大雨の中、本当に大雨の中、レッスンに行ってきました。この日の当地は、80mm/h以上の雨が降り、スマホに豪雨予想が届いていました。レッスンに行こうと思って、玄関のドアを開けたら、目の前に水のカーテンがありました。
一応、長靴履いて、大きな傘を持っていた私ですが、この大雨にはビビりました。正直、大雨を理由にレッスン休んじゃおうかな…と一瞬、心によぎりました。ここで、妻が心配する言葉の一つでもかけてくれたら、これ幸いとレッスンを休んでしまったと思いますが、妻は「行くの?」と、いつものように言っただけ…別に私には興味も関心もないようでしたので、雨の中、レッスンに出かける事にしました。
お教室までは、徒歩で約10分でしたが、傘はあまり役にたちませんでした。と言うのも、傘の布を雨が突き抜けて、私の頭に注いでくるんですもの(涙)。おまけに、ズボンが濡れてしまい、濡れズボンを経由して長靴の中まで雨が入り込んで(涙)。楽譜はカバンの中に入れていたのですが、カバンは雨には全く無力で、楽譜はびしょびしょに。フルートだけは、フルートカバーはぐしょぐしょになりましたが、ケースの中までは雨は入り込みませんでした。
当然、私は濡れ鼠となりました(涙)。濡れたまま、冷房のよく効いた部屋に入ると…めっちゃ冷えます(涙)。
ちなみに、楽譜は濡れると、裏写りするんですよね…。ただでさえ老眼で楽譜が読みづらいのに、裏写りした楽譜なんて、ほとんど読めません。ああ…。
とにかく、そんな最悪のコンディションの中(でも、心は決して折れなかったよ)、3週連続のレッスンに臨みました。いやあ、最近は3週連続で休む事はあっても、3週連続でレッスンに行く事なんてなかったから、すごいねえ…。
ロングトーンは…最初はあまりバッチリではありませんでしたので、途中で頭部管を少し入れて音程を調整し、それでもまだうまくいかない感じがしたので、さらに途中でまた頭部管を入れ直すという荒業をやったら、やっとバッチリになりました。やっぱり、雨でずぶ濡れだと平常心を保っているようで、どこかおかしくなっているのかもしれません。
エルステユーブンゲンは、いつもの23番と24番。暗譜どころか、あっちこっちミスブローを致しました。全然ダメです。
プチエチュードは19番。途中で何度も、フルートの運指を忘れて、頭真っ白になるという事を経験。ああ、かなり末期的な状況になっているのかもしれない。吹けるところは吹けるのだけれど、吹けないところはどうにもならないのです。ずっとずっとこの曲を吹き、全然上達しません(練習していないのだから当然です)。すでに閉塞感すら漂っております。やっぱり練習しないとダメだよね。
40リトルピーセズは14番なんだけれど…全くお話になりません。全然、吹けません。もう、嫌になってしまうよ。
で、ヴォカリーズは…これはまあまあ吹ける。もちろん、全然吹き込みが足りないので、安定感はないけれど、まあ、いける。自分一人で吹くと、リズムを数えるので一生懸命になってしまうけれど(今回は先生がピアノを弾いてくれたので)ピアノを聞いていれば、和音の変わり目とかがヒントになるので、数えなくてもきちんと吹けるのかいいです。ああ、ピアノと合わせる方が、一人で練習するよりも楽でいいや。
で、今回は新曲をもらいました。合宿で吹く、アンサンブルの曲です。今年は、ジョップリンの「エンターティナー」のサードフルートを担当する事になりました。ちなみに、フルートトリオでの編曲なので、一番下を吹くわけです。自分のパート譜だけしかいただいていませんし、サードにはメロディーのかけらもありませんので、自分が何をやっているのかは、合宿当日に行くまで分からないという、なんともワクワクな状況となっています。
次回のレッスンからはエンターティナーも入ってくるので、今週中に譜読みをしておかないといけません。練習している暇なんてないのに(笑)、ああ、忙しい。
で、今回の雑談は…無し。ちょうどレッスンが終わった頃、雨が奇跡的に小降りの状態になったので、先生、急いで帰ることしたのです。なので、雑談はありません。小降りだし、私もちょうどいいやと思って帰りましたが、当然、途中でまたまた大降りになり、すっかりカエルのようになりました。で、家に着く直前にまた、雨が止む…という、雨の神様にいじわるされているような感じを受けました。
神様、私は何か悪い事をしましたか? 悪いことは…毎日心の奥底で考えていますが、それをクチに出した事はありませんし、行動にも移した事はありませんが、それでも神様は私にバツをお与えになろうとおっしゃるのでしょうか?(涙)
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