発表会後、始めての声楽のレッスンに行ってきました。
今回のレッスンから新曲に取り掛かりますが、レッスンの前に、その次に取り組む曲を決めました。
ドイツリート(?)は、バッハ作曲と伝えられているシュテルツェル作曲の「Bist du bei mir/あなたがそばにいてくだされば」です。この曲は「アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳」に入っていたため、長い間、バッハの作品だと信じられていそうですが、近年の研究では、シュテルツェルのオペラ「ディオメデス」のアリアである事が判明しています。シュテルツェルの曲をバッハが、妻マグダレーナの練習のために、音楽帳に記載し、それが今に伝わっているというわけです。この美しいアリアが、バッハが記録しておかなければ、消えて無くなっていたわけですから、シュテルツェルはバッハに感謝しないといけません。
ちなみにこんな曲です。
歌っているのは、マルクス・ブルッチャーです。ドイツの古楽系のテノール歌手さんなので、まあ、こんな感じに歌えればいいのかな?…なんて考えています。
この曲は、原調が変ホ長調で、私は原調で歌いたい人なのですが、Y先生曰く「この時代の調律を考えると…」というわけで、半音低いニ長調で歌うことになりました。「この曲は、声を張り上げて歌う曲じゃないし…」というわけですが…どんな曲であっても、声を張り上げたいのが、バカなテノールである私なのです。まあ、自宅では変ホ長調で歌って、レッスンではニ長調で歌うことにします。別に絶対音感を持っているわけではないので、半音の誤差ぐらい、平気平気(笑)。
もう一曲は、普段はイタリア語の歌曲やアリアを歌いますが、今回はラテン語による、フランク作曲の「Panis Angelicus/天使の糧」を歌います。
ちなみにこんな曲です。
歌っているのは、アンドリュー・ビアデン・ブラウンです。この人は宗教曲系のテノールさんです。子どもの頃から聖歌隊で歌っていたそうで、この手の曲はお得意な人なんだそうです。まあ、確かに、そういう曲向けの声ですね。私もこういうふうに歌えたら、うれしいです。もっとも、私の声は、世俗にまみれきっているわけですが(笑)。
この曲の歌詞はラテン語なのですが、先生から「ラテン語の発音は、イタリア風にしますか? それともドイツ風にしますか?」と尋ねられたので、迷わず「イタリア風で」と答えました。正確には、イタリア風ではなく、ローマ字読み、なのですが(笑)。
カトリック教徒なら純正ラテン語で歌うのかもしれませんが、クラシック系歌手の場合は、自分が得意とする言語(ドイツ語かイタリア語)に寄せて歌うわけで、当然、私の場合はイタリア語に寄せていくわけです。へへ。
うむ、期せずして、癒し系の曲を選んでしまった私です。きっとメンタルが疲れているのでしょうね。うむうむ。
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