だいたい毎年、夏に、タニシを大量に水槽に投入している私です。
以前は、知り合いの農家さんに頼んで、そこの田んぼのタニシを水槽に入れていましたが、その農家さんが昨年廃業されてしまい、その方からタニシをいただけなくなり、別の農家さんに話を持っていったのですが、どこの農家も農薬を使っているので、田んぼにタニシなんていなくて…仕方なしに昨年から、インターネットでタニシを購入する事にしました。
だって、普通の金魚屋さんじゃあ、石巻貝などは販売しているし、ジャンボタニシなんかも売っているけれど、ごく普通のタニシはなかなか販売していないんだよね。それでやむなく、インターネットで生体購入をしています。
お値段は、送料込みで、50匹で二千円。今回も150匹購入したので、約六千円です。まあ、相場的にはかなり安く買えました。
業者が養殖しているタニシなので、田んぼで採集してくる子と比べると…きれいです。泥を吐かせる必要なんてないし、貝殻を磨く必要もありません。念の為、ちょっとだけ検疫のために消毒液に漬けるだけでOK。なんて、お手軽なことか…。
で、ドドーンと150匹のタニシを水槽に入れてみました。野生の子たちは、水槽に入れた瞬間に動き出す(ってか逃げ出す)のですが、養殖の子たちは、ほぼ一日、じっとしていました。全然動きません。死んでいるのかな…って思ったぐらいです。おそらく死んだふりをして、危機回避を狙っているのでしょうね。
で、一日が過ぎたあたりから「もう大丈夫…」とばかりに、ぼつぼつと動き出しました。でも、動作が遅いせいか、動き出したところで、金魚たちにだいぶ食べられてしまいました。ううむ、養殖の連中って、危機感は高いのだろうけれど、やっぱりトロいやつはトロそうです。
金魚的には、ごちそう大量投入…ってことで、みんながみんな、虎視眈々とタニシを狙っています。ウチの子たちは、石巻貝は食べないのに、タニシは食べつくしちゃうんだよね。よほどタニシって美味しいんだろうね。
まあ、タニシは水槽のお掃除係兼金魚の生き餌担当なので、食べてしまってもいいのだけれど、タニシの補充は年に1回と決めているので、少しは遠慮しながら食べてもらいたいくらいです。できれば、週2匹ぐらいの割合だと嬉しいのだけれど。
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