私は時々、熱病のように、または禁断症状に追われたヤバい病人のように、無性に合唱がしたくなります。ああ、合唱がしてー!
合唱なら、なんでもいいかというと、色々と贅沢なことに、条件をつけてしまうから、実現が不可能で、モンモンとしているうちに、自分の中のブームが去って、落ち着いてしまうという感じなんだな。
でも、今は、なんか合唱がしたい。とってもしたい、そんな気分。
さて、そんな私の熱望の前に立ちはだかる、様々なわがままな条件とはなんでしょうか?
1)上手な合唱団で歌いたい
いやあ、自分が下手くそなのは、承知してますが、自分と同じレベルの人たちの集団では歌いたくないのです。やはり、上手な人? キレイにハモれる人。そういう人たちと一緒にやりたいです。
2)有能な指導者の元で歌いたい
あくまで“有能”であって、別に人格は壊れていてもOKです。ただし、指導者として有能な人のところで歌いたい。と言うのも、やるからには成長したいのですよ。合唱団そのものが、たとえユルイ団体であっても、指導者がしっかりしていて、そこで多くのことが学べるなら、私はそれで良いのです。『合唱団なんて指揮者にとって所詮はお客さん、適当に遊ばせておけばOK』という姿が見える指導者の所では歌いたくないです。
3)オーケストラ伴奏で歌いたい
もちろん練習はピアノで全然OKです。でも、本番はオーケストラ伴奏が良いです。いや、合唱付きのオーケストラ曲でもいいです。とにかくオーケストラと合わせたいのです。これは個人のレベルでは無理でしょ。だから、合唱団に入ったなら、オーケストラと共演する団体が良いのです。
4)歌える人たちがメンバーにいる団で歌いたい
アマチュアなんだから仕方がないのだけれど、やはり世間の合唱団って、声の小さい人(しかしキレイな声だったりしますが)で構成されている団が多いかなって、印象がありますが、私はそういう団には絶対に向かない。私はアマチュアの中では、歌声が大きくて遠くまで通る方だから、そういうこじんまりとした団だと浮いてしまうというか、音楽を壊してしまう。だから、私は、私と同じがそれ以上の声の持ち主で構成されている団で歌いたいです。やっぱり、同じようなタイプの人たちでつるんで遊びたいでしょう。
5)近所がいい
これがある意味、最大のわがまま? いやあ、私、基本、ヒッキーだし、電車も車もキライだから、近所がいいです。できれば、練習場所まで歩いて通えるとグーだっけど…って、この条件一つで、該当団体なしになっちゃいます。ま、歩いて行くのはあきらめるにしても、せめて Door to Door で1時間、できれば30分以内がいいです。もちろん、移動手段として、乗用車は無しね。一応これでも、エコをこころがけてますから(大笑)。
6)日本語はイヤ
日本語の歌をレパートリーにするところはちょっとパスです。日本の歌って大好きなんだけれど、合唱って違うでしょう…みたいな感じが(個人的)にしてます。聞くのはいいけれど、歌うのは遠慮したいのですよ、日本語って。
7)有名曲を歌いたい
基本的にミーハーなんで、有名な曲がやりたいです。それもできればクラシック。今、一番のあこがれの曲が、メサイア(爆)。あと、モツレク、フォレレクとか、ヴェルレクとかいいよね~。そんなレベルなんですよ、私。
8)日時がバッチリ合って練習に参加できる
私は、練習をさぼるとか休むとか遅れるとかが、とてもイヤな人なんです。だから、参加するとなったら、皆勤賞をめざしたいです。特に、合唱の人は皆勤賞の人が多いのでなおさらです。だから私のスケジュールとの相性がバッチリな団体がいいです。仕事に影響が出ず、声楽もフルートもきちんとレッスンに行けて、なおかつ、週末は色々なコンサートにもいけて、なおかつ合唱もできるのがサイコーです。
9)私を見て「不合格!」って言わない団体
笑い事じゃないです。オーディションなら、落ちまくりな私ですから(涙)。でも、上手なところは、たいていオーディションがあるんすよ、アマチュアでもね。ふう。
ああ、とにかく、合唱がしたい。したいしたいしたいしたいしたい…、したい。
………さあ、フルートでも吹くか。
コメント
私は今特に合唱がやりたくて仕方がないわけではないのですが、混声に誘われています。
非常に小規模ですが・・・。
地元ではまあまあのレヴェルかなあとは思いますが、レパートリーが日本語なのであまり興味が湧きません。
私もできればメサイアとかエリアとかフォーレとか・・・その辺を歌いたいのですよね。
それにしても贅沢な希望ですね~。
すとんさんがうちの近所に住んでいたら、とてもかなえられない希望です。
すとんさん、それならアメリカの教会の合唱団がぴったりです!!
オーケストラ伴奏で、あなたプロ?と思うような人たちがいる合唱団、どうですか?
