歌劇団の練習に行ってきました。
まずは筋トレからです。スクワットが30回×2セット、腹筋が30回×2セット、背筋が10回×2セットでした。なんか、いつのまにか、回数が増えているような…。
今回は、腹筋を二人一組になって行いました。一人が腹筋をしている間、もう一人がその人のお腹を押さえつけ、絶対に緩まないようにするという…結構、過酷な練習でした。「やるなら、ちゃんとやらないとネ」と先生がおっしゃってました、…ですね(汗)。どうせやるなら、ちゃんとやりましょう。
しかし、毎度の事ですが、この筋トレはキツイです。全部終わると、私のカラダが発熱し、湯気が立っているのが、自分でもよく分かりますもの。
筋トレが終わると、普通の発声練習をします。声のウォーミングアップですね。
そして、一息ついたところで、演技付き発声練習に入ります。
今回のテーマは「幼稚園の節分にホンモノの鬼がやってきた!」です。幼稚園の先生が園児たちに節分の説明をし、豆を渡して「では、鬼さん、ど~ぞ~」と、鬼役のボランティアさんを招き入れて節分の豆まきをするつもりが、なぜかボランティアではなく、ホンモノの鬼がやってきて、幼稚園が阿鼻叫喚になる、というストーリーです(すごくシュールなストーリーですね:笑)。
私は赤鬼をやりました。鬼は前半は舞台袖で待機なので、団員の皆さん方の演技を見てましたが、いやあ、なんかいつのまにか、皆さん、演技が上手になってました。だんだん、色々なものが吹っ切れるようになってきたんだと思います。
演技付き発声練習は、2回やりました。最初の奴は、鬼が無敵なバージョンでした。なので、鬼が金棒持って、結構好き放題に暴れまくり、幼稚園が阿鼻叫喚となってしまいます。しかし最後は、カラダを張って園児たちを守る先生のパワーに圧倒されて、鬼が退治されるというストーリーになりました。
2回目のバージョンでは『鬼は豆をぶつけられると弱まる』という設定でやりました。さらに、鬼退治の桃太郎が、鬼を追いかけて後から現れるというサブストーリー付きです。鬼は、豆を持っていない桃太郎は返り討ちにできたけれど、園児たちの豆の波状攻撃にやられました。…鬼的には、傍若無人に暴れようとすると、すぐに豆が飛んでくるので、ちょっと活躍しづらかったです。
さて、次回は「卒業式」でやります。桜中学3年C組という設定です(笑)。校長先生(結構、無責任なタイプ)と担任の先生(熱血先生)と個性豊かな生徒たちで繰り広げる寸劇です。また、おもしろくなりそうですね。ちなみに私は生徒役ですが、どんな生徒をやろうかな?
これで前半は終了。休憩時間です。休憩中に、発表会で歌う二重唱の練習をしました。団員の皆さんは、個人レッスンが多いので、二重唱の練習って、実はなかなかできないのです。だから、団員同士で二重唱を組んでいる人たちは、この休憩時間に、先生に二重唱を見てもらいます。
「パリを離れて(椿姫)」と「手紙の二重唱(フィガロの結婚)」のカップルが練習しました…が、それでもちょっと時間が余ったみたいなので、私たちも二重唱[「ひと言だけ、アディーナ(愛の妙薬)」]を見てもらいました。やっぱり、見ている人がいると、なんか気合の入り方が違います。普段は撃沈するAsもなんかいい感じです。アクートの出し方を何となくマスターしつつあると言うこともありますが、やはり私は、客がいる方がうまく歌えるみたい(笑)。「みんなの元気をオイラに少しずつ分けてくれ~」って感じになるんですよ(って、元気玉かい!)。客がいると、歌心が普段の三割増しくらいな感じになりますよ。
休憩後は、ババンと歌の練習です。
コンコーネは6番と7番です。すでに二巡目ですが、何度やっても難しいですね。次回は8番と10番をやります。
「乾杯の歌」は、いきなり大初見大会になりました。もちろん、ボロボロですが、とりあえず通して歌ってみました。それからテキストの読み合わせをして、フェルマータの箇所(楽譜には書いてない)を確認し、パート決めをしました。
パート決めと言っても、男声はアルフレッドを、女声はヴィオレッタを歌うわけで、要は、男声も女声も複数いるので、歌の部分を細かく分けて、それぞれを分担して、ガラコンサートスタイルで歌う事にしましたので、それぞれがどこを歌うかを決めたわけです。
男声は二人なので、ザックリと先生に分けてもらいました。最初のアルフレッドのパートは大きく三つに分けて、最初が私、次がYさん、その次は二人で声を合わせて歌う事にしました。後半のヴィオレッタとの掛け合いの箇所は、最初がYさんで、次は私。アルフレッドとヴィオレッタが声を合わせるところからは、全員で歌うって感じです。
女声は大勢なので、本当に細かく分けました。一応、それぞれの希望を聞いた上で先生が、声のキャラクターも考慮に入れて、最終的に決めてくださいました。それぞれが、4~8小節ずつ歌うことになります。
本番では自分の担当箇所だけを歌うのですが、この曲は有名曲だし、レパートリーにした方いいので、時間に余裕があれば(ないかな?)、団員の皆さんは全曲練習してきましょう。あ、全曲と言っても、男声はアルフレッドのパートだけ、女声はヴィオレッタのパートだけで結構です。
最後はミュージカルの練習です。今まで当ブログでは、練習している曲の名前を伏せてましたが、やはり曲名を伏せたままではブログも書きづらいので、今、練習している曲を公にしちゃいますと…実は「赤ずきんちゃん」を練習しています。この曲は、室内ミュージカル(ピアノ伴奏)で、コンコーネ50番の曲でミュージカルが構成されているものです。私たちのような立ち上げたばかりのアマチュア歌劇団が最初に取り組む演目としては、まずまずの曲じゃないかなって思います。まあ、身の丈にあったところから一歩一歩進んで行きますよ。
今回の練習では、この「赤ずきんちゃん」の中の“赤ずきんちゃんと子リスと子うさぎの三重唱「狼に気をつけて」”を女声だけで練習しました(どう考えても、男性がやれる役はないでしょ)。この曲はコンコーネの15番のメロディーで歌います。最初は全員で歌って、次は(仮に)役をふって、役ごとにまとまって歌ってみて、最後は一人ずつ前に出て歌ってみました。歌の後は、そのままセリフの練習も(軽く)しました。男性は三重唱には参加しませんが、セリフの部分には狼役で参加しました。
それと“山鳩のアリア「おしゃれな一日を(コンコーネの26番のメロディー)”もやりましたが、これは全員で声を合わせて、音を取ってみました、くらいの練習でした。
次回は“お母さんのアリア「朝の祈り(コンコーネの23番のメロディー)」”と“郵便配達のアリア「おはよう皆さん(コンコーネの38番のメロディー)」”をやりますので、準備しておいてください。なお“お母さんのアリア”は女性しか歌わないで、男性は譜読みの必要はありませんが、その代わりに“狼のアリア「おれは森の王者(コンコーネの39番のメロディー)」”の譜読みをよろしくお願いします。
4月は通常の練習ですが、5月の練習は発表会の度胸付けをしますので、休憩時間などで発表会で歌うアリアを歌ってもらうかもしれないですし、6月は臨時練習が入るかもしれませんので、そのおつもりでいてください。
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