実際、かなり狭くなっていてビックリしています。あ、この場合の“視野”は比喩としての視野ではなく、リアルな視野です。つまり、どれだけ広く世界を見通せるのか…という、画角の話です。
正常な視野範囲というのは、上方60度、下方70度、耳側100度、鼻側60度なんだそうです。すごく分かりやすく横の範囲で言うなら、200度あるのが正常ってわけで、正面を向いたままの視線でも、真横よりちょっと後ろまで見えるのです。
自分にどれくらいの視野があるのか試すのは簡単で、正面を向いて、正面を見たまま腕を伸ばして前に出し(前へならえのポーズ)、そこから少しずつ腕を肩を軸にして、後ろの方向に腕を回していった時に、どこで手が見えなくなったかで分かります。
正常な人で、真横まで手を広げるとか、もう少し後ろまで広げた時に見えなくなります…ってか、そんなに人間の手は広がりませんから、腕の可動域の最後まで広げて、やっと見えなくなる…って感じが正常なんだろうと思います。
で、私もそれをやってみたら、実に視野が狭かったんですよ。耳側100度なんて、無理無理。真横の90度も無理、手が見えなくなるのは…たぶん60度から70度くらいのあたりです。ううむ、かなり狭い感じですね。
視野が狭くなる理由には、病気と加齢があります。病気の場合は、視野狭窄だけでなく、それに伴って、頭痛とかめまいとかも伴うそうですが、私の場合は、わざわざ確認しなければ分からなかったわけなので、加齢による自然な能力低減ってところでしょうね。
つまり、老化が原因…なんでしょうね。
まあ、視野が狭くなったという事実は、何とも言えない喪失感を伴いますが、とりあえず、生活に支障が出る範囲ではないので、気にしない事にしました。年を取れば、誰でも見えなくなるし聞こえなくなります。それが当たり前なんだから、それを受け入れるか抗うかだけの話で、抗うだけのエネルギーがもったいないので、私は受け入れます。
それにしても、あんまり横が見えていない自分にビックリしましたよ。
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