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今年もお世話になりました[2010年のまとめ]

 年末です、大晦日です。今年も紅白見ます。予定では、今日はディズニーランドに行って「キャプテン E.O.」を見てくるつもりだったけれど、色々と忙しいので、それは年明けに予定繰り下げ! ああ、忙しい。

 それでは、昨年に引き続き、今年の私を総括してみました。
 
1)歌劇団を立ち上げました

 今年、最大の出来事がこれですね。キング先生にアドヴァイスをいただきながら(と言うよりも、オンブに抱っこ?)、アマチュア歌劇団を作っちゃいました。アマチュア合唱団はたくさんありますし、アマチュア声楽アンサンブルグループも数少ないですが、あるにはあります。でも、アマチュア歌劇団ってのは、なかなか無いでしょ。余所にあまり無いものを作るのは好きです。

 私が住んでいる地方では、たいていの市町村で“市民オペラ”が行われているのですが、私が住んでいる市だけは、これがありません。オペラ的にはエアポケットなんです。なんか、それが、以前から悔しくてねえ…。お役所がやってくれなきゃ、自分たちでやっちゃえ~的なノリが無かったか、と尋ねられれば否定できません(笑)。

 それに“市民オペラ”だと、市民の皆さんは合唱しかやりません。それって残念ですよね。オペラやるなら、主役やりたいじゃないですか! なら、やっぱり自分たちで作っちゃうしかないでしょ、でしょでしょ。

 立ち上げと言うか、最初の飲み会こそ、去年の2009年12月でしたが、実際の活動は今年の2月から始めました。そこから、コツコツと月1回の練習を重ねてきました。

 (合唱でしたが)デビューもしましたし、メンバーの入れ代わりもありました。夏の合宿は計画倒れになってしまったけれど、代わりに懇親会が開けたし。団内ピアニストさんがご病気になって休業されてますが、代わりをやってくださっているピアニストさんが、これまた良い人でご迷惑かけっぱなしだし…。まあ、地味にコツコツと活動しています。歌劇団の名に恥じないように、音楽劇[最初は小規模なミュージカルを考えてます]の上演をめざしていますが、今はそのために実力を蓄える時期と考えています。

 団長って、結構、面倒くさい仕事ですが、周りの団員さんやキング先生に助けられながら、なんとかやれてます。

 ウチの団の特徴は、小規模というせいもあるけれど、団員間の仲が良いことかな。この仲の良さはそのままに、もう少し団の規模を大きくしていけたら、グーだなあと思ってます。

2)ヴァイオリン始めました

 そうそう、今年はヴァイオリンも始めたんです。声楽やって、フルートやって、歌劇団やって…その上、ヴァイオリンですからね。ほんと、忙しいです。でも、趣味ですし、まずは楽しまないと…と思ってます。結果として、ちゃんと弾けるようになれるかは、はなはだ疑問ですが、自分なりのペースで頑張ってます。

 ヴァイオリンのレッスンそのものは、2010年7月3日から始めました。最初は先生からの借り物のSuzuki300(スズキ君)で、8月の中ぐらいから、Stone2010(ミヤマ)で練習しています。

 で、その“Stone2010”こと、ミヤマは、自作ヴァイオリンです。自作と言っても、ゼロから作ったのではなく、キットヴァイオリンとして発売されている中国製激安ホワイトヴァイオリン(無着色の白木のヴァイオリン)を入手して、手直し&調整、塗装をして完成させました。楽器のレベルとしては、初心者/学習者向けの楽器です。性能的は、練習用楽器としては、不足ありません。弾きやすさは抜群ですし、音色がお気に入りです。何よりも、自分で作った楽器なので、愛着はひとしおです。ただし、音量は激少です(笑)。おかげで、隣近所に迷惑をかける事なく、思いっきり練習ができるというものです。

 ヴァイオリンの自作関係の記事は、この記事から始まります。いやあ、ミヤマは製作段階ではキラメキって名前だったんですねえ、ああ、懐かしい。

 ヴァイオリンは自作ですが、その代わり、弓はちょっとだけ奢りました。コーダボウ社製“ Diamond GX”こと、カヅノです。カヅノはいわゆるカーボン弓ですが、これも弾きやすくて良い弓です。たとえヴァイオリンは買い換えても、弓はこの弓を一生使っていく事になると思います。
 
