパイモノって、まあこんな感じなんですね。本家スパイモノの007が、すっかりシリアスっぽくなってしまった現在、往年のスパイ映画のテイストをうまく引き継いでいるのが、トム・クルーズのこちらのシリーズなんだろうなあって思います。それだけに、ほんと楽しみな映画シリーズです。

 それにしても、トム・クルーズはいつまでイーサン・ハントをやるつもりなのかしらね。彼もそろそろアラカンですから、アクションものはキツくなっているはずなんだけれど…ね。ま、私は彼が演じ続ける限りは見に行くつもりですが。

 ってなわけで、続きはまた明日。

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