現在、我が家の水槽には、金魚が五匹います。三色琉金のヤヨイと、黒出目金のミドリと、素赤オランダ獅子頭のミカンと、丹頂のエナと、素赤琉金のシズカです。
それぞれの金魚には、それぞれの個性があって、それを観察していると面白いです。例えば、ヤヨイは人懐っこい子ですし、ミドリはオトナしくて物静かなタイプの子です。ミカンは活発で気が荒くて、他の子をよくいじめています。もしかするとオスなのかもしれません。エナは単独行動が好きで、飄々とした性格です。シズカは他の子をいじめる事はありませんが、かなり気が荒くて、動作もどこかガサツです。この子もオスかもしれません。
カラダの大きさは、一番大きなヤヨイであっても、そんなに大きくはありません。胴体部分の面積だけなら、名刺サイズ程度です。これは、あまり大きくならないように、飼い主側でエサをセーブしているからなのですが、いくらエサをセーブしても、勝手に水草やタニシを食べてしまうので、こちらの意図通りな小型金魚にはなってくれませんでした。
まあ、それでも、一時期ウチにいた、ブニョやサクラのような巨大魚たちと比べると、ほんと、かわいいモノです。
そんな金魚たちですが、金魚たちにも対人関係ならぬ、対魚関係というのがあって、どの子とどの子が、仲が良いとか悪いとかがあります。で、最近の水槽状況を観察していると、どうにも、ヤヨイとミドリが仲が良いのです。
どれくらい仲が良いのかと言うと、いつも二匹で一緒にいます。普段もこの二匹は割りと近くにいますし、エサを食べる時も、ほぼ一緒です。タニシを食べる時は、二匹で一つのタニシを分けあって食べているくらいですし、寝る時などは、二匹で頬を寄せて並んで寝ています。
なんなんですか? この二匹?
今まで何年も何世代モノの金魚たちを飼ってきましたが、ここまで仲の良い子たちは初めて見たかもしれません。で、これが(推定)メス同士だから、笑っちゃいます。二匹とも、まだ若いのですから“仲良し女学生グループ”って感じなんでしょうか?
まあ、仲が良いことは良い事なので良しです。むしろ問題なのは、あっちこっちで、他の子の肛門(金魚なので、正確には“総排泄腔”と言います)をかじりまわっている(本当に暇さえあればやっているんですよ)ミカンの方かもしれません。
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