声楽に限りませんが、一体我々は何のために趣味を行っているのでしょうか?
そもそも、人は趣味などなくても生きていけます。実際に無趣味の人も大勢います。生活が苦しい人は、生きるのに一生懸命で趣味など行う、時間も余力も経済的な余裕もありません。
趣味に没頭できる事は、ある意味、贅沢なのかもしれません。
趣味なんて、人それぞれでしょうが、共通して言える事は「基本的に自己満足だ」という事です。ちょっと斜めに言えば「所詮は旦那芸」なのです。
趣味の原則は「やりたいからやる」です。それは言葉を変えて言えば「自己満足」でしかありません。でも、それでいいのです。やりたいからやる。誰に強制されたわけでもなく、自分から望んでやるから、良いのです。報酬があるとすれば、それは「上達を感じる」とか「コレクションの拡大」とかで、これらもまた自己承認の一種で、乱暴に言ってしまえば自己満足です。
つまり、趣味って贅沢な時間つぶしなんです。
だから、趣味に没頭している時間は楽しいのです。寂しくないのです。
一人でのめりこむ趣味もありますが、仲間づくりや友達づくりを伴う趣味などは、交友の場の広がりが得られます。
趣味は仕事じゃありません。やってもやらなくても、どっちでもいい事なのです。だから無責任に振る舞えます。仕事じゃないから見返りは求めませんし、仕事じゃないから熱心になれますし、仕事じゃないから本気度が桁違いです。
なので私は、趣味を楽しめる人生がある事に感謝をしたいと思います。
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