 
3)それなりに人前で演奏しました

 決して数的には多くはないですが、それなりに人前でも演奏するチャンスがありました。

 その中でも、一番の思い出は、やはり「歌劇団として“合唱の集い”に参加」した事でしょう。これは歌劇団のデビューでありましたし、私的にも、あの大ホールでソロを歌う始めての経験でした。いやあ、忘れられない思い出です。この事はこちらの記事に書きました。

 フルート関係では、やはり発表会ですね。こちらも頑張りました。詳しい事はこちらの記事から始まる、一連の記事に書きましたので、よかったらご覧ください。

 あと、5月と9月にジャズのジャムセッションに参加してフルート吹いてますね。5月のセッションの記事はこちら、9月のセッションの記事はこちらに書きました。

 こうして振り返ってみると、オジサンの趣味の音楽活動にしては、かなり充実しているよね。
 
 
4)キング先生から「もはや初級者ではないよ」と言われました

 歌劇団でのデビュー演奏を終え、その感想をキング先生と話している時に、先生から「あれだけの大ホールでソロを歌ったんだから、もはや初級者ではないよ」と言われました。ふふ、先生から“脱・初級者”のお墨付きをいただきました。これで私も“声楽中級者”だよ、ふふふ、その割に下手くそだって? ま、まだまだ学習者である事には間違いないですからね。

 声楽のレッスンもだいぶ変わりました。以前は、妻と二人のカップルレッスンを月2回(60分という約束ですが、たいてい延びて90分前後やっていただいてます:感謝)だけでしたが、脱・初級者宣言以降、さらに個人レッスンを月2回(こっちは30分という約束ですが、45分くらいやっていただいてます:感謝感謝)が加わり、結局、毎週レッスンに通ってます。

 とりあげる曲も、イタリア古典歌曲から、いつしかイタリア近代歌曲(具体的にはトスティやヴェルディ)に変わり、今では発表会準備という名目もありますが、オペラのアリアや二重唱をやっています。

 ああ、何気に、声楽は上達しているみたいです。
 
 
5)アルテはこれだけ進んだ

 一方、フルートは言うと、今年は、11課の10番から始まり、14課の7番まで進みました。一年で、約4課進んだわけです。これは速いか遅いと言われれば、遅い事は認めざるを得ません。私と同時期にフルート始めたレイトスターターさんたちの大半は、今年のうちにアルテ1巻を終えてますからねえ…。私がアルテを終えるのは、いつの事でしょうか?

 …と言って、別に凹んでませんよ。他人は他人、自分は自分です。少なくとも、去年の私よりも今年の私の方が進歩上達してますからね、ドンマイ、頑張って行こうではありませんか。 
 
 
6)ヴァイオリンの進捗状況はこんなもの

 さて、私のヴァイオリンの実力の方ですが…全然、まだまだです。ようやく、篠崎教本に入りましたが、この記事を書いている段階で、1巻の12番です。明らかに、進度は他のレイトスターターの方と比べても、ゆっくりめだと思います(ヴァイオリン始めて、半年以上もするのに、まだ教本の1巻の12番だよ:笑)が、それでもいいんです。亀のような歩みですが、ちゃんと前に進んでいますから。

 ヴァイオリンは、初級者どころかまだまだ初心者なんだもん。
 
 
7)金魚たちの入れ代わり

いろいろありました。主な出来事を列記し、リンクを貼ってみました。

ブニョの目がつぶれました(1月)

チヅルが入院しました(1月)

サツキが入院しました(2月)

ブニョが入院しました&サツキが転覆病になりました(2月)

トートがやってきました(5月)

チヅルが転覆病になりました(5月)

チヅルが星になりました(5月)

サクラ(二代目)がやってきました(6月)

サツキが星になりました(7月)

チグサがやってきました(7月)

カエデが星になりました(8月)

スズネがやってきました(8月)

タニシを大量に投入しました(8月)

キッカがたまに転覆をするようになりました(11月)

キッカが入院しました(11月)

スズネにコブができました(11月)

水草が全滅するようになりました(12月)

 何もないようで、案外、色々な事があった、我が家の水槽でした。こうしてみると、やっぱり、夏と冬は金魚には生きづらい季節みたいですね。
 
 
8)ダイエットのまとめ

 現在のところ、ブログにアップした最新データは以下のとおりです。

体重:97.2kg[-11.7kg]
体脂肪率:29.3%[-3.5%]
BMI:30.7[-4.2]
体脂肪質量:28.5kg[-10.5kg]
腹囲:95.0cm[-9.3cm]
     [2010年当初との差]

 今年の私は、ダイエットを頑張ったと思います。もちろん、ちょっと物足りない感じがしないわけでもないですが、一年で10Kg以上やせたんだから、上出来でしょ。リバウンドに気をつけて、来年はさらにもう少しやせてみたいなあと思ってます。

 目指せ、90Kg台前半!
 
