(ゴールデン・ウィーク前に)フルートのレッスンに行ってきました。
結論から言えば「アルテの8課8番から一歩も動かず」です。つまり、一つも合格しませんでした。ま、足踏みってやつですか。先生からは「教則本が全然進まなくても、進歩しているからガッカリしないでね」と励まされています。いやいやいや…。
アルテが合格しなかった理由は、ごくごく簡単で、指が動かないからです。とは言え、自宅練習では何とか動いているのに、先生の前に行くと、ほとんど動きません。自宅とか楽屋とかで、いくら器用に動いても、人前で動かないなら、その指は動かないと言って良いと思います。それが現実。それが現時点での自分の実力であり、才能の限界なんだ。
しかし、もう二カ月近く、毎日毎日、この曲ばかりを練習しているのに、一向に出来上がらないとは、私のキャパを越えている難曲なのかな…。
とは言え、別に本日のタイトルは、この8課のことではありません。そんなものは、時がくれば、いずれ乗り越えられる、ほどほどの高さの壁だから…と信じてます。
で、アルテが進まなかった代わりと言ってはなんですが、別の事を習ってきました。そっちの壁の方が、格段に高いです(涙)。
事件は、フルートの組み立て方チェックから始まりました。
以前、書いたかな? 私の音はピッチがかなり高いのです。ピッチが高い? そう、普通にフルートを組み立てて吹くと、どうしてもピッチが高くなってしまうのです。これ、最初はだいぶ悩みましたよ。チャイナ娘を吹いていた頃は、チャイナ娘自身にも問題はありましたが、私自身のピッチの高さと相まって、もうガタガタの音痴状態でした。今となっては懐かしい思い出です。
あの頃はネットを検索して、ピッチの高いのをどう修正するべきか悩んだものです。同じような問題に悩んでいる人はたくさんいて、あっちこっちのブログなどでは、…
「フルートをどう吹いても音程が高くなってしまう」
-> 「演奏者のパワーが多すぎて、楽器がそれを受け止められないためです」
-> 「より高級なフルートに買い換えましょう」
…などと書かれていましたが、たぶんそれは違うような気がする。それは単に、商売人に漬け込まれているだけで、根本的な解決とは程遠いと思う。それにフルート始めたばかりの素人にパワーなんてあるわけないじゃん。
でも、私を含め、結構の初級者さんたちが、この問題で悩んでいたりします。
では、どうするか? そこで“音曲げ”なんですよ。これ、笛先生のところに入門した当初から教わっていましたが、なかなかできなかった、初級者には難しいテクニック(だと思ってます)なんです。ですから、習った当初はムリムリにやってましたが、無理は続かず、いつのまにか、ピッチの高さを音曲げではなく、頭部巻を抜くことで調整するようになってしまいました。つまり、音曲げに挫折していました。
ですから、最近の私は、音曲げはピッチの微調整だけに使用し、基本的なチューニング作業の際は、頭部管を思いっきり抜いてます。今はだいたい20mm程度抜いてます。そうすると、チューナー的には、なかなか良い音程になります。もちろん、それはフルート職人さんの想定の範囲外の抜き方なのですから、当然、あっちこっちの音の音程が微妙だったりするわけですが、その程度の微調整なら、耳さえ開いていれば何とかなりますし、何とかしてきました。ま、結果オーライってやつです。
でもね、いよいよ、その「結果オーライ」にダメが出ました(涙)。
いくら、普通に吹いた音が高いからと言って、そんなに頭部巻を抜くのはダメ。今すぐやめましょうというわけです。やっぱりダメなんですね…。
頭部管はちょっとだけ抜くのが良いわけで、その抜く長さはせいぜい7mmまで、できれば5mm程度(メーカー推奨は5mmです)にしておきたいとの事。そうしないと、フルート全体の音程がダメになってしまからだそうです。ご説ごもっともです。以前もその話、聞きました(涙)。
以前は、音もろくに出せなかったので、ある程度、目こぼしていたけれど、最近、めきめきと腕を上げてきた(ありがとうございます)し、音もしっかり出るようになってきたので、そろそろ、そのあたりもきちんとしないといけませんねえ…って感じで、真顔で言われてしまいました。
