別にどうでも良い事なのかもしれないけれど、どうでも良い事を書いてアップするのが、個人ブログの醍醐味なので、今日も“別にどうでも良い事”を書いてアップします。
で、オフィスの照明を明るくしました。正確に言うと“オフィスの照明を元に戻しました”なんだけれどね。
事は、東日本大震災の直後の電力不足から始まります。関東地方では、東京の都市部以外で、計画停電が行われ、電気代が値上がりし「電力が不足しているので、節電に励んでください」という宣伝が散々行われて、日本中が節電に励んだ時期があったわけです。
あの時に、ウチの職場では、私の前任者が、一箇所に4本ずつ入っていたオフィスの蛍光灯を、各2本ずつにして、節電に協力しました。蛍光灯はオフィス一部屋で約200本ずつ使われているので、それこそかなりの節電効果があったんじゃないかなって思います。
あれから4年半。すっかり節電ムードもなくなりましたが、天井は高いので、一度外した蛍光灯をなかなか付け直す事も面倒で、つい先日まで暗い中で仕事をしていましたが、さすがに光量が少なくて、目に負担がかかり、夕方になると(鳥目じゃないはずですが)細かい字が見えなくなるなど、色々と不都合が生じてきました。
そこで前任者が外した蛍光灯を、すっかり元に戻すことにしました。
いやあ、明るい。今まで夕方になると、目がしょぼしょぼしていたのが嘘のよう。これだけ明るければ、夜中まで仕事できます(しないけど:笑)。いやあ、今まで本当に暗い中で仕事していたんだなあ…って思いました。
しかし、今思うに、あの計画停電って必要だったのかな? あれって、電力会社のいやがらせ…じゃなかったのかな…って思います。本当に電力が足りなかったのなら、一番多く電気を使っている場所に我慢してもらうのが、先でしょ? 都心のオフィス街が真っ先に停電の対象になるべきだったと私は思います。工業地帯とか、住宅地とか病院とかを停電にしちゃダメでしょ。でも、あの時は、東京都心のオフィス街では停電が行われずに、工業地帯とか、地方の住宅地とか病院とかが停電になりました。
実に不公平でした。
たぶん、あの計画停電を考えた人は、東京都心のオフィスで仕事をしているエリートの皆さんなんだろうね。ちなみに東京電力の本社は、千代田区内幸町…つまり新橋界隈にあったりしますし、首相官邸とか経済産業省は霞が関(ここも千代田区)にあります。
非エリートの方々が働き暮らす郊外を中心に計画停電を行い、非エリートの方々に「もしも電気が無い世界になったら、こんなに大変なんですよ。だから、なんとしても電気は必要なんですよ。でも今後しばらくは原子力発電所は動かせないんですよ」と知らしめて、その後に続く電気料金の値上げのための布石としたんじゃないかな? つまり「少々電気料金が上がっても、電気の無い世界よりマシなんだから、電気料金の値上げも我慢しましょう」と、我々非エリートに納得させるためだね。何しろ“世論”ってヤツを作っているのは、エリートじゃなくて、非エリートの我々だからね。
もちろん、フクシマ関係の補償をするために、東京電力は多額の資金が必要だし、東京電力の収入は電気料金なんだから、発電コスト云々を抜きにしても、電気料金を上げないと、フクシマ関係にお金使えないからね。だから電気料金を上げるしかないのは自明の理なんだけれど…やり方がコスイよねえ。
それにしても、当時の民主党政権はアホンダラだったと思います。ちゃんとした政府ならば、電力会社が計画停電をしたいと言い出したら「国民の生活を守れ。死ぬ気で電力を発電しろ!」と言うべきだったと思いますよ。みんな、事情は分かっているんだから、節電をしろと言われれば協力したんだし、計画停電なんて不要だったんじゃないかなって思います。
今も昔も、民主党は、日本人の生活なんて、どうでもいいと思っているんだろうなあ。
それ以前に、政権担当者がどこの党であれ、地震と津波は避けられなかったとしても、原発事故は、民主党が政権を担当していたから起こった人災である事を忘れちゃいけないと思います。フクシマをあんなにしたのは、民主党なんだからね。
さらに言えば、津波&地震の復興が遅れているのも、民主党のせいだね。民主党が政権を取るなり「コンクリートから人へ」とか言って、土木建築業界に大打撃を与え、多くの業者を廃業に追い込んだおかげで、震災後、人手が足りずに、今の現状があるわけだ。もうひとつ言えば、リーマン・ショックに対して無策だった事もあって外需が減った事に加え、やはり、土木建築業に大打撃を与えて内需を悪化させた事で、日本のGNPは大きく下がって、2010年(当然、民主党政権時代)に世界第二位の経済大国という地位を中国に明け渡さざる得なくなったわけで、民主党になって、経済的に日本が沈没して中国が浮上してきたと言えます。