ちなみに私はオーディションありませんでした。
教会なので、基本的にWelcomeです。
毎水曜日夜の練習と日曜日朝の本番、これの繰り返しです。
本当に上手な人は、オケ伴奏でステージでソロで歌えます。
ただものすごく遠いのが難点ですが・・・
>Ceciliaさん
へへへ、贅沢な希望だと自分でも自覚しています。でも、趣味だからこそ「やればいい」というわけにはいかないと思います。自分も楽しくて、周囲も楽しめる。趣味って、楽しくないとダメでしょ。仕事じゃないんだか、我慢なんてしちゃダメよ。
>すとんさんがうちの近所に住んでいたら、とてもかなえられない希望です
大丈夫です、すでに私の地元でも、かなえられない希望ですから(笑)。
>ディアさん
いいですね、いいですね。そのアメリカの教会の合唱団は、いいですね。
問題は、隣町ですら出かけるのが億劫な私なのに、隣国ですか? それも地球の裏側?? そこが最大の障壁って奴ですね(笑)。
でも、さすがはアメリカって事だろうね。音楽文化は、日本社会よりもずっと庶民レベルにまで浸透しているということなんだろうな。
>熱病のように、または禁断症状に追われたヤバい病人のように
ばよりんが弾きたくなる!!
ってなったら、どーします?(^^)
(挑発してます?…笑)
ばよりんは発音の構造上、初心者でも遥かに真っ黒い楽譜が弾けますから、目を慣らして置くとか(ぉぃ)
でも、大人のため初めてのばよりん曲集~みたいなのの最後の曲位だと、フルートで言う中級者が一生懸命さらう曲…ですよ、音符の「数」的に。^^
>めいぷるさん
うわーーっ! 誘惑だーー!
実は最近分かったこと。笛先生はヴァイオリンもお弾きになるらしい(!)。
どーしましょ。いやいや、本当にどーしましょ。
でもね、最近、お友達のアマチュア奏者さんの、ちょっとした演奏を聞いたのですが、とっても音痴だった(笑)。二十年以上やってアレなんだから、私には絶対無理! と思いました。
ちょっと、ばよりん病から回復してきたかもしれない(笑)。
>所詮はお客さん、適当に遊ばせておけばOK』という姿が見える指導者の所では歌いたくないです。
あ、これ、私の母が通っていた絵画教室でありました。お若い生徒さんには熱心にご指導され筆も入れれらるのですが、高齢の方には『あの人たちはお客さんだから・・』と口に出して言われていたそうです。生徒からするとショックですね。
私もここだけは譲れないポイントです。前に習っていた先生も成績優秀な新人さんでしたが、ご自分より技量の劣るご同僚に対する態度や、一生懸命習おうとしている生徒さんへの前向きでない態度にガッカリさせられました。
先生や音楽教室にしてみれば、大人の生徒さんに厳しくしすぎると辞めていってしまうことが多いそうで、その辺りのさじ加減が難しいと音楽教室の経営の方はお話されてました。でも真摯な態度で生徒に向き合ってくれるかどうかとはまた別問題ですよね。時間もお金も自分で工面してくる大人は先生を見る目も厳しいんですよ~って言いたいです。
>仕事に影響が出ず
あくまでもアマチュアは本業優先!ですよね。土曜日に楽典、和声のお勉強の時間をとっていたのですが、幸か不幸か景気回復で隔週に減らすことになってしまいました。平日の夜のレッスンも、必ず定時で上がれる日を作るのは1日までが限界です。でも仕事があるから趣味にも力が入りますね。
>笛先生はヴァイオリンもお弾きになるらしい
アルテス2巻になると技巧の習得の課が増えてくるのですが、弦楽器の弓運びを例にした表現での解説(スタッカートの種類など)が入ってきます。けっこうヴァイオリンの知識が役に立っています。
あ~、1日24時間、1年365日って短すぎです。歳をとる毎に時間が早く進みます。時間の有限さを感じる今日この頃です。
>ムラマツEXⅢさん
確かに先生側からすれば、大人の生徒さんは難しいでしょうね。上達の速度は遅いし、言い訳や理屈は多いし、練習してこないし、セクハラとか恋愛沙汰に発展すれば面倒くさいし…。でも、子どもと違って、うまく行けば、10年20年と師事してくれるし、先生に対する気遣いはあるし、色々なお願いや頼みごともできるし、マイナスばかりでもないんだけれどね。
ある意味、大人の生徒さんは弟子にはなりきれず、所詮は「お客さん」でしかないのかもしれないけれど、であればこそ、きちんとお客様扱いをして、顧客にニーズに応じた扱いというのをしてくれるのが、プロというものでしょうと思ったりします。
…って書くと、私が自分の先生方に不満があるように誤解される方がいらっしゃるとマズイですが、キング先生も笛先生も、きちんとした先生ですから、そういう事は全くございません。念のため>みなさん。
ま、アマチュアですから、本業優先です。ですから、時々「ああ早く隠居したい」と思うことありますよ。隠居して、趣味に生きるジジイになりたいです。そのためには、まずは健康一番ですね。ダイエットもちゃんとしないと…。