 
9)やっぱり今年も幸せでした

 2010年の私も、やっぱり幸せだったかな。健康だったし、仕事も充実していたし、家庭も円満だったし、歌劇団始めて、ヴァイオリン始めて、いっぱい本番があって、趣味三昧な生活が満喫できたし、少しだけどやせたし、幸せ幸せ。

 明日の心配をせずに、一年間呑気に暮らせたのは、本当によかったと思ってます。後は、宝くじにでも当たって、億万長者になれば、言う事無しだね。

 宝くじが当たったら、何を買おうかな? 妻は家を建て替えたいって言ってます。それも悪くはないね。フルートは、今のアゲハで結構満足しているから、ヴァイオリンを買い換えるかな? ミヤマは悪い楽器ではないけれど、やっぱり7000円のヴァイオリンだからね~。人前で演奏できるような、音が大きい、普通の楽器を買いますか? ってわけで、宝くじをあててやってください>ヴァイオリンの神様
 
 
 今年も一年間、ごひいきくださり、誠にありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。

コメント

  1. Cecilia より:

    今年も楽しい記事をありがとうございました。
    すとんさんの記事に触発されて私も随分楽器を買ったり行動始めたりしてしまいましたよ。(笑)
    私は激動の一年だったかも。(子供の入試が二つあったし。)
    ほっと一息つける年末になってよかったです。
    来年は”攻め”の年にしたいなあ・・・なんて思っています。

    良いお年を!

  2. すとん より:

    >Ceciliaさん

     入試が二つですか? そりゃ、大変。我が家もこの春は、一つあるはずなんですが、いたって呑気に過ごしています。息子君は、いつ勉強しているんだろ?

     Ceciliaさんも、ヴァイオリンやライヤーやサウルハープを購入したんですよね。ボランティア活動も活発に行われているし、実にうらやましいかぎりです。私もCeciliaさんに負けないように(?)、来年もがんばって、攻め続けていきたいと思います。

     よいお年を。

  3. だりあ より:

    いよいよ今年も大詰めですね。
    私はいつごろからすとんさんのブログを読ませていただくようになったのかよく覚えてないんですが、毎日バラエティに富んだ話題をふっていただいて楽しませていただいたり考えさせられたりしています。一年間今年もおつかれさまでした。ありがとうございました。

    アルテ教則本には15課のうしろにガリボルディのエチュードが20曲ついてますが、私はそれらにてこずって結局六年ちょっとかかって一巻を終わりましたが、すとんさんの進みはかなり快調だと思いますよ。

  4. すとん より:

    >だりあさん

     そうですか、六年ですか…。そうですよね。普通はそんなものですよね~。

     アルテに関しては、最初に手にとった時に「これは最低でも4~5年はかかる…」と思いましたので、二年半で、14課と言うのは、まあ“想定の範囲内”の進度なのです。しかし、ネットを見てますと、いやあ、アルテは1年とか2年とかで終える人の多いこと、多いこと。才能があるのでしょうし、音楽経験が豊富だったり、若かったりと、私とは条件が違うので比較にはならないと言うものの、いやあ、びっくり、びっくりでした。

     音楽は競争でもないし、勝負事でもないので、私のペースでゆっくりと行かせてもらいます。そりゃあ、速い進歩を望んでますが、こればかりは…(笑)。

     私なりにがんばっていきます。ありがとう。

  5. アルビーナ より:

    こんばんは。いよいよ今年も終わりですね。私にとっても、フルートを始めるという大事件があった、歴史的な年でした。フルートを始めたことで、こちらのブログにたどり着き、フルート試奏の勇気をいただき、新しいフルートを本当に買ってしまうなど、すとんさんの影響をかなり受けた年でもありました!