民主党がいかに日本の国力を削ぐことに懸命だったか、もっともっと書きたいけれど、今日はこれくらいで勘弁しておきます(怒)。
さて、閑話休題。しかし、計画停電のあの時ほど、都会の人を恨めしく思った事はありませんでした。正直、今でも恨んでいるし、妬んでいます。ほんと、停電って、大変なことなんですよ。電力が無いと、本当に我々の生活が成り立たないって事がよく分かりました。
それはともかく、オフィスが明るくなって、良かった、良かった。
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コメント
>今も昔も、民主党は、日本人の生活なんて、どうでもいいと思っているんだろうなあ。
>民主党がいかに日本の国力を削ぐことに懸命だったか
と、すとん様が本気でこう思っていらっしゃるのか、定かでありませんが、
確かに、こう書いていらっしゃるのですが、
私、思うに、民主党が本気でこう思っているわけではなく、
民主党としても、日本人の生活を向上させたい、日本の国力を上げたい、
と思ってはいるのですが、
政治家集団としての能力が低くて、
生活を向上させ、国力を上げる代わりに、
生活を下降させ、国力を下げたのでしょう。
能力の問題かな、と。
小泉総理が、総裁任期という党内事情で、一国の総理を退いた後、
安部、福田、麻生(敬称略)の順(だったかな?)で、
1年単位でコロコロ総理が代わり、国民に呆れられ、
「1回、民主党にやらせてみるか?」と民主党を勝たせてしまい、
しかし、自民党の能力が30点だとして、代わった民主党の能力が20点、
自民党もひどかったけど、民主党はもっとひどかった、みたいな。
能力の低い者に権力を与えてしまって、与えた国民が不利益を被っている、みたいな。
能力の低い者に権力を与えてしまうのは、会社でも学校でも、よくあることで、
政治の場合は、国民が権力を与え、国民が不利益を被りますが、
会社の場合は、社長、役員、部長、課長、平社員という階級社会の、
例えば、役員が、お気に入りを部長に据え、
その部長の能力が低くて、課長・平社員が不利益を被っていても、
その部長に、部長という権力を与えた役員が利益を得ていれば、役員氏はご満足。
その部長が、お気に入りを課長に据えて、
その課長の能力が低くて、平社員が不利益を被っていても、
その課長に、課長という権力を与えた部長が利益を得ていれば、部長氏はご満足。
ああ、こんな、つまらないことを、つらつら書いてしまった私を、
すとん様、どうか、お許しください。
おしまい
operazanokaijinnokaijinさん
>能力の問題かな、と。
確かに、おっしゃる通りに無能な政治家も民主党にはたくさんいましたし、今も呆れるほどにたくさんいると思います…が、個々に見れば、実に有能な政治家も民主党にいます。では、なぜ有能な政治家もたくさんいる民主党が政権を取った時に日本はダメになったのか?
>すとん様が本気でこう思っていらっしゃるのか、定かでありませんが、
結構、本気で思っている…と言うか、思わざるをえないのです。
>安部、福田、麻生(敬称略)の順(だったかな?)で、1年単位でコロコロ総理が代わり、国民に呆れられ、「1回、民主党にやらせてみるか?」と民主党を勝たせてしまい、
“安部”ではなく“安倍”です、反日の方々は故意に日本の現首相の名前を間違えます。あれはウッカリではなく、一種の呪詛なんですが、結果として同じことをしていますので、故意で無いのならば、気をつけて下さい(私もIMEのせいでウッカリ間違えてしまうことがあり、気をつけています)。
小泉内閣の頃から、日本と某国の関係は悪化し、某国は日本のマスコミを通じて、日本を瓦解させるスパイ活動に力を入れ始め、結果、自民党政治に対する日本人の信頼を奪い、自分たちの傀儡である民主党に政権を移し、日本を乗っ取ろうとしたわけですが、幸いな事に、某国は人心掌握術に長けているようで、実は不慣れだったため、民主党政権は短命に終わり、今は民主党も某国も劣勢に回っている…という状況であると判断しています。これは、国際政治的な視点で日本の政治を見た時の姿です。
冷戦終了後、世界は新しい対立に入ったわけですが、西欧諸国はイスラムとの対立が、東アジアでは某国との対立が始まったわけで、それらは今なお継続中です。ここで踏ん張らないと、我々の子どもたちの将来が危ないと、私は本気で危惧しています。
いやあ、民主党はひどかったですね。(すでに過去形の存在ですが)
彼らは存在自体がギャグとしか思えません。安倍政権になった余裕の今だからこそ言えることですが。
以前、日本の多くの大人はこう考えていたでしょう。バブル崩壊後の閉塞感があまりに長く続いたので、ここらで一度自民党以外にやらせてみるのも仕方ないか、と。
私もそう考えていました。でも、わざわざ民主党を積極支持するほどではなかったです。でも結果、消極的に民主党に政権を渡してしまった我々は、想像力の欠如した愚者でしたね。
