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なぜ、ケーキ[または、お酒]は美味しいのか?[2012年7月第2週・通算21週]

体重:103.3kg[-0.9kg:+0.2kg]
体脂肪率:31.1%[-0.1%:+0.2%]
BMI:32.6[-0.3:+0.2]
体脂肪質量:32.0kg[-0.5kg:-0.9kg]
腹囲:99.0cm[-1.0cm:+0.5cm]
     [先週との差:2012年当初との差]

 なぜだか、考えたことはありますでしょうか? 「そりゃあ、ケーキって、美味しく作られているから美味しいんですよ」と言えるでしょうね。確かに、腕のいいパティシエが作ったケーキは絶品だけれど、手作りケーキだって美味しいし、それ以前に、ケーキって奴は、ちゃんと作るのは面倒だろうし難しいだろうけれど、出来上がりが極端にマズいって事は…あまり無いと思います。

 それはなぜか…考えました。

 それはおそらく…甘いから。甘さがあるから、美味しく感じるわけです。あと…脂っぽいから。甘いだけでは舌が疲れますが、動物性の脂肪(バターとかクリームとか卵とか…)が、甘さをマイルドにしてくれるわけで、その甘さと脂っぽさのコラボレーションがケーキの基本的な美味さじゃないかって考えました。

 極端な話、無塩バターにたくさんの砂糖を混ぜ込んだだけでも、たぶん(デブ的には)かなりイケるんじゃないかって思います。それくらい、砂糖と脂のコラボは最強かなって思います。違う?

 お酒はなぜ美味しいんでしょうか? 実は私は呑兵衛では無いので、今一つピンと来ないのですが、呑兵衛の皆さんに、ノンアルコールビールと普通のビールの二つを与えて「どちらかお好きな方を一つだけ飲んでいいですよ」と言ったら、飲酒運転の危険性が無い限り、まず間違いなく普通のビールを選ぶだろうと、容易に想像がつきます。

 ノンアルコールビールと普通のビールの違いは…飲料にアルコールが含まれているか否かの違いです。つまり、アルコールが含まれている方をチョイスする/美味しいと感じる呑兵衛さんが多いって事です。

 乱暴な話ですが、ケーキは砂糖と脂のコラボだから美味しいし、お酒はアルコールが入っているから美味しいんです。

 ん? 砂糖も脂もアルコールも、長期に渡る過剰摂取は私たちの命を縮めます。砂糖なら糖尿病を誘発するし、脂は血管障害を引き起こすし、アルコールは肝臓障害を招きます。ある意味、これらを摂取することは、緩慢な自殺かもしれません。実に危険な行為(?)です。

 もしかすると、これらが危険だという事は、我々は本能的に知っているんじゃないかしら? そして、危険だから、本能的に心が惹かれるんじゃないかな?

 たとえば、スキー。雪山の斜面を猛スピードで滑っていくわけだけれど、あれは一歩間違えると大怪我をするほど危険と隣り合わせなスポーツですが、それでもやはりスピードに身をゆだねるのは楽しいです。バイクやジェットコースターもスピードに身をゆだねるものですが、やはり楽しいですよね。

 たとえば、マラソン。まあ、市民レベルならジョギングって事になるかもしれません。走るのって健康にいいというイメージがありますが、実は運動強度的には、走るという動作はかなり負担の大きな運動であって、うっかり心拍数を上げ過ぎてしまう事は大いにあるし、なにより疲労感が残るほど走るのはやりすぎですが…でも、心拍数を上げて、心地よい疲労感に満たされるのって、なんか充実した感じがしていいですねよ。

 話はさらに極端に走ります。たとえば、タバコ。最近は喫煙者の数も以前よりだいぶ減りましたが、それでもタバコを吸い続ける人はいます。喫煙者だって、タバコの害くらいは知っているけれど、それでも止めない人もいるわけです。喫煙のどこがそんなに魅力的なのか、非喫煙者である私には分かりませんが、でもタバコがカラダに悪いぐらい、喫煙者も喫煙者のカラダも分かっていると思います。悪いと分かっているけれど止められないのは…なぜ? タバコが危険なものだけど、どこか根源的な部分で、本能的に心が惹かれるんじゃないかな? だって、タバコが止められないって…そういう事でしょ?

 大食漢もここに入るかもしれない。たくさん食べる事はカラダに悪いし、肥満の元だと知っているけれど、食べ始めたら止められないわけで、その結果、ブクブクに太るわけだけれど、これだって、肥満は危険って分かっていても、本能的に心が惹かれて、食べることを止められないんだよね?