    お返事が遅くなりましたが、先日お答えいただいたチューニングについて、おかげさまで謎がとけました!気が小さいのでなかなか言い出せませんが、Aでチューニングするメリットをたくさん教えていただいたので、いつか説得の材料にさせていただこうと思います[E:coldsweats01]

    今年は色々とお世話になりました。これからも記事や音源を楽しみにしています。また、発表会の機会などがありましたら、ぜひ聴きに行かせてください[E:happy01]

    良いお年をお迎えください[E:shine]

  6. 星花 より:

    こんばんは!
    団長さんに声楽にヴァイオリンにフルートに すごいです(゚ ゚*)

    豊富な知識と それを伝える言葉、分かりやすく勉強になる事をたくさん教えていただきました。
    本当にありがとうございます。

    私もフルート がんばります。来年は仕事の方の勉強もf^_^;

  7. BEE より:

    METライブビューイングから突然お邪魔し、ついには生声まで聞くことが出来て大変楽しい時間を頂きました(^_^)
    本当にありがとうございました。

    よいお年をお迎えください!
    来年も美声を聞きにいきますよん。(^O^)

  8. アリサ より:

    今年も楽しいブログをありがとうございました。

    趣味なのに、たくさん活動されていてすごいですね!

    今年の私の演奏はたった2回で、どちらも自分一人&カラオケでした。
    おかげで責任感(選曲もMCも全部自己責任)とか舞台度胸(もはやマイク前でも緊張しません)はついたと思いますが、やっぱり誰かと一緒にやりたいです。
    セッションとか楽しそうでうらやましいです。

    来年もブログ楽しみにしてます。

  9. すとん より:

    >アルビーナさん

     あけましておめでとうございます。ま、チューニングの件は、郷に入れば郷に従えって奴ですから、なるべく争わないように、しかし自分の意見はしっかりと主張して、二人のルールを新しく作っていけばいいと思います。

    >また、発表会の機会などがありましたら、ぜひ聴きに行かせてください

     フルートの発表会はたぶん冬だと思います。ジャムセッションの方は、常に“いきなり”だったりします(笑)。ま、事前に分かれば、ブログの欄外などでお知らせいたしますので、無理せず、お暇ならお越しください(笑)。

  10. すとん より:

    >星花さん

     あけましておめでとうございます。知識は豊富ではないです(笑)。ただ、ヲタクなだけですし、時々間違ってますよん。無闇に信じちゃいけません(爆)。

     好奇心が旺盛なので、ついつい色々な事に手を出してしまいます。それぞれを別々な事として捕らえると大変ですが、どれもこれも同じ“音楽”だし、音楽は私にとっては“楽しい趣味”なので、楽しんでやる事を優先してやってます。だから、カラダは時々シンドクなりますが、心はいたって晴々としてます。

     趣味に一生懸命になれるので、仕事にも気合が入るというものです。仕事と趣味の両立が、大人の趣味の必須条件ですからね。私も頑張りますよ。

  11. すとん より:

    >BEEさん

     あけましておめでとうございます。昨年はわざわざ当地までお越しいただき感謝感謝でございます。

     さて、今年はテノールヴォイスに、さらに磨きをかけるべく、首を絞められたオス山羊のような声を毎日毎日絞り出して、Aにチャレンジしています。女声にとってAは大した音ではありませんが、男声にとってはかなりの高音です。合唱のテノールとか、ミュージカル男声用ナンバーでは、Aが最高音ですからね。今年は、そこをやっつけてまおうと頑張ってます。テノールのアリアは、Aが入り口みたいなものです。Aから始まって、B、H、Cあたりが勝負どころなんです(笑)。ああ、高くて目が眩む~。

     頑張りますよ、頑張っていきますよ。6月までには、安定してAを出せるようにしたいです(ガッツ!)。

  12. すとん より:

    >アリサさん

     あけましておめでとうございます。趣味だからこそ、たくさんやれるんですよ。これが仕事だったら、とっくにパンクしてますって(笑)。

     人前で演奏できる点については、本当に恵まれていると思います。音楽の神様に感謝してます。今年もチャンスがあったら、ひとつも無駄にせずに、果敢に挑戦し続けていこうと思ってます。レッスンでは学べない事が、ステージでは学べますからね。ドンドン前に出て行こうと思ってます。

     近くに住んでいたら、一緒にセッションできるのにねえ、残念です。

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