その後、こう思い直しました。「民主党がこれほどのドシロウトとは思わなかった。自民党を見限った俺がバカだった」
私は資本主義ど真ん中の自由主義者なので、理想を言えばレーガン大統領とかサッチャー首相のような政治家の出現を期待しています。でも日本のような社会主義的な国では受け入れられないだろうな。
そう愚痴りながらも、第二次安倍内閣の安倍さんはたいしたもんです。正直、彼にはまったく期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました。ボコボコにやられたアニメの主人公が、特訓を終えて戻ってきたような復活でした。
私が物心ついたころの総理大臣は佐藤栄作さんでした。それ以降、何十人もの総理大臣を見てきたわけですが、個人的には安倍総理が総合評価で歴代ベストです。個性では田中角栄さん、ケンカ強さは小泉純一郎さんですけどね。
あ、民主党ではありますが、野田佳彦さんだけは一目おいてます。彼はポピュリストではないからね。
他人から批判されたくなければ、ナアナアの適当な政治をやっていれば、無事に任期を全うすることは可能でしょう。増税とか、防衛問題とか、こういう皆が避けたがる面倒なことをやる政治家は、根性あります。志が高いです。
改革派の安倍さんが、これだけ叩かれる機会が多いのは、日本にはそれだけ既得権益に縛られている人間が多いってことです。
シールズなんてのも、背景見ればまさしくそういうことでしょう。詐欺師が誰かを攻撃したいならば、相手を詐欺師とレッテル貼りして攻撃するのが一番良いカムフラージュです。戦争反対唱えている連中が、最も暴力的なのはなぜ?ってことです。あの手の集団に入って、彼らに異論を唱えることは恐怖でしょうね。
本音を言えば、安倍さんももっと突っ込んだことやりたいのでしょうけれど、まあこの程度のレベルの国民を相手にするのなら、これが限界ってとこでしょうか。どんな政治家が現れようが、その国民のレベル以上の政治にはならないのでしょう。
ところで、自民党の一部がダメダメですね。寄らば大樹の陰みたいな連中がけっこういるようで。こいつら魂は民主党そのものだろ、ってなインチキ野郎が多数いるようです。数が増えれば、組織にはこういう輩も湧くってことですな。
在日日本人さん
>バブル崩壊後の閉塞感があまりに長く続いたので、ここらで一度自民党以外にやらせてみるのも仕方ないか、と。
当時のマスコミの誘導もとても上手だったと思います。私は騙されませんでしたが、多くの人の気持ちが、そこでなびいてしまったのも理解できます。それくらい、デフレの影響は強かったと思うし、小泉政権の無策っぷりに国民が業を煮やしていたというのも事実でしょうね。民主党時代は日本の富は某国に吸われていましたが、小泉時代はアメリカに吸われていたわけです。アメリカに吸われ、某国に吸われ、それで日本経済が長期低迷しちゃったわけです。
>自民党の一部がダメダメですね。寄らば大樹の陰みたいな連中がけっこういるようで
某国は、民主党を見放し、今は自民党の中に手を突っ込んでいるのではないかと…最近の政局を見ていると、そんな感じがしています。なので、自民党議員だから日本のことを考えている…とは言えないような気がしますが、実際選挙となると、自分の選挙区の自民党の候補者は反日だから投票したくない。個人的には○○党の候補者の方がマシだけれど、だからと言って党としての自民党は応援したい。さあ、誰に投票するべきか…という悩みが発生しそうです。自民党を応援するために反日候補を当選させてしまうべきか、その反日候補を落とすために、他の政党に票を入れるべきか。自民党を応援している人たちは、大いに悩みそうです。
民主党という政党はクズだと思いますが、そこに属する政治家さんたちの全員がクズだとは思ってません。中には、真剣に日本の事を考えている人もちらほらいるわけですし、そういう政治家さんは、民主党以外にだっています。で、自民党の中には反日な政治家はいるわけです。私たち投票する側からすれば、現在の日本の政党政治って、本当にわかりづらいし、色々と混じりすぎていて不都合が多いですね。
いっそ、政治家さんたちも、日本人の幸せを考えている政党と、反日な政党の2つに分かれてくれたら、とても分かりやすくていいと思うんだけれどなあ。いやあ、これがあまりに露骨だと言うなら、改憲派の政党と、護憲派の政党でもいいや(笑)。これでも、結構分かりやすい分類になると思うよ。
次の選挙は来年の夏でしょ? 一応、参議院選挙って事だけれど、衆参ダブル選挙になるのかな? 本当は、それまでに政党を整理してくれると、とってもうれしいんだけれど。それがダメなら、誰が改憲派の人で、誰が護憲派の人なのか、はっきりしてくれると、嬉しいんだけれどなあ。