なので、普段から20mmほど抜いていた頭部管は、今後は5mmからせいぜい10mmまでの範囲(アゲハは442Hzの設計なので10mmまで勘弁してもらいました。)でしか抜いてはいけない事になりました。
言われたとおり、10mmだけ抜いてフルートを吹いてみると、当然、それは全然ダメなわけで、やたらと(半音近く)甲高い音がピーピー鳴るだけです。もう、全く、音なんて合いません。それはそれは見事なものです。きちんとするのは大変なことです。
でも、その状態で正しい音を出せるようにしないといけませんと言われました。で、その正しい音はどれくらいの周波数にするべきかと言うと、とりあえず、A=441Hzで合わせましょうとなりました。441とはちょっと半端ですが、レッスンで使っている部屋にあるピアノが441なんだそうで、まずはこのピアノに合わせてみましょうって、感じです。
しかし、頭部管をちょっとした抜かなくなったので、ピアノよりも半音近く高い楽器になってしまったアゲハです。半音は…大きいね。もはや、気合とか微調整とかで、どうにかなる問題ではありません。
そこでいよいよ、音曲げに本格的に取り組むことになりました(涙)。過去、数回、挫折をくり返しているテクニックです。ついに逃げるわけには行かなくなりました。正面きって、真っ向勝負です。これが私にとっての“そそりたつ壁”って奴です。
音曲げ…今も全然できないわけではありません。音程を微調整する時に軽微に使っていますが、今回はそんな“微調整”なんて甘いものではなく、大胆に音程を変えられるほどに、音を曲げなさいというのです。
…難しいぞ!
それに音曲げにチャレンジする理由として、第一に、半音近く高い音を低くするというのもありますが、それと同時に「何となく息をフルートに吹き込むのを辞める」という目的もあるそうです。今の私は、何となく息をフルートに吹き込んで、何となく音を出しているように思えるのだそうです(いや、実際問題、そうなんだけれど)。それではダメで、やはりフルートに吹き込む息は、意識的な息を入れましょうというわけです。そのためにも、音曲げをしてください、なのです。
(まずは)チューナー的に正しい音程を意識しつつ、息をしっかり曲げて、常に一定した音(音量・音程・音の安定度)を出せるようにすること、ここを目指して練習開始です。
音曲げとは…簡単に言っちゃうと、運指を変えずに息の方向だけで音程を操作する吹き方。その操作する音程の幅は上下に半音程度でかなり広めです。
今までも何度かトライしてきましたが、どうにもうまく行かず、何となく辞めちゃっていたテクニックです。でも今度は違う。強い意志の元、きちんと習得するつもりです。なにしろフルートの頭部管に 7mmのラインを書きました。今後はこのラインを越えないようにフルートを組み立てるつもりなので、イヤでも音を曲げないと音痴になります。
その音曲げのやり方なんですが「自分で工夫してください」と先生に言われました(汗)。これは、人それぞれで口の形やその他の事情が違うので、最善の方法を自分で見つけないといけないからなのだそうです。
それでも、いくつかのヒントはいただきました。
アゴを出したり引いたりする
首を曲げたり伸ばしたりする
口の中を「ア」にしたり「オ」にしたりする
上クチビルを出したり引っ込めたり伸ばしたり縮めたりする
管体をあっちこっち廻してみる
管体を上へ下へ引っ張ったり押したりしてみる
フルートに吹き込む息の角度を前にしたり下にしたりする
フルートに吹き込む息の速さや量を色々と変えてみる
色々やってみました。とにかく、上記のヒントを複合的に使用して、自分なりのやり方というものを獲得しないと、上下半音なんて言う、広い幅での音程の調整なんて、できません。YouTube見たり、ラ・フォル・ジュルネでフルーティストの方々の演奏姿を見ても、ほんと、音曲げのやり方は、人それぞれっぽいです。
とにかく、色々やってみました。まだ「これだ」と言うのものは見つかりません。でも、試行錯誤を重ねているうちに、いくつかの光が見えてきたような気がします。
