ナイトライフを満喫しつつ、テッペンを過ぎたあたりで、本格的に寝ることにしました。その段階で、点滴を2本(一つは出血止め、もう一つは化膿止め)を刺していたのだけれど、これを刺している時に「夜中に点滴がなくなりそうだけれど、無くなったら連絡すればいいですか?」と作業中の看護師さんに尋ねたら「その必要はありません。寝ている間にこちらで取り替えます…」って話だったので、安心して眠りました。
で、私は頻尿オヤジなので、夜中であっても2時間おきに目覚めるわけです。で、夜中に目覚めたら…点滴が終わっていたどころから、チューブの中を血液が1mほど逆流していました(ビックリ!)。うむ、点滴の交換、完全に忘れられているなあ…。
トイレに行ったついでにスタッフステーションに直行です。夜中にナースコールして、同室のおじいちゃんたちに迷惑をかけるわけにはいきませんからね。
さっそくスタッフステーションで点滴のチューブとボトルを外してもらいましたが、その際、チューブから私の血液がチョロチョロ出てしまい、周囲を汚染してしまいました。まあ、私のせいではないけれど、なんか「こんな私の血液で病院を汚染してしまって、まことに申し訳ありません」という、何とも言えない気分になりました。
で、点滴のチューブとボトルを外してもらったのはいいのだけれど「はい、ご苦労さま」と言われて、そのまま、点滴の私側についているチューブをブラブラさせたまま帰らせようとしたので「これ、このままだと、不味くないですか?」と行ったところ、ネット包帯を渡されました。これで点滴関係の部材を腕に覆えと言わんばかりでした。
夜中の看護師さんは、若干不機嫌なようでした。
ところで、点滴をあっさり取り外されちゃったけれど、確か、これを取り付けた看護師さんは交換する…って言ってなかったかな? いいのかな?…なんて思ったけれど、点滴されながら寝るよりも、点滴から開放された方がいいかな?って思って、黙っていました。ちなみに、翌朝やってきた担当看護師さんに確認したら「ナースステーションに追加のボトルはなかったですよ」という事なので、点滴は交換ではなくて終了…という事でよかったみたいです。そう思うことにしました。
で、病室に戻れば、病室は臭いしウルサイし暑いし…それでも人間は諦めれば慣れるもので、寝れないわけではありませんでした。
それでも、朝5時に起きたら、もう眠れませんでした。睡眠時間は、たぶん足りてないけれど、それは退院したら自宅で補う事にしましょう。
朝食は思っていた以上にたっぷり出ました。ご飯はお粥だったけれど、おかずが、卵焼きが2切れ、焼いたブロッコリーが4つ、冷たい大根と人参の煮物、ほうれん草の味噌汁でした。牛乳も付いていたけれど、これは飲食を拒否しておきました(牛乳は嫌いなんです)。たっぷり食べたので、食後はお腹が重くなって、少々ツラかったです。
大腸手術の翌日の食事として、この食事は適切だったのだろうか?
主治医がやってきて、色々と話をしました。出血がないようなので、妻がやってきたら退院だそうてす。手術した部位はクリップで留めているんだそうです。で、このクリップはそのうち自然と脱落するそうだけれど、クリップの大きさ自体は3mm程度なので、そのまま便器に流してしまってOKなので気にする必要はないそうです。
切った患部は、切り刻んで組織検査に回されるそうです。で、その結果が出るのに1週間ほどかかるので、その結果は、十日後の外来診療の時に話します…との事です。その検査で、ガンかそうでないかを確定し、その後の治療方針が決まるわけです。
たぶん、ガンではないっぽいと、前の先生から聞いているけれど、こればっかりは分かりません。実際、私の知り合いで腫瘍を切り取る手術をして、これも「たぶんガンじゃないと思うよ」なんて言われていたのに、実際に組織検査をしたらガンでした! なんて人を2人も知っているからね。何事も、最後まで安心はできないのだよ。
ひとまず、退院したら、1週間ほど安静にしていないといけないようです。運動とアルコールは禁止です。食事も徐々に普通食に戻していきます。出血をしていないので、お風呂はOKだそうです。まあ、臭くてウルサくて暑い病室よりも、快適な自宅でゆったりと病人ライフを過ごすつもりです。
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