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冷やし中華は、お好きですか?

 私は麺好きです。特にラーメンが好きです。でも、ラーメンは基本的に熱い料理なので、夏場に食するのは、ちょっと勇気がいります。

 そこへ行くと(日本)そばは良いですね。基本の食べ方が、ざるそばとか、盛りそばなどの“つけ麺”ですからね。暑い夏でも美味しくいただけます。また、最近は汁を冷やした“冷やしそば”というメニューもあります。最初は「どうかな?」と思ったのの、そば汁は冷やしてもイケますね。

 うどんもそば同様の夏のラインナップがあって、うどんはうどんで、夏でも美味しくいただけます。

 で、私の好きなラーメンですも“冷やしラーメン”という料理がありそうで…無いですね。一部の地域では、冷やし中華の事を“冷やしラーメン”と呼んでいたり、また別の地域では、ローカル料理としての“冷やしラーメン”があるそうですが、全国的な普及には至っていないし、私も食べたことはありません。

 ちょっと考えてみると、冷やしラーメンって、難しい料理だと思います。と言うのも、ラーメンのスープって、動物性の油が大量に入っているじゃないですか? だからスープを単純に冷やしてしまうと…油が固まってしまって、とても食べられる状態にはならないわけです。だからと言って、油を取り除いてしまうと…スープの旨味が消えて、ラーメンとは別の料理になってしまうわけです。

 だからラーメンの場合は、単純に冷やせばいい…とはならなかったのだと思います。そこで色々と工夫を重ねて出てきたのが、冷やし中華なんだと思います。

 冷やし中華…日本の夏の代名詞みたいな料理ですね。私も子どもの頃は、結構食べました。店でも食べたし、母の手作りでも食べました。正直、料理として美味しいのかと言われると「人、好き好きだね」としか言えないかな? と言うのも、冷やし中華のタレって、あくまでもタレであって、酸っぱいばかりで旨味が無いんですよね。そこが好き嫌いが分かれるポイントかなって思います。食事にアクセントを加える副食だったら問題ないのだけれど、主食で一品料理で…となると、結構厳しいものがあります。

 それでも子どもの頃は選択肢が無かったので、喜んで食べましたが、オトナになった今は、積極的に食べたいとは思いません。

 代わりに、夏のラーメンとして食べるのが、最近よく見かけるようになった“つけ麺”と“まぜそば”です。

 つけ麺は、かけそばや盛りそばのように、そばと汁が分かれていて、そばを汁につけながら食べる料理です。ただ、そばと違うのは、つけ麺の汁は基本的に温かいって事です。あと、通常のラーメンスープよりも、つけ汁の旨味が濃いって事も特徴でしょうね。正直、かなり美味しい料理です。

 一方、まぜそばと言うのも、よく見かけるようになりました。別名を“油そば”とも言うように、麺に油を主体としたタレをかけた料理です。このタレが、冷やし中華とは違って、旨味たっぷりなんです。イメージとしては、カップ焼きそばのソースの代わりに、味付けされた油を垂らして食べる…って感じでしょうか? 食べる時に、丼の中で麺と具材を混ぜ合わせるという作業が汚ならしくて、個人的には、ちょっと引いてしまうのですが、そこを除けば、なかなかに美味しい料理です。

 ちなみに、丼に食材を入れて、かき混ぜて食べるというのは、大陸系の食べ方なんだそうです。そう言われてみると、カツ丼も親子丼も牛丼も、ご飯に具材を載せて食べるけれど、それをかき混ぜてから食べたら…ちょっと周りから引かれますよね。たぶん、そういう事なんだと思います。

 ちなみに、私の場合、納豆を食する時は、たまにご飯と混ぜます…ってか、ご飯茶碗で納豆をこねた時は、後からご飯を入れるので、混ぜるしかなくて、やむなく混ぜて食べるのですが、たかが納豆でも、混ぜて食べるよりも、ご飯の上に載せて食べた方が美味しく感じるんだから、よっぽと混ぜて食べるのが苦手みたいです、私。

 さて、結論。夏にもラーメンを食べたい私ですが、やっぱり汗をかきながら食べるのは、ちょっと遠慮したいので、そんな時に食べるのは…最近では、圧倒的につけ麺ですね。つけ麺、美味しいです。まぜそばも決して嫌いじゃありませんが、麺と具材をまぜるのが苦手です。でも、冷やし中華は…だったら熱いラーメンを食べちゃうかもしれない私でした。

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