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2026夏 宮ヶ瀬ダムに行ってきた その1 心臓破りの上り坂

 先日の平日休みに夫婦で宮ヶ瀬ダムに行ってきました。

 朝6時半に起床し、7時半のバスに乗って最寄り駅へ。そこで朝食を食べて電車に乗って、小田急本厚木に到着。ここまでは普通に移動です。

 本厚木から愛川大橋というバス停まで路線バスに乗って移動ですが、これが約1時間の行程で「ああ、旅が始まったんだな」って気になりました、たかが路線バスなのに(笑)。最初にぎゅうぎゅう詰めだったバスも、客がだんだん降りていき、目的のバス停に着く時には、客は我々だけになっていました。思えば遠くに来たものです。

 愛川大橋で乗り換えです。そのために、ここから県立あいかわ公園内にあるパークセンターまで徒歩で移動します。パークセンターからロードトレイン(道を走る電動のトロッコ列車)の愛ちゃん号に乗って、最終目的地である宮ヶ瀬ダムに行くのです。

 愛ちゃん号のダイヤはスカスカなので、乗り過ごすわけには行きません。愛川大橋からパークセンターまでは、ずっと上り坂で、あいかわ公園のHPの、アクセスのページには、愛川大橋から“徒歩15分”と書いてあったけれど、これは真っ赤な嘘。これは不動産用語の“徒歩15分”であって「道が平らで、なおかつ、人が空を飛んで道なき道を行けるなら」という条件付きの“徒歩15分”です。実際は、終始上り坂(それも部分的に結構な急坂もあります)だし、道はかなり大きく迂回していますし、何より道が途中で二股になり、一つは途中に「進入禁止」になって、車止めすらあって「本当にこの道で正しいの?」と来園者を迷わせますし、もう一つは、あきらかに「何ヶ月も人が入り込んでいないよね…」というくらいに道が荒れた上に、道が細くて、容易に滑落できちゃうように柵も何もなくて壊れている道…の二択なんです。結論から言うと、どちらも正解で…つまり、そもそも人が歩いてたどり着けるようには環境的に整備されていないのです。

 パークセンターのある、あいかわ公園。恐るべき公園です。ここにたどりつくためには、自家用車が必須です。ちなみに、車の道は整備されていて快適に公園にたどり着けます。

 普通、県立公園などの公的な施設を利用するためには「公共交通機関をご利用ください」ってのが、当たり前なんだけれど、どうやらここは、公共交通機関の利用は前提になく、利用者は各自の自家用車でお越しください…という設定になっているようです。

 神奈川県の施設とは言え、ここは県西部。人口過疎地域だし、車社会の地域(はっきり言っちゃえば“田舎”)なんだよね。自家用車に乗って来るか、貸し切り観光バスでやってくるところなんだなあ…と思い知りました。公共交通機関を利用してやってくる(結果的に徒歩移動)なんて、夢にも考えていないのだろうね…。

 そうとも知らない我々は、いつものように公共交通機関を利用して、パークセンターを目指しました。だから、愛川大橋からパークセンターまでは徒歩移動です。上り坂が続くとは言え、ひたすら歩きます。

 いくら坂道が続くとは言え、登るペースを自分の体力に合わせて、ゆっくりと時間を掛けて登れば、老体と言えども、坂道なんて、何の問題もないのですが、今回は愛ちゃん号の発車時間に間に合わせないといけませんし、事前の情報“徒歩15分”を信じて、計画していたので、この遠回りの上り坂を20分程度(これでも余裕を持ったつもりです)で登りきらなければいけません。これが今回のミッションです。

 つまり、平坦な道を歩くよりも、やや早めのペースで、上り坂を遠回りしながら登っていくしかなかったのです。

 …正直、死ぬかと思いました。脈拍は180を越え、アップルウォッチから何度も警告されてしまいましたが、そこは時間優先、自分の心臓を信じて、アップルウォッチの警告は無視して強行突破で、何とか予定時刻のギリギリにパークセンターに到着しました。息が切れる切れる、まるで蒸気機関車にでもなったかのような気分です。

 で、とりあえず、無事に愛ちゃん号に乗れました。

 結論、宮ヶ瀬ダムに行くのに、公共交通機関のご利用は…絶対にお止めください。

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