 危険なモノゴトに本能的に心が惹かれるのは…なぜでしょうか? 危険とは安定の反対です。危険を求めるとは、安定に目をそむけ“変革を求めて”日々を新たな気持ちで緊張をもって生きていく事…かもしれません。

 …なんて書くとかっこ良過ぎますね(笑)。でも、そういう危険なモノだから、心惹かれるんです。だって、チョイ悪って魅力あるでしょ。だからケーキが美味しいんです。

 かなり、ムチャな論法を張りました(笑)。

 まあ、でも、健康に生きていきたいなら、美味しいものや楽しいことを諦めるのが、一番の近道かもしれませんね。私? はい、カラダの健康も大切だけれど、ココロの健康も大切だと思うので、美味しいものをたらふく食べて、毎日幸せ気分で生きていたいです(爆)。

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コメント

  1. 糖質や脂質と言うのは、太古の昔に我々が飢えに喘いでいた記憶で
    本能的に体が欲するようにプログラムされている・・・と聞いたことがあります。

    やはり貴重なエネルギー源と言うのが完全に脳に刷り込まれているのでしょうね。

    アルコールは・・・私は全く呑めないので分かりませんと言うか、
    肝臓的にもダメですし、まず味が全く馴染めないのでダメだったりします。

    以前自分のブログで書きましたが、嘔吐恐怖症なもので、量を間違えると
    吐気や嘔吐を催す飲み物を積極的に取ろうとする人たちの心境は理解できなかったりします(^_^;)

    あと・・・酔った時の頭がクラクラする感覚もあまり好きではありません。

    人間ってスリルを味わう不思議な生き物ですよね。
    以前車で峠とか行った事もありましたが、加速Gより減速Gが好きでした。

    コーナーギリギリまでブレーキを我慢して、一気に減速・・・ってなんだか気持ち良いというか、
    あの減速Gで胃袋が飛び出しそうな感覚っていいなあ・・・と思いました(笑)

    タバコは・・・麻薬常用者の中にも「体に悪いから」と吸わない人がいるそうです(笑)

    健康もあまり気を使いすぎて神経質になるとかえって良くないと言うデータもありますし、
    程々に好きなモノを美味しく食べるほうが精神衛生上良いのかな・・・と思います。

    私も・・・脂質異常症だったりしてあまり健康的によろしくないのですが、
    せめて長生き出来るように努めたいと思っております。

  2. すとん より:

    神楽坂さん

    >加速Gより減速Gが好きでした。

     それはまた、通好みな…。加速Gよりも減速Gの方が怖いですよぉ~。

    >糖質や脂質と言うのは、太古の昔に我々が飢えに喘いでいた記憶で本能的に体が欲するようにプログラムされている・・・と聞いたことがあります。

     そうですね、それは大食漢にも通じる事だと思います。でも、何でもそうでしょうが『過ぎたるは及ばざるが如し』なんだろうと思います。カラダを鍛える事だって、やはりどこかで抵触している事だって思います。もっとも、タバコやアルコールがどうつながるかは、私には分かりませんが、何かのメカニズムが働いているのかもしれません。

    >健康もあまり気を使いすぎて神経質になるとかえって良くないと言うデータもありますし

     ちょっと違うかもしれませんが、私は以前、健康ヲタクだった頃があって、その頃は、半ば冗談、半ば本気で「健康のためなら死ねる!」って言ってました。健康も突き詰めると、それくらいの意気込みでやらないと、なかなか達成できません。

     今の私は「人間なんて“一病息災”ぐらいがちょうどいい」って思ってます。はい、私の“一病”とは、当然、肥満症です(爆)。…そんな事を言っていると、いつまでも痩せないんだよね(涙)。

  3. 吾妻夏陽 より:

    ケーキもお酒も美味しいですよね
    最近ダイエットしている私もやめられません
    でも、ケーキもお酒もやめなくてもダイエットはできる!
    ということでがんばってチャレンジしております
    すとんさんもダイエット頑張ってください♪

  4. すとん より:

    吾妻さん

    >でも、ケーキもお酒もやめなくてもダイエットはできる!

     できますよ(笑)、食べるカロリーよりも消費するカロリーを増やせばヤセます。簡単な話です、話だけならね。でも、実際に消費するカロリーを増やすのって、なかなか大変です。

     私の場合、通勤を徒歩にして、なるべく階段を登るという方法で対応しています。あと、週に一回のダンスのレッスンかな? それと、ブログで体重を公開すると言うのも、恥ずかしい体重になれないので、案外、効果があるんじゃないかと思ってます。

     でもやはり、どこがでドカンと気合を入れて、ワンシーズンぐらいダイエットに集中できると、効果的なんだと思いますが、昨年もそうでしたが、今年もなかなかそういう集中した時間が取れなさそうなのが辛いところです。

     でも、地道に、ちょっとずつダイエットしていきたいです。あくまでも、ちょっとずつね(笑)。

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