まず大切なのは、この前、習った「フルートの構え方」。特に左腕の使い方がポイントかなあ~って思ってます。特にフルートをクチビルに当てて、グイと下に下げるところ。ここで思いっきり下げることで、音が曲がりやすくなるような気がする。
それと、この前、テレビで見た、荒川洋さんの“インコの口”。具体的にはあんな感じにならなくてもいいのだろうけれど、気持ちはあんな“インコな感じ”で吹くことが大切なんだろうと思う。
それと、結構うなじがポイントかもしれないと思います。うなじを十分伸ばした方が結果がいいように感じます。あと…歯。上の歯の内側のカーブがうまく使えるといいかなあ…なんて、ボンヤリ考えています。
とにかく、しばらくは音曲げを日課練習に加えて、精進していくつもりです。
では、音曲げの練習方法を書きます。これは簡単。どこから始めてもいいのだけれど、まずは、低音C~高音Cの二オクターブの範囲の音のどれにでも音曲げができるようにしたいです。
やり方は、まずは真っ直ぐ前に息を吐いて、高い音を出します。そこから運指は全く変えずに、音を曲げて行って低い音を出します。低い音が出たら、息の方向を戻して、高い音に戻します。この一連の動きをノンブレスのノンタンギングのグリッサンドでなめらかに行う。これだけ。
これだけだけど、私には難しい。先生の許可ももらって、チューナー使って、音程の上下を視覚でとらえながら練習してますが、半音高いところから曲げ始めて、正しい音程を通過して半音低いところまで曲げに曲げて、それからまた元に曲げ戻す…む、むずかしい。
半音高く出発するのは実に簡単。でもそこから正しい音程まで曲げていくのが難しい。ましてや、そこから半音低い音まで出すなんて、どうすればいいの?
いや、実に難しい。低い方に曲げる時、うっかりしていると、特に第二オクターブの音の時は、簡単にオクターブ下がります。これを先生は「音が落ちる」と言ってましたが、とにかく音を落とさずに音程を曲げなければいけないのが困難です。さらに音をあげる時だって、うっかりしていると、第三倍音の音が出たりしてぶち壊しになります。大変です。
こんな大変な思いまでして…と思わないではないけれど、先生がおっしゃるには「音曲げができないと、演奏中の音程の調整をするのが難しくなる。演奏中に音程の調整ができないと、アンサンブルはできません」と言われました。そりゃ、大変だ。
とにかく、レッスン後、私はチューナーのキャリブレーションを441Hzにして、まるで中学校のブラバン部員みたいに、チューナー見つめてフルートを吹いてます。と言うのも、この練習をする時に「絶対に間違った音程で練習してはいけない」と厳命されているからです。間違った音程で練習すると耳が壊れてしまうので注意しなさいと言われています。一度耳が壊れてしまうと取り返し付かなくなるので要注意とも言われています。
先生がおっしゃるには、フルートは見かけが機械っぽいから、何も考えずに、ただ息を吹き込めば正しい音程が出ると勘違いしている人が大勢いるけれど、それは大きな間違いだと言います。フルートは、弦楽器ほどではないにせよ、奏者が自分で音程を作っていく楽器なんだそうです。だから、奏者には『正しい音が分かる、ちゃんとした耳』がないと…ということなんです(でも、そんな立派な耳は持っていないのよ、私)。それと楽器ごとに癖が違う(アルタスは全体に高めなんだそうです)ので、自分の楽器の癖をきちんと把握しておくことも大切だと言われました。
とにかく、耳、耳、耳、なんだそうです。音曲げだって、本来は耳がしっかりしていれば、難なくできるテクニックなんだそうです。私は音感ないからなあ…。チューナーを見つめながら、体で覚えていくしかないんだよなあ。
がんばんないと、この壁はやたらと高そうだ。アンブシュアがいいかげんだと、うまく音が曲がんない。音を曲げているうちに、フルートの位置が動いてしまって、結果、アンブシュアが壊れたり、フルートの演奏フォームが崩れてしまう。変なところに力が入るのか、指がますます動かなくなる。気を抜くと、すぐに音が上ずったり、ぶら下がったりする。なんか、現時点でのフルート力のすべてを出し切らないと音を曲げたまま演奏なんて、できそうもない(涙)。