>あ~、1日24時間、1年365日って短すぎです。歳をとる毎に時間が早く進みます。時間の有限さを感じる今日この頃です。
全く、同感です。
私は、結構日本語の合唱が好きです。最近YouTubeで、NHKの合唱コンクールに取り上げられているような曲をいくつか聴いて、改めて「いいなあ」と思っています。
森山直太郎の「さくら」「虹」、アンジェラ・アキの「手紙」とか、そういう曲ですね。卒業式向けの曲、とも言えますが。「旅立ちの日に」しか「翼をください」とかもそうですね。
ただ、合唱に関しては聞くのが好きで、自分で参加するのはちょっと無理かな。
でも、自分のグループの歌は、もう少し何とかしたいと思います。
>inti-solさん
「さくら」、「虹」、「手紙」、「旅立ちの日に」、「翼をください」。いづれもいい歌ですね。でもね、私の記憶が確かなら(古いなあ…)、この中で合唱曲として作られたのは「旅立ちの日に」だけじゃなかったかな? あとは全部、単旋律の独唱用の曲を合唱にアレンジしたものです。それに「旅立ちの日に」だって、メロディーは単旋律で、一応、合唱として作られた曲けれど、別に合唱で歌う必然性なんて、何一つない曲です。
何が言いたいかと言うと、これはおそらく日本人の感性の問題だと思うのですが、ポリフォニー音楽と言うのかな? とにかく、複数のメロディが複数の歌詞によって、同時に歌われるのを好まないというのがあるように思われます。そういうポリフォニックな音楽に対して、美と感じる西欧人と、混乱と感じる日本人の違いがありそうに思えます。
で、私は生粋の日本人だけど、そういうものに美を感じる人間なので、日本の合唱曲の(メロディー自体は美しいのだけれど)単調さに辟易しているのです。「もっと、入り組んだ音楽を歌いたい。4パート全部が違うメロディーを同時に歌いたい」と、思っているんですよ。
ま、好みの問題なんですね。
日本の合唱曲って、ソプラノさえいればいい。みたいな曲が多すぎるような気がします。「
私の条件は、この中だったら、2番と4番と5番と8番が絶対だな(笑)
あとはオプションでいいです。
条件をもう1つつけるなら、混声合唱であるということ。というのは、女声合唱のサークルは、近所にあるらしいんですが、やはり「メサイア」などを歌いたいし、中学時代は混声をやってたので…。
名古屋まで出れば、あるんですけどね。そもそも仕事の時間帯とかちあってしまうので、コンサートにもなかなかいけないというのに、合唱までは…ということなんです。第九の募集は別の市だったし…。
>ことなりままっちさん
ああ、そうか。混声か同声かという事がありましたね。私も基本は混声かな?
私は男性なので、同声となると男声合唱ということになります。まあ、男声合唱が悪いとかつまらないとか言うつもりは全くありませんが、混声と比べると、やはり色々な意味でバリエーションが狭まるというのが残念ですね。あと、男臭い。私は男だけれど、男臭いのが苦手なので、ちょっと…ね。それに、混声合唱の中でも、男声だけで歌うという、疑似男声合唱的な時もあるので、まあ、混声でいいかと言うか、混声がいいかと言うか、そんな感じです。
それに私が好きな、オペラとか宗教曲(方向性が間逆だね)は混声合唱が前提だしね。
女性は、女声コーラスというか、ママさんコーラス(最近は、お母さんコーラス、と言うそうですが…)が盛んだから、合唱って言うと、混声よりも女声の方がポピュラーかもしれませんね。
>「メサイア」などを歌いたいし、
メサイア全曲はありませんが、「ハレルヤ」は女声三部合唱版が出版されていますね。女声三部とピアノで演奏です。混声四部と弦楽合奏+トランペット&ティンパニィというオリジナル編成(かな?)と比べると、迫力不足は否めません。迫力のない「ハレルヤ」というのも、ある意味、オツですよ。
はじめまして。すとん様♪いつも楽しく拝見させていただいています。
すとんさんが、捜されている条件は、理解できます。
http://www.geocities.jp/joc255/
池袋の芸術劇場で練習している団体です。5と、8以外は満たしていると思います^^;
池袋なら、湘南新宿ラインで1時間くらいでいけますか?♪
よかったらHP覗いてみてくださいね!
>CATさん、よろしく。
さっそくHPをのぞいてみました。確かにとてもおもしろそうな合唱団ですね。でも、残念なことに、練習日程が全く合いません。将来、転職して練習日程と私のスケジュールが合うようになるか、または現役を引退した時に、私が元気で(経済的負担に耐えられるほどの収入があって)、まだそちらの団体が盛んに活動していたら、その時はお世話になるかもしれません。
将来のために、HPのアドレスは別途保存しました(はぁと)。