魚類は基本的に人間に興味がありません。強いて言えば、給餌マシーンとしての人には興味があります。ですから、池の鯉が人影を見ると集まってくるのは、人が来たから餌がもらえると思って集まるだけで、人が来たから集まると言うよりも、エサが来たから集まる…というのが真相に近いでしょう。
金魚も似たようなもので、エサの時間になると、エサ投入口に集まったり、人影を追いかけたりするのも、人を追いかけているというよりも、エサを追いかけているに過ぎません。
金魚にとって、人はエサなのです。ですから、エサとしての興味しか無いのが普通です。
しかし、どうやらシズカだけは、エサとしての人ではなく、コミュニケーションができる相手としての人が好きみたいです。
シズカにとって、人はエサだけれど、エサだけでなく、自分のそばにいつもいる他の生き物…という認識はあるみたいです。なので、エサ以外の時でも人には興味津々です。
シズカはよく人間を観察しています。人間の食事風景もよく見ていますし(水槽は食卓の上にあるんです)、テレビも見ています。人間同士の会話にも聞き耳をたてているようだし、水槽のガラス越しにかまってやると、きちんと反応します。
他の子じゃあ、こうはいかないのだよねえ…。
シズカは、他の子たちよりも、ちょっぴり賢いのかもしれません。
それと、シズカって、いつもいじめられている事もあり、他の金魚があまり好きじゃないんだよ。それで人間と関わりを持とうとしているのかもしれません。
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