でも、音曲げをきちんとすると、アゲハの音がより深くなり、より粘るようになります。妻が言うには「なんか、最近のアゲハは、いい音がするねえ」なんだそうです。だから、音曲げ、やるしかない。
やるぞやるぞやるぞやるぞやるぞー。
コメント
「音曲げ」…難しいことに挑戦していらっしゃいますね。いくらピッチを合わせるためといっても、20ミリも抜くと音程も悪くなりますけど、音色も良くないですよね。そのままのアンブシュアでピッチの高い音を出していても、やっぱり楽器の鳴りはいまいちですし、アンサンブルはできません。「音曲げ」は避けて通れない道だと思います。
私も、もともとのピッチは高めで、普通に吹いてしまうと444Hzなんです。それを意識的に442Hzに下げています。決して「内向き」にしている訳ではありません。アルタスフルートの試奏に行った時にどのフルートも内向きにセットされていて、全部直して吹いた位ですから。アルタスフルート自体のピッチが高めというのもわかる気がします。
音曲げにいろいろな方法を、すとんさんは考えていらして、それらは全部試す価値のあるものだと思います。私の経験からしても、頭の中にあるピッチが442Hzになっていないと、なかなかピッチの修正ができません。ひたすらチューナーとにらめっこして頑張ってくださいね。
>たかさん
音曲げ、難しいですが、たかさんに「難しいこと」って書かれると、やっぱり難しいんだと安心します(って、どういうこっちゃ)。難しいのだけれど、ここを乗り越えないと、どうにもならなさそうなので、諦めてチャレンジしています。
>私の経験からしても、頭の中にあるピッチが442Hzになっていないと、なかなかピッチの修正ができません。
私もうすうす感じていましたが、結局、音曲げがきちんとできるかどうかって、音をしっかり覚えているか、狭義で良いので「音感が身についているか」がポイントなんだろうと思います。
狭義の音感とは、たとえば「自分の楽器でこういうふうに組み立てて、こんな感じで吹いた時の、こんな音が『ラ』って覚えている事」程度の音感の事。つまり、汎用性は全くなくてもいいから、自分の楽器の、厳密には音高でなく音色等の印象であっても、これは正しい「ラ」とか「ド」とか「ミ」とかが分かる事、ここがポイントではないかと思ってます。
だから、音感のない私には難しい話なんです。チューナーとお友だち状態で練習して、何とか音を覚えてしまうおうと画策してますが、年を取ると、なかなか暗記もままならぬわけでして…。
すとんさん、音負け、じゃなかった、音曲げチャレンジですね、和笛でいうところのメリカリ、ですね。
メリカリができない位置でできない「吹きつけ吹き」をしてるとできないです。以前それで私もよく泣いてました。
横に吹く笛って音曲げ=メリカリのできる吹き位置ってのがあると思うんです。それは普通よりすこし歌口の塞ぎを多めにするとカンタンに見つかります。
でも、そこから少しずつ明るく開ける意志を強く持ってコンマミリ単位で開けていって「ここぞ」というところを見つけるんですよね。
歌口を塞ぎすぎて内吹きするのは間違っているやりかたデス、っいわれても、間違いの意味をわかってて実地に実験するなら、してもいいんだと思うんですよ・・・。
アルタスは内吹き推奨ですが、メーカーによらず内吹きしての暗~いこもった音体験も笛吹きには必要な経験なんだと思います。
アルタス使いの側としては、アルタスは「そこ(内吹き)」からはじめて外へ向けて開いて奏者個人最適の中庸のバランスを見つけていきましょう、ってことじゃないかと思うんです。
一般的な音見つけの順序「初心者は外吹き」から内へ向かうか、「ハジメ内吹き」から外へ向かうか、どっちからでも見つける目標は一番いい音色と響きのする自分の位置、なんだと思います。
なんたって楽器なんだもん、怪我するわけでも他人に迷惑がかかるわけでもないんだもん、極みを知れば中庸が見える・・・んじゃないかと思います。
>ダリアさん
