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アケミ(朱美)さんが星になりました(涙)

 金魚の話です。

 我が家に来て、三度の夏を過ごした素赤琉金のアケミが、昨日、お星さまになりました。

 私がプロフィール写真に使っている金魚の写真、この金魚がアケミです。写真からも分かるように、プロポーションは抜群で、体色は素赤琉金のくせに、赤というよりも金色に近い文字通りの「ザ・金魚」って感じの子でした。

 死因は丸形金魚に多い「転覆(てんぷく)病」です。アケミはこの病気と一年以上も戦っていました。普段は平気なのですが、少し慌てたり、あるいは気を抜いたりすると、よくグルンってひっくり返りました。ひっくり返ると「失敗、失敗」とでも言っているかのように、グルンと戻って、バツの悪そうに上目づかいでこっちを見ることが多かった子です。

 この子の特徴は、人懐こいところです。本当に人間が好きで、よく水槽からこちら側を見ていました。目が合うと、うれしそうに尾びれや胸びれをヒラヒラさせました。そのくせ小心者で、指を近づけるとズズズズズ~って感じで後ずさりをしていました。人一倍食い意地も張っていて、食事の時間近くになると食卓付近で待っていました。うっかり時間になってもエサをやり忘れていると、水音を立てて、よく催促していました。

 最近は、昼間でも寝ていることが多く、特にここ二週間くらいは、食事の時でも元気がなく、ちょっと心配していました。そのアケミが昨日の朝食の時に、久しぶりにエサのおねだりをしていたので「元気になったのかい」と声をかけました。

 それから人間たちはお出かけ(息子とプラネタリウムを見に行きました)をし、昼過ぎに帰って来たら、アケミは星になっていました。

 たとえ魚と言えども、かわいがっていたペットが死んでしまうことは悲しいことです。

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