少し前の話になるけれど、2026年6月に、学校教育法の一部改正が行われ、デジタル教科書を正式な教科書として認め、公的な補助が下りる事になりました。
つまりこれは、デジタル教科書の正式導入に伴い、学校現場へのタブレット等の端末と通信設備の導入が強制化されるわけで、産業界は大喜びでしょう。しかし教育現場からは困惑の声が出ているようです。
と言うのも、教材のデジタル化を推し進めると、子どもの学力が著しく低下する事が、分かっているからです。これって、一般の方々は知らないかもしれないけれど、教育界では常識のようです。
教材のデジタル化って、実はヤバいんですよ。
我々だって、文章のチェックをする際、パソコンの画面でチェックするのと、プリントアウトをした印刷物でチェックするのとでは、その精度が異なることは、体験的に知っているでしょ? 理屈の上では、アナログもデジタルも同じであるはずだけれど、実際のところ、我々人間は、アナログ系のモノの方が認知しやすいという特性があるのかもしれません。
事実、ノルウェーを始めとする教育先進国と呼ばれるヨーロッパ、とりわけ北欧では、現在、学校で使用する教材をデジタルからアナログに急ピッチで戻している最中です。それは行き過ぎた教育現場のデジタル化によって、子どもたちの学力が極端に低下してしまったからです。その対策として、旧来の方式に慌てて戻しているわけなのです。
一見すると、タブレットを使用してデジタル教科書で学ぶ方が未来的で有効な気がしますが、それを実際に行ったヨーロッパ各国は、PISA(Programme for International Student Assessment/国際的な学習到達度に関する調査)の結果(学力の、歴史上類を見ないほどの極端な低下)を鑑みて、タブレットを使用したデジタル教育環境から、紙の教科書、紙のノート、黒板をメインに使用する旧来型の教育環境に戻しているってわけです。
なんか、日本は、ワンテンポ遅れて、地獄の釜の入口に飛び込んでいく…ような気がします。結果はすでに出ているのに…ねえ。
世界的には、α世代(現在の中高生たち)の読み書き能力の低下が問題視されているのに、それを無視して、商売優先で日本の教育のIT化/DX化を図るなんて、子どもたちが可哀想だし、日本の未来が暗く感じます。教育って国家の要じゃん。
まあ、それが健在化する頃には、私は死んでいるだろうけれど…サ。
日本人の質が、これからだだ下がり状態になるわけよ。おまけに違法移民がうじゃうじゃ繁殖するだろうし…「日本終わったな」とつぶやきたくなるよ(溜息)。
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