言葉が分からなかったので、思わず調べてしまいました。メリカリ…メリハリの元の言葉なんですね。メリ(低音)カリ(高音)なんですね。へえ、勉強になりました。細かな技法的に同じかは分からないのですが、たぶん、大雑把には同じことをやっているのではないかと思います。
内吹きは間違っていると分かっていても、音を曲げているうちに、極端なうち吹きになったりすると「だったら、最初からうち吹きでいいじゃん」みたいな気持ちになります。たぶん、そんな時は、うち吹きにならないように、別の手段を使って、音を曲げるのでしょうね。まだ経験が浅いので、よく分かりませんが…。
>アルタス使いの側としては、アルタスは「そこ(内吹き)」からはじめて外へ向けて開いて奏者個人最適の中庸のバランスを見つけていきましょう、ってことじゃないかと思うんです。
どうも感触としては、そうとも言えないのかなあ…と個人的には思ってます。私は一介のアマチュア笛吹き(それも初心者)なんですが、その辺りも含めて、スケールのこととか、音色づくりのこととか、アルタスの(設計関係の)エラい人と直接会って話ができたら、いいのになあ…と思うことがあります。私のような一介のユーザーだと、なかなかそういうチャンスもなくてね。でも、直接尋ねたいことは、いっぱいあるのよ。
すとんさんがたくさん研究して、いろんな状態を体験した後にご指導が入るんじゃないかな? いろんな状態を体験した後のほうが深く受け取れるし、しっかり自分のものになるから。
2cmも抜くとなれば、今は音曲げの中心に居るんじゃなくて、片一方の極端側に居るんだと思う。
すとんさんはフルートの音が含む倍音を聞けますか? 音の中の倍音の音程を感じられます? 感じられるなら、倍音が美しい音程で並ぶように!らしいです(笑)
聞き分けられないなら(がっかりしないでくださいね。私だってこちらなんですから)、ハーモニクスと基音のピッチをあわせいく、ピッチが合う吹き込み方を基本にするとよいらしいです。(例えばミの指使いで出した中音シがシの指使いとあまり変わらないピッチで出るのがよい)
これらは、音に含まれる倍音をきれいに並べるための練習ですが、吹き込みの角度を矯正する一面もあります。フルートの音が含む倍音は、例えば第一倍音が基音の約1オクターブ上ですが、吹き込みが内向きだと寸足らずのオクターブに、外向きだとちょっと広すぎなオクターブになるらしいです。で、倍音がきれいな間隔で並ぶのと吹き込み角度が関係するので音曲げ?と耳の関係を練習するのによいと。
よい先生ですね。
こういうのをじっくりと腰をすえて深く体験するのって、教本のページが進んでいくよりずっと後に残りますよ。がんばってくださいね。
>お散歩さんぽさん
>2cmも抜くとなれば、今は音曲げの中心に居るんじゃなくて、片一方の極端側に居るんだと思う。
ピンポ~ン! 正解でーす。その辺は重々自覚してます。
>すとんさんはフルートの音が含む倍音を聞けますか?
いえいえ、全く分かりません。音感ありませんし、耳も悪いですから(って、威張って言う話ではないですね)。
しかし、倍音の練習は、音曲げの練習と同時並行でやっている最中です。いや、倍音の練習の方が先行してやっているかな? とにかく、倍音は替え指の一つとして使えるようにしてくださいと言われていますので、ハーモニクスと正規の指使いで出る音の音程&音質を揃えていくようにしています(もちろん、まだちゃんとはできてませんが:笑)。その上での、音曲げの練習です。
この二つの練習は、関係ないと思っていましたが、実はそうではなかったわけですか? それは気付きませんでした。何気に色々とつながって練習していたわけなんですね、私。
>よい先生ですね。
はい、とても良い先生ですよ。私にはもったいないくらいの先生です。だから、一生懸命練習しないと申し訳なくて…。
>こういうのをじっくりと腰をすえて深く体験するのって、教本のページが進んでいくよりずっと後に残りますよ。がんばってくださいね。
そうだとうれしいです。なにしろ教則本が全く進んでませんから(笑)。でも、教則本にないことを学ぶのも楽しいものです